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ヘアブラシについて
ドライヤー前のブラッシングはNG?賛否の真相と正しい方法を徹底解説
Brushing is not good before dryer?
ドライヤー前のブラッシング、あなたは賛成派?反対派?
「濡れた髪にブラシを使うのは絶対ダメ」という意見と、「ドライヤー前にこそブラッシングすべき」という正反対の意見、あなたも聞いたことがありませんか。
美容に関する情報がたくさん溢れる中で、どちらが正しいのか迷ってしまいますよね。
実は、この問題には「どちらの意見にも一理ある」というのが答えなんです。
ただし、正しい方法さえ知っていれば、ドライヤー前のブラッシングは美髪への近道になってくれますよ。
この記事では、ドライヤー前のブラッシングについて、賛否両論の真相から正しい方法まで、詳しく解説していきます。
濡れた髪がデリケートな理由を知っていますか
キューティクルが開いている状態とは
まず理解しておきたいのが、濡れた髪は非常にデリケートな状態だということです。
髪を保護しているキューティクルは、髪が濡れると開いた状態になります。
キューティクルとは、髪の表面を覆ううろこ状の組織のことで、普段は閉じて髪の内部を守っています。
ところが水分を含むとキューティクルが開いてしまい、髪の内部構造がむき出しになるんです。
水素結合が切れて髪が弱くなる
さらに、濡れた髪の内部では「水素結合」という結合が切れた状態になっています。
この水素結合は髪の形を保つ大切な結合で、これが切れることで髪は引っ張られやすく、伸びやすい状態になってしまうんですよ。
つまり、濡れた髪は乾いているときと比べて、摩擦や引っ張る力に対して非常に弱い状態なのです。
だから「濡れた髪にブラシはNG」と言われる
このような理由から、「濡れた髪にブラッシングするのはダメージになるからNG」という意見が生まれました。
確かに、開いたキューティクルに強い摩擦を与えれば、キューティクルが簡単にはがれてしまいます。
その結果、髪の水分が失われ、パサつきや切れ毛の原因になってしまうんです。
でも待って!ブラッシングしないことのデメリットも大きいんです
絡まったまま乾かすと髪がバサバサに
では、濡れた髪をブラッシングせずにそのまま乾かすとどうなるでしょうか。
実は、ブラッシングしないことにも大きなデメリットがあるんですよ。
髪が絡まったまま乾かしてしまうと、その絡まった状態で髪が乾いてしまい、変なクセがついたりバサバサな仕上がりになってしまいます。
こんなにある!ブラッシングしないデメリット
髪の絡まりが悪化する
タオルドライ後の髪は絡まりやすい状態です。
そのまま放置すると絡まりがどんどん悪化し、乾いた後にほぐすのが大変になってしまいます。
ドライヤー時間が長くなる
絡まった髪は乾きにくいため、ドライヤーを当てる時間が増えてしまいます。
ドライヤーの時間が長くなるということは、それだけ熱ダメージも増えるということなんですよ。
頭皮の雑菌が繁殖しやすくなる
乾くのが遅くなると、湿った状態が長く続きます。
湿気のある環境では雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮の臭いやかゆみの原因になってしまうんです。
まとまりが悪くなる
絡まりをほぐさずに乾かすと、髪の毛流れがバラバラになり、まとまりの悪い仕上がりになってしまいます。
絡まった毛が健康な髪も傷つける
絡まった毛同士が引っ張り合うことで、健康な髪にまでダメージが広がってしまうこともあるんですよ。
このように、ブラッシングしないことのデメリットは圧倒的に多いんです。
ドライヤー前にブラッシングすべき理由と嬉しい効果
美髪に見せる効果が抜群
ここまでの話をまとめると、こういうことです。
濡れた髪へのブラッシングは確かに少なからずダメージにはなりますが、それ以上に美しい仕上がりを実現してくれる効果があるんです。
ダメージしていない髪よりも、「美髪に見える髪」の方が大切ですよね。
タオルドライ後の絡まりをブラッシングでほぐしてあげることで、髪の毛がきれいにストレートに乾いてくれますよ。
ドライヤー時間を大幅に短縮できる
ドライヤー前にブラッシングすることで、余分な水分が絞り出されます。
さらに毛流れが整うことで風の通りが良くなり、乾くスピードが格段に上がるんです。
