- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 頭皮ケア(スカルプケア)の講座
- >
- 頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策
- >
- 皮脂が多い?少ない?頭皮タイプの見極め方と“ちょうど良い”整え方をやさしく解説
本ページはプロモーションが含まれています
頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策
皮脂が多い?少ない?頭皮タイプの見極め方と“ちょうど良い”整え方をやさしく解説
People who have a lot of sebum ,few people
皮脂は多いほど良い?少ないほど良い?まずは役割を理解
皮脂は頭皮表面で汗と混ざり、皮脂膜としてバリアやうるおい保持に役立つ大切な存在です。
一方で、多すぎたり変質した皮脂は常在菌に分解されて刺激物質となり、かゆみやにおい、赤みの原因になることがあります。
つまり「多い=悪」「少ない=善」ではなく、量と質のバランスが快適さを左右します。
皮脂膜と常在菌:守ってくれるけど、過剰や変質は刺激になる
常在菌は皮脂を分解して弱酸性環境を保つなど良い働きもします。
しかし皮脂が溜まり酸化・分解が進むと、遊離脂肪酸などが刺激となり不調を感じやすくなります。
清潔を保ちながら、取りすぎない洗い方がポイントです。
自分はどっち?“多い/少ない”のセルフチェック
鏡での見た目、指先で触れた感触、翌日の根元の状態の三点でチェックしましょう。
見た目では、根元がすぐにテカって束になりやすいなら「多め」、ツヤが乏しくフケっぽく舞いやすいなら「少なめ」の可能性があります。
指先で軽くこすって光る皮脂が指に移るなら「多め寄り」、全く油感がないなら「少なめ寄り」と判断材料になります。
翌日の朝に根元がすぐぺたんとするなら「多め」、逆にパサつきと地肌のつっぱりを感じるなら「少なめ」を疑いましょう。
判断に迷う場合は「標準〜混合」と考え、季節や体調で揺れる前提でケアを組み立てると失敗が少ないですよ。
タイプ別ケア戦略
タイプに合わせて「洗浄力・頻度・すすぎ・乾かし方・整髪料の量」を微調整するだけで、ストレスは大きく減らせます。
皮脂が“多い”タイプの整え方
洗浄は毎日、洗浄力は高すぎない処方を選び、予洗いを長めにして皮脂汚れを浮かせてから洗いましょう。
シャンプーは手で十分に泡立て、指の腹で地肌を小刻みに洗います。
すすぎは耳裏や生え際を意識して丁寧に行い、仕上げは根元からしっかり乾かして最後に冷風で落ち着かせます。
コンディショナーは耳から下の髪だけに薄く、スタイリングオイルは必要最小限を毛先中心に。
外出先では、あぶらとり紙で生え際を軽く押さえ、必要に応じて無香のドライシャンプーを少量だけ使うと清潔感が戻ります。
赤み・かゆみ・黄色っぽい脂性フケが続くなら、脂漏性皮膚炎の可能性もあるため早めに皮膚科へ相談しましょう。
皮脂が“少ない”タイプの整え方
洗浄は毎日でもOKですが、マイルドな処方を選び、予洗いは短めにして乾燥を進めないようにします。
泡で地肌をこすりすぎず、すすぎはぬるま湯で優しく行いましょう。
ドライヤーは距離をとり、過乾燥を避けて“地肌は完全、毛先はややしっとり”を目安に。
コンディショナーや軽いミルクで毛先を保護し、乾燥感がつよい日は微量のヘアオイルを毛先だけに。
外出先での乾燥パサつきには、水ミスト→冷風→少量のミルクで整えると、べたつかずに落ち着きます。
フケっぽさやつっぱりが強い場合は、洗浄力が合っていない可能性があるので処方を見直しましょう。
標準〜混合タイプの整え方
Tゾーン的に前髪や分け目だけがベタつきやすい人は、部分的に皮脂コントロールを。
洗い方は“全体やさしく、気になる所は丁寧に”が基本です。
朝は前髪の内側だけ微量のスプレーで土台をつくると、日中の崩れを防げます。
整髪料は「根元は避けて毛先へ」を徹底しましょう。
季節・年齢・生活習慣で変わる皮脂バランス
夏や梅雨は分泌と湿度が上がり“多め方向”に揺れ、冬は乾燥で“少なめ方向”に揺れやすいです。
年齢とともに皮脂は減少しやすく、乾燥体質の人はより顕著に影響が出ます。
睡眠・食事・ストレス管理も皮脂の質に関わるため、無理のない範囲で整えましょう。
やってはいけないNGケア
一度の洗髪で地肌を強くこする、熱すぎるお湯で洗う、強い洗浄力で“きゅっきゅ”に落とすのはバリア低下につながります。
スタイリングオイルの重ね塗りでごまかす、コンディショナーを地肌につけるのもNGです。
ドライヤーの当てすぎや近づけすぎは乾燥・においの原因になるため、距離と風量を調整しましょう。
受診の目安:炎症やフケが続くとき
赤み・かゆみ・しみる感じ、黄色味のある脂っぽいフケやかさぶた、においの悪化が続く場合は自己流をやめて受診を。
抗真菌や抗炎症の処方など、医師の判断で適切に整える方が早道です。
FAQ
Q: 洗い過ぎると皮脂は増える?
洗いすぎ自体が皮脂“生産量”を直接増やすとは限りませんが、バリアが乱れて不快症状が出やすくなります。
取りすぎない処方と丁寧なすすぎで、清潔と快適のバランスをとりましょう。
Q: 皮脂が少ないとき、オイルは必要?
毛先の保護には役立ちますが、地肌には基本不要です。
乾燥が強い日は毛先だけ微量から試し、ベタつきを感じたら量を見直しましょう。
Q: 洗髪頻度の目安は?
基本は毎日でOKです。
低刺激処方+十分な泡立て+丁寧なすすぎ+根元からのドライを徹底しましょう。
Q: フケやかゆみが長引くときの対処は?
数週間続く、赤みや痛みを伴う、黄色っぽいフケが出るなどは受診のサインです。
市販品を次々試すより、早めの医師相談が近道です。
まとめ
皮脂は敵でも味方でもなく、量と質の“ちょうど良さ”がカギです。
自分のタイプを見極め、取りすぎない洗い方と乾かし方、適量の整髪料で日常を整えましょう。
不調が続くときは躊躇せず専門家へ。
今日から無理なく続けられる一手で、地肌も髪も軽やかに過ごせます。
おすすめのシャンプー ニューモ シャンプー Vactory

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!

頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策の関連記事
頭皮が脂っぽく、べたつく原因と対策の関連記事
頭皮ケア(スカルプケア)の講座
頭皮ケア(スカルプケア)の講座