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育毛/発毛
【博士監修の育毛講座】ミトコンドリアが弱ると髪もヘタる!育毛の新常識
When the mitochondria weakens, my hair weakens! New common sense of hair growth
薄毛に悩む女性の割合が年々増加している昨今、ヘッドスパや頭皮エステ、シャンプーや育毛剤等で「髪のアンチエイジング」を楽しむ女性も増えています。
しかし「なぜ髪のハリやコシが無くなるのか?」、頭皮の中で起こるそもそもを正しく理解していないと、間違ったヘアケアになりかねません。
このページでは、あなたのヘアケアにお役立ていただきたい正しい情報を、最新の育毛研究をもとにお伝えしていきます。
ミトコンドリアが弱ると髪のハリも失われる
「ミトコンドリア」とはズバリ、細胞分裂等の細胞の活動に必要なエネルギーを作る工場です。
育毛や発毛に直接関わる細胞のエネルギー工場が弱ると、当然髪のハリやコシも弱まり、髪が細くなったり、根元の立ち上がり不足を感じたりします。
「ミトコンドリア」という名前は、理科の授業で聞いた覚えがある方も多いのではないでしょうか。
生命活動を維持するには食事から得る「栄養」が必要ですが、実はもう1つ重要なエネルギーがあります。
それを作っているのが「ミトコンドリア」です。
細胞の中では食べ物の栄養を直接利用することができないので、栄養素から「ミトコンドリア」がエネルギーを作ります。
1つの細胞に数百~千個ものミトコンドリアが存在し、細胞はミトコンドリアが作るエネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)を使い、分裂を繰り返しています。
ところがこの「ミトコンドリア」、年齢を重ねると機能が弱まってきます。
また、炎症や糖化、酸化といったダメージや、寝不足やストレスといったリスクでも機能が弱まります。
よく言われる「加齢による髪のハリ・コシ不足」。この科学的根拠の1つは、ミトコンドリアの機能が関わっていることが最新の研究でわかりました。
この問題を解決するには?
ミトコンドリアの機能を高め、発毛エネルギーの量を増やせば、髪のハリやコシの維持に繋がります。
ミトコンドリアには2つのタイプがあります。
1、だんご状態になっていてエネルギーの生産性が低いミトコンドリア(凝集型)
2、線状になっていてエネルギーの生産性が高いミトコンドリア(繊維型)
加齢や炎症といったリスクが多いと、1の生産性の低いミトコンドリアが多い状態にあり、髪のハリを維持するエネルギーも少ない状態です。
この状態でヘアケアを重ねても効率が良くありませんので、まずはエネルギーを増やす(生産性の高いミトコンドリアを増やす)ことが、最新の、そして最優先の育毛ケアと考えられます。
私たちの研究では、1の生産性の低いミトコンドリアを2の生産性の高いミトコンドリアに変え、結果的に、育毛に必要なエネルギーを40%増加できることがわかっています。
※臨床医学 メディカル・サイエンス・ダイジェスト(Medical Science Digest)掲載。論文「温泉善玉菌とおんぶ法(OMB)法」にて提唱。
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