ドライヤー時間が短縮できれば、熱ダメージも最小限に抑えられますよね。
頭皮マッサージ効果も期待できる
優しくブラッシングすることで、頭皮にほど良い刺激が伝わります。
この刺激が頭皮の血行を促進し、健康な髪を育てる土台作りにもつながるんですよ。
汚れやホコリを落とす効果
ブラッシングには、髪についたホコリや汚れを落とす効果もあります。
清潔な状態で髪を乾かすことができるので、髪も頭皮も健やかに保てますよ。
正しいドライヤー前ブラッシングの方法
タオルドライをしっかり行う
ブラッシングの前に、まずはタオルドライをしっかり行いましょう。
ここで大切なのは、ゴシゴシこすらないということです。
タオルで髪を挟むようにして、優しく押さえながら水分を吸い取ってください。
髪がポタポタと水滴を垂らすような状態ではなく、しっとりと湿っている程度まで水分を取りましょう。
洗い流さないトリートメントをつける
タオルドライの後は、洗い流さないトリートメントをつけることをおすすめします。
アウトバストリートメントとも呼ばれるこの製品には、オイルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプなどがあります。
トリートメントをつけることで、ブラシの滑りが良くなり、摩擦によるダメージを大幅に減らすことができますよ。
特に髪が絡まりやすい方、髪が長い方は必ず使うようにしてください。
毛先から少しずつほぐしていく
さあ、ブラッシングを始めましょう。
ここで絶対にやってはいけないのが、いきなり根元から毛先まで一気にブラシを通すことです。
これをやってしまうと、途中で引っかかった髪が引っ張られて、抜け毛や切れ毛の原因になってしまいます。
まずは絡まりやすい毛先を先に、部分的にブラッシングしてください。
毛先の絡まりをほぐしてから、徐々に中間部分へ、そして最後に根元からブラッシングしていきましょう。
上から下へ優しく動かす
キューティクルは髪の根元から毛先に向かってうろこ状になっています。
ですから、ブラシは必ず上から下へ、髪の流れに沿って動かしてください。
逆方向にブラシを動かすと、キューティクルが逆立ってしまい、大きなダメージにつながりますよ。
力を入れずに慎重に
濡れた髪は非常にデリケートです。
力を入れてグイグイと梳かすのではなく、優しく慎重にブラシを通しましょう。
どうしても絡まりがほぐれない部分は、無理に引っ張らずに、その部分にトリートメントを追加してみてください。
それでも絡まりが取れない場合は、髪が傷んでいる証拠かもしれません。
早めに美容院でカットしてもらうことをおすすめします。
濡れた髪に使えるブラシの選び方
目の粗いコームという選択肢もあるけれど
濡れた髪には目の粗いコームを使うべき、という意見もあります。
確かに、目の粗いコームは髪への負担が少なく、濡れた髪にも使いやすいアイテムです。
最近は濡れ髪専用ブラシが優秀
ただし、最近では濡れた髪に使えて、しかも洗えるブラシがたくさん登場しています。
こうした濡れ髪専用ブラシは、髪への摩擦を最小限に抑える設計になっているので、コームよりもおすすめなんですよ。
美容師が圧倒的に推奨するタングルティーザー
中でも美容師さんたちが口を揃えて推奨するのが「タングルティーザー」です。
このブラシの最大の特徴は、引っかからないことと、髪や頭皮への負担が少ないことです。
価格も2000円前後と手頃なので、コストパフォーマンスも抜群なんですよ。
細い髪や絡まりやすい髪でも、スルスルと簡単に梳かすことができます。
デメリットがほとんどない、本当に優秀なブラシなんです。
柔らかく摩擦の少ないブラシを選ぶ
タングルティーザー以外を選ぶ場合も、柔らかく摩擦の少ないブラシを選びましょう。
硬いブラシや目の細かいブラシは、濡れた髪には絶対に使わないでください。
ウェットブラシと呼ばれる濡れ髪専用のブラシもありますので、チェックしてみてくださいね。
シャンプー前のブラッシングも忘れずに
一日一回以上、乾いた状態でブラッシングする
ブラッシングは、一日一回以上、髪が乾いた状態で行うのが鉄則です。
髪が乾いていればいつ行っても大丈夫ですが、特におすすめなのがシャンプー前のブラッシングなんですよ。
シャンプー前にブラッシングするメリット
シャンプー前にブラッシングすることで、もつれた髪がほぐれ、髪についたホコリやフケなどが落ちて、汚れが浮きやすくなります。
