トリートメントのしばらく置くってどのくらい？ | 【頭美人】

髪の艶を出すなら、やはりトリートメントが効果的です。

パーマやヘアカラーで傷んだ髪は水分も油分も抜けやすくなっています。

傷みが進むと一番外側の毛を保護しているキューティクル（毛表皮）だけでなく、内側の水分を含むコルテックス（毛皮質）、髪の中心部の空気を含むメデュラ（毛髄質）までダメージを受け、髪の構造が壊れてしまうからです。

今回は美髪には欠かせないトリートメントの効果や放置時間についてご紹介します。

トリートメントが髪に与える効果

トリートメントは、髪に油分や水分を与えますので、髪に艶やハリを与え、保護する効果があります。その理由はトリートメントに含まれる成分にあります。

トリートメントの成分と髪に与える効果

・カチオン界面活性剤→髪の静電気を抑制して、髪をしっとりとまとめ、柔らかくする効果があります。

・コンディショニング剤→髪に油分を供給したり、脂質成分を補ったりして、しっとりなめらかに仕上げ、艶を出す効果があります。

・シリコン剤→髪の滑りを良くし、保護する効果があります。

トリートメントを塗布するときは、頭皮に直接塗り込むのはNGです。髪の長さの中間から毛先に向けて塗布しましょう。

トリートメントはどのくらい置くのがベスト？

トリートメントは、商品によっては「すぐに洗い流しても効果があります」と記されたものがありますが、表記がない場合は、しばらく置くと良いです。

どのくらい置くかと言いますと、通常は5～10分程度置くのがベストです。

また、商品に何分置く、と記されていれば、その時間を守るのが基本です。トリートメントは置き過ぎても、特に髪への効果がアップすることはありません。

トリートメントをより効果的に髪に浸透させるためには、お風呂場で湯船に浸かり、温かい状態でするのが理想です。

トリートメント塗布後に、ホットタオルと巻きキャップをかぶると、さらに効果的に髪にトリートメント成分が入ります。

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髪の傷みが少ない場合は、2週間に1度程度、傷みが既に始まっている場合は、3日に1回程度、髪が切れたり枝毛がある場合は、毎日トリートメントをしてそれ以上傷みが広がらないようにしましょう。

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