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ヘアスタイリング
髪を傷めないように髪を巻く方法!温度設定からヒートレス技術まで完全ガイド
How to wrap your hair without damaging it with a trowel? Introducing how to wrap hair without using a trowel
なぜ髪を巻くと傷んでしまうのか?ダメージの仕組みを理解しよう
毎日のスタイリングで欠かせないコテやヘアアイロンですが、使い方を間違えると髪に深刻なダメージを与えてしまいます。
髪の毛は主にタンパク質で構成されており、高温にさらされると卵が固まるのと同じように「タンパク質変性」という現象が起こります。
この変性が始まる温度は、髪が濡れている状態では約60℃、乾いている状態でも約130℃からと意外に低いんです。
髪の表面を覆うキューティクルは、うろこ状の薄い層が重なってできており、熱によって開いたり剥がれたりしてしまいます。
キューティクルが損傷すると、髪内部の水分や栄養素が流出しやすくなり、パサつきや切れ毛の原因となってしまいます。
コテで髪を巻いているときに「ジュー」という音と白い煙が出るのは、髪内部の水分が蒸発している証拠です。
健康な髪には約15%の水分が含まれていますが、この水分が奪われることで髪は乾燥し、ダメージが蓄積されていくのです。
髪質別最適温度設定ガイド
髪を傷めずに美しく巻くためには、自分の髪質に合った温度設定が何より重要です。
細い髪・ダメージ毛の方
細い髪や既にダメージを受けている髪の方は、120℃〜150℃の低温設定がおすすめです。
低温でも十分にカールがつきやすい髪質なので、無理に高温を使う必要はありません。
巻く時間は3〜5秒程度に留めて、髪への負担を最小限に抑えましょう。
普通〜太い髪の方
一般的な髪の太さの方は、160℃〜180℃が適温です。
しっかりとしたカールを