この状態でシャンプーすると、少ない摩擦で効率的に汚れを落とすことができるんです。
シャンプー中の摩擦が減れば、それだけ髪へのダメージも減らせますよね。
頭皮の皮脂を毛先まで行き渡らせる効果
ブラッシングすることで、頭皮にある皮脂が毛先まで行き渡ります。
皮脂は天然のヘアオイルとも言えるもので、髪に潤いとツヤを与えてくれるんですよ。
現代のように頻繁にシャンプーする習慣がなかった時代、人々は熱心にブラッシングをすることで髪を清潔に保っていました。
ブラッシングには、髪や頭皮の汚れを落とすだけでなく、髪に潤いを与える効果もあるんです。
ブラッシングで抜ける髪は気にしなくて大丈夫
休止期に入った髪が自然に抜けているだけ
「ブラッシングをすると髪が抜けそうで心配」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、その心配は不要なんですよ。
ブラッシング程度で抜ける髪は、すでにヘアサイクル(毛周期)の中で休止期に入っている髪なんです。
休止期に入った髪は、すでに成長が止まっていて、約3カ月ほど頭皮に留まった後、自然に抜け落ちます。
ブラッシングで抜けるのは、もう少しで自然に抜け落ちる予定だった髪というわけです。
一日50〜100本の抜け毛は正常範囲
健康な人でも、一日に50〜100本程度の髪は自然に抜けるものです。
ブラッシングで数本抜けたからといって、それが薄毛につながるわけではありませんよ。
むしろ、古い髪が抜けることで新しい髪が生える準備が整うので、心配せずにまめにブラッシングしてあげましょう。
ロングヘアの方は特に注意してください
ヘアオイルをつけてからブラッシング
ロングヘアの方は、ブラッシング前にヘアオイルなどをつけて、ブラシの通りを良くしておくことをおすすめします。
髪が長いと絡まりやすく、無理に梳かすと髪が引っ張られて抜けやすくなってしまいます。
オイルやトリートメントで保護してあげることで、スムーズにブラッシングできますよ。
部分的に少しずつほぐすのがコツ
ロングヘアの方は、一度に全体をブラッシングしようとせず、部分的に少しずつほぐしていくのがコツです。
毛先から中間、中間から根元へと、段階的にブラッシングしていきましょう。
焦らず丁寧にケアすることが、美しいロングヘアを保つ秘訣なんですよ。
ドライヤー後の仕上げブラッシングも効果的
ある程度乾いてからブラシを使う
ドライヤーで髪を乾かす際にも、ブラッシングは活躍してくれます。
ただし、濡れた状態のままブラシを使うと髪が傷む恐れがあるので、ドライヤーのはじめは手ぐしで乾かすのがおすすめです。
髪が8割程度乾いたら、ブラシを使いながら仕上げのブローをしていきましょう。
ブラシを使ったブローで髪のクセを緩和
ブラシを使ってブローすることで、髪のクセを緩和し、毛流れをきれいに整えることができます。
内側からブラシを入れて、ドライヤーの風を当てながら髪を伸ばすように乾かすと、サロン帰りのような仕上がりになりますよ。
最後に冷風を当てるとツヤがアップ
仕上げに冷風を当てると、開いたキューティクルが引き締まって、ツヤがアップします。
ブラシで毛流れを整えながら、根元から毛先に向かって冷風を当ててみてください。
驚くほどツヤツヤの仕上がりになりますよ。
結論:正しい方法なら濡れ髪ブラッシングは美髪の味方
濡れた髪はデリケートで傷みやすいというのは事実です。
でも、正しい方法でブラッシングすれば、ダメージを最小限に抑えながら、美しい髪を手に入れることができるんです。
ポイントをもう一度おさらいしましょう。
タオルドライをしっかり行い、洗い流さないトリートメントをつけてから、毛先から優しくブラッシングする。
濡れた髪に使える柔らかいブラシを選び、力を入れずに慎重に梳かす。
この基本を守るだけで、絡まりのないサラサラな髪、ドライヤー時間の短縮、そして美しい仕上がりという嬉しい効果が得られますよ。
「濡れた髪にブラシはNG」という一方的な情報に振り回されるのではなく、正しい知識を持って、あなたの髪に合った最適なケア方法を実践してください。
毎日のちょっとした習慣が、あなたの髪を驚くほど美しく変えてくれるはずです。
今日から、正しいブラッシング習慣を始めて、ツヤツヤの美髪を手に入れましょう。
おすすめのアイテム オルナ オーガニック ヘアオイル

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