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頭皮のかゆみの原因と対策
頭皮のかゆみとプールは両立できる?入る・休むの判断と前後ケア完全ガイド
Should it be better not go to the pool when there is itchy scalp?
頭皮のかゆみとプールの関係をまず整理
プールの水は消毒のために塩素が含まれており、皮膚のバリア機能に刺激となることがあります。
頭皮にかゆみや赤みがある時ほど、塩素や摩擦などの小さな刺激でも不快感が強く出やすいのです。
とはいえ、すべての人が必ず悪化するわけではありません。
避けるべき状態を見極め、入るなら前後のケアを整えることで、負担を減らすことはできますよ。
入らない方がいいケース/入ってもよいケース
プールを「休むべき時」と「条件付きで入れる時」をはっきり分けて考えましょう。
迷ったら休むのが基本ですが、状態が落ち着いていれば無理なく楽しむ工夫もあります。
避けるべきサイン
ジュクジュクする湿疹や滲出液がある時。
掻き壊して血がにじむ、かさぶたが多い時。
とびひなどの感染症が疑われる時。
アタマジラミがいる時(周囲への伝播予防の観点からもお休みが無難です)。
強い痛みや発熱を伴う時。
広範囲に炎症が広がっている時。
入るなら守るルール
皮膚の状態が落ち着いていて、強い赤みや滲出がないこと。
爪は短く整え、掻き壊しを防ぐこと。
終わったらすぐに洗い流して保湿まで行うこと。
違和感が出たら無理をやめて早めに切り上げること。
前・中・後の3ステップケア
「前に守る」「中で無理をしない」「後ですぐ戻す」の順番で、刺激を最小化します。
小さな積み重ねが、かゆみの出方を大きく変えてくれますよ。
前:保護と準備(ワセリンや保湿)
入る30分ほど前を目安に、頭皮の生え際や耳まわりなど刺激を感じやすい部分に、白色ワセリンなどの油性保護剤を薄くのばします。
髪は軽く濡らしてから入ると、塩素を含む水の浸透を相対的に抑えられます。
スイミングキャップは擦れを減らし、髪のからまりや乾燥も予防してくれます。
体や顔に炎症がある場合も、医師の指示があればエモリエントを事前に塗布してバリアを補いましょう。
中:無理をしない泳ぎ方
長時間連続で入らず、休憩をはさみましょう。
かゆみが出たら我慢せずに一旦上がり、清潔な水で軽く流して様子を見ます。
擦れやすいゴーグルやキャップの縁は、ときどき位置をずらして圧迫を分散させましょう。
後:すぐに洗い流す・乾かす・保湿する
上がったらできるだけ早くシャワーでしっかり洗い流します。
頭皮はぬるま湯で予洗いした後、手のひらで泡立てたシャンプーを指の腹でやさしくなじませます。
爪は立てず、えり足や耳うしろは念入りにすすぎます。
タオルで押さえるように水気を取り、ドライヤーで根元から素早く乾かしましょう。
乾いたらエモリエント(保湿剤)を首すじや生え際に薄くなじませ、刺激を受けやすい部分のうるおいを戻します。
塩素と頭皮バリアの基礎知識
塩素は水を清潔に保つために必要な消毒剤で、プールでは管理された濃度で使われています。
一方で、乾燥や擦れが重なると、バリア機能が弱い部分ほどピリつきやかゆみを感じやすくなります。
とくに季節の変わり目や、カラー・ブリーチ直後などのコンディション低下時は、いつもより慎重に様子を見てください。
同じプールでも体調や睡眠不足、日焼けの有無で感じ方は変わります。
「今日は無理しない」の判断も立派なケアですよ。
頭皮の正しい洗い方(プール後のリセット)
ぬるま湯で1分以上の予洗いで、塩素水をしっかり流します。
シャンプーは適量を手に取り、手のひらで泡立ててから頭皮へ。
指の腹で小刻みに動かし、こすり過ぎないようにします。
すすぎはいつもより長めに、ぬめりが消えるまで丁寧に。
トリートメントは毛先中心に塗布し、頭皮にはつけません。
乾かすときは根元から風を入れ、熱を近づけすぎないように注意しましょう。
子どもと敏感肌のためのポイント
子どもは皮膚が薄く、汗や擦れの影響を受けやすいです。
プールの前は保護、後は洗い流しと保湿という流れを簡潔にして、習慣化しましょう。
学校やスクールで保湿が難しい場合は、家庭でのケアをいつもより丁寧にして帳尻を合わせます。
強いかゆみや引っかき傷が増える時は、無理に出席せず治療を優先してください。
アタマジラミなど公衆衛生の注意
アタマジラミは水そのものより、タオルや浮き具などの共用で広がりやすいとされています。
頭皮にかゆみが強いだけでなく、家族内で同時にかゆみが出る時は、共有物の扱いにも注意しましょう。
疑わしい時はプール利用を一時中止して、保健機関や医療機関の指示に従って駆除を行います。
受診の目安
赤みや湿疹が広がる、滲出液や強い痛みがある、数日で引かない、毎回プール後に悪化する。
こうした場合は自己判断をやめ、皮膚科で評価を受けましょう。
外用薬やシャンプーの使い分け、保湿剤の剤型選択など、あなたに合ったプランを一緒に立ててもらえます。
FAQ
Q: 入水前は何分前に保護すればいい?
目安として30分前に薄くのばすと、なじみやすく衣類にもつきにくいです。
直前でも構いませんが、塗り広げすぎて滑らないように注意しましょう。
Q: 子どもでも同じ手順でいい?
基本は同じです。
少量で広く薄く塗り、上がったら素早く洗い流して保湿します。
かゆみが強い日は無理をしないで休みましょう。
Q: シャンプーは何を選べばいい?
刺激感が出やすい時は、洗浄力が穏やかなタイプを検討し、こすらず泡で包むように洗います。
合う合わないは個人差があるため、違和感があれば中止して医師に相談してください。
Q: 市民プールと温水プールで刺激は違う?
管理基準はどちらも安全性を担保していますが、温度や滞在時間で体感が変わります。
乾燥しやすい日は短時間で切り上げ、後ケアを徹底しましょう。
Q: 海とプールではどちらが楽?
どちらも条件次第です。
海は塩分で乾燥しやすく、プールは塩素で刺激を感じやすい人がいます。
いずれも上がったら早めに洗い流し、保湿する流れを守りましょう。
まとめ
頭皮のかゆみがある日は、入るか休むかをまず見極めましょう。
入るなら「前の保護」と「後のリセット」をワンセットにして、刺激を最小限に抑えるのがコツです。
違和感が続く、悪化を繰り返すときは皮膚科で相談し、あなたの肌に合うケア計画を一緒に作っていきましょう。
無理なく続けられる準備と後ケアで、プールをもっと気持ちよく楽しんでくださいね。
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