外ハネさせたい時、コテとアイロンどっちが上手くいく？ | 【頭美人】

外ハネをうまく作るにはどっちを使えば良いの？

外ハネを作る場合、一般的にコテを使うケースが多いです。

コテは円状になっていて、カールをつけやすい形状をしています。

一方、アイロンは平らなプレート型になっているため、癖をつけるにはやや不向きです。

髪のボリュームが少ない場合は、コテを使うと外ハネが強くなってしまうケースもありますが、ショート、セミロング、ロングいずれにしてもコテのほうがきれいな仕上がりになります。

またコテの使い分けとして、髪の長さに応じて太さを変えるとうまくいきます。

セミロング、ロングの場合は32ミリ程度のコテ、ボブやショートの場合はちょっと細めの26ミリ程度のコテがお勧めです。

髪が短いと、どうしても太めのコテに巻くのが難しくなってしまいます。

そして温度は170℃程度がお勧め。
170℃でも十分カールがつきますし、かえってそれ以上の温度だと髪を傷めてしまう可能性があります。

外ハネを作るときの注意点

最初に軽くワックスやオイルを髪になじませておきましょう。

髪の中間から毛先にかけて行えばOKです。（根元に塗布する必要はありません）

ショートやボブ以外の場合、ダッカールやゴムを用意しておきましょう。

何回かに分けて髪を巻いた方が、きれいな仕上がりになります。

髪の分け方ですが、まず髪の表面だけの毛束を取り、ダッカールで留めます。
内部にある髪だけをカールさせるイメージです。

髪の毛流に対して90度、垂直にコテを入れてカールさせていきます。

コテを真横にして髪と垂直に交わるイメージです。
1人でやる場合は、毛流に対してコテを斜めに入れがちなので注意しましょう。

セミロングの場合、毛先20cm程度からコテを滑らせ、毛先に向けて外ハネするようにカールさせていきます。

毛先だけカールさせたいからといって、毛先だけ長時間固定するのはNGです。
毛先で固定する場合はせいぜい3秒程度にしましょう。

そして今度はカールさせた内側の髪をダッカールで留めて、表面の毛束をカールさせていきます。

最後は自分の手で髪をほぐしていきます。

それによってアットランダムな外巻きが完成しますよ。

外ハネ作るときは温度も要注意

高温のコテを長時間使い続けると、髪に悪影響を与えます。

長時間日差しを浴びると肌が日焼けするように、髪も長時間高熱にさらされると変化が起こります。

髪の主成分はタンパク質。

長時間加熱されると変性します。

しかもタンパク質は一度変性が起こると、なかなか元に戻らない性質があります。

その結果、髪の毛がチリチリになったり、ゴワゴワになったりします。

巻髪の強さ別コテの最適温度

コテはドライヤーと違い、若干温度が低い設定にしてあります。

だいたい140℃から150℃程度です。

もしそれ以上の温度設定があるコテがあっても、使用しないようにしましょう。

そしてコテはいくつかの太さに分かれます。

一般的に多いのは26ミリ、32ミリ、38ミリです。

髪の毛が短い人ほど細いコテを使うのではないでしょうか。

細いコテを使う人は出来るだけ温度を低く設定し、また当てる時間も短めにしましょう。

ショートなら140℃程度で、3秒くらいの保持時間で十分です。

ミディアムやロングの方は太めのコテを使い、150℃程度で5秒ぐらいの保持時間で問題ないでしょう。

ダメージを最小限に抑えるコテの使い方

髪の毛のダメージを最小限にとどめるには、キューティクルが閉じている時にコテを使うことです。

キューティクルは髪の保護をしてくれるもの。

水分を含んだ髪の毛はキューティクルが開いている状態なので、必ず髪を乾かしてからコテを使うようにしましょう。

また、もともとの髪質が細かったり、コシがない人は流さないトリートメントを使って、さらに髪を保護していきましょう。

それにより熱を加えてもタンパク質の変性を防ぐことができます。

そしてさらに髪の防御力を高めるなら、スタイリング剤を使うのも効果的。

ヘアスプレーをまず塗布して、その後コテを使うと髪の変性を防ぐことができます。

ただし、スタイリング剤はジェルやワックスは控えましょう。

髪に余計なダメージを与えてしまう可能性が出てきます。

コテやアイロンはやけどもしやすいので、しっかり注意しながら外ハネを作りましょう！

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