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ヘアブラシについて
濡れた髪のブラッシングは危険!髪を守る正しいケア方法を徹底解説
Brushing on wet hair is dangerous!

毎日のヘアケアで何気なく行っているブラッシング。
お風呂上がりの濡れた髪を、いつものようにブラシでとかしていませんか。
実は、その習慣が美髪を遠ざける原因になってしまっているかもしれません。
濡れた髪のブラッシングがなぜ危険なのか、そして正しいケア方法について詳しく解説していきます。
濡れた髪がダメージを受けやすい理由
髪が水で濡れると、普段とは全く違う状態に変化します。
この変化を理解することが、美髪を保つための第一歩となるのです。
キューティクルが開く仕組み
髪の表面を覆っているキューティクルは、魚の鱗のような構造をしています。
乾いている状態では、このキューティクルが閉じて髪の内部を守っているのです。
しかし、水分に触れるとキューティクルは膨張して開いてしまいます。
キューティクルが開くと、髪の内部にある水分やタンパク質が流出しやすくなってしまうんです。
さらに、外部からの刺激に対する防御力も大幅に低下してしまいます。
髪の強度が低下するメカニズム
濡れた髪は、乾いた状態と比べて約30%も強度が低下するといわれています。
これは、髪の主成分であるケラチンタンパクが水分を含むことで、結合が弱くなるためです。
普段なら問題ないような軽い摩擦でも、濡れた状態では大きなダメージとなってしまいます。
そのため、濡れた髪への物理的な刺激は可能な限り避ける必要があるのです。
濡れた髪のブラッシングで起こるトラブル
濡れた髪にブラシを通すことで、様々な髪のトラブルが引き起こされます。
具体的にどのような問題が起こるのか見ていきましょう。
切れ毛・抜け毛の増加
ブラシの歯が濡れた髪に引っかかると、弱くなった髪は簡単に切れてしまいます。
特に毛先に向かうほど髪は細くなっているため、ブラシの摩擦で切れ毛が大量に発生してしまうのです。
また、根元から無理に力を加えることで、本来なら抜けるはずのない健康な髪まで抜いてしまう可能性があります。
毎日の積み重ねが、気づかないうちに髪のボリューム不足につながってしまいますよ。
髪のパサつきとツヤの消失
ブラッシングによってキューティクルが剥がれると、髪の内部構造が露出してしまいます。
すると、髪に必要な水分や栄養分が流出し、パサつきの原因となるのです。
さらに、キューティクルが整っていない髪は光を均一に反射できないため、ツヤも失われてしまいます。
一度傷ついたキューティクルは自然に修復されることがないため、継続的なケアが必要になってしまうんです。
濡れた髪の正しいケア方法
では、お風呂上がりの濡れた髪はどのようにケアすればよいのでしょうか。
正しい手順を覚えて、髪への負担を最小限に抑えましょう。
タオルドライの重要性
まずは、適切なタオルドライから始めましょう。
タオルで髪をゴシゴシと擦るのは絶対に避けてください。
代わりに、タオルで髪を包み込むようにして、優しく水分を吸い取ります。
毛先部分は特に丁寧に、押さえるようにして水分を取り除きましょう。
頭皮付近は軽くマッサージするように、タオルで優しく拭き取ってください。
この段階で髪の水分量を70%程度まで減らすのが理想的です。
適切なドライヤーの使い方
タオルドライが終わったら、すぐにドライヤーで乾かし始めましょう。
濡れた状態を長時間放置することは、雑菌の繁殖やダメージの進行につながります。
ドライヤーは髪から20センチ以上離し、根元から毛先に向かって風を当てます。
同じ場所に長時間熱風を当て続けないよう、ドライヤーを小刻みに動かすのがコツです。
髪が8割程度乾いたら冷風に切り替えて、キューティクルを引き締めましょう。
やむを得ずブラッシングする場合の方法
どうしても濡れた髪をとかす必要がある場合は、細心の注意が必要です。
まず、目の粗いワイドコームを準備してください。
ブラシよりもコームの方が、髪への摩擦を軽減できます。
洗い流さないトリートメントを髪全体に馴染ませてから、コーミングを始めましょう。
毛先から少しずつ、絡まりをほぐすように優しくとかします。
決して根元から一気にとかさず、段階的に進めることが大切ですよ。
濡れた髪におすすめのアイテム
濡れた髪のケアには、適切なアイテム選びも重要です。
髪質や使用目的に合わせて、最適なものを選んでくださいね。
目の粗いワイドコーム
濡れた髪専用として、目の粗いワイドコームを一本用意しておきましょう。
歯の間隔が広く、摩擦を最小限に抑えられる設計になっています。
材質は静電気が起きにくい木製やカーボン製がおすすめです。
濡れ髪専用ブラシ
最近では、濡れた髪専用に開発されたブラシも販売されています。
通常のブラシよりも柔軟性があり、髪への負担を軽減する構造になっているのです。
ただし、使用する際は必ずトリートメントと併用してくださいね。
洗い流さないトリートメント
濡れた髪をとかす前には、必ず洗い流さないトリートメントを使用しましょう。
ミルクタイプやクリームタイプが、濡れた髪には特に適しています。
髪に滑りを与えて、摩擦によるダメージを大幅に軽減してくれますよ。
よくある疑問とその答え
濡れた髪のケアについて、よく寄せられる質問にお答えします。
美容室では濡れた髪をブラッシングしているのに大丈夫なの?
美容室では、プロの技術と専用の道具を使って施術を行っています。
一般的なブラシではなく、濡れ髪専用のコームやブラシを使用しているのです。
さらに、トリートメント剤が髪についた状態でのコーミングが多いため、摩擦が軽減されています。
素人が自宅で同じことを行うのはリスクが高いので、避けた方が安全です。
少しくらいなら濡れた髪をブラッシングしても平気?
「少しだけ」という考えは、長期的に見ると髪への大きなダメージにつながります。
毎日の小さなダメージが積み重なって、最終的に深刻な髪質の悪化を招いてしまうのです。
美髪を保つためには、濡れた髪へのブラッシングは基本的に避けることをおすすめします。
薄毛が気になる場合はどうしたらいい?
薄毛や髪の細さが気になる方は、特に濡れた髪への刺激を避ける必要があります。
健康な髪と比べて、ダメージを受けやすい状態になっているからです。
ドライヤーでしっかり乾かしてからのブラッシングを徹底しましょう。
また、頭皮マッサージや適切なシャンプー選びも重要な要素となります。
毎日何気なく行っているヘアケアが、実は髪にとって大きな負担になっていることもあります。
特に濡れた髪へのブラッシングは、美髪を目指す上で避けるべき習慣の一つです。
正しいケア方法を身につけて、健やかで美しい髪を育てていきましょう。
小さな変化でも、継続することで必ず髪質の改善を実感できるはずですよ。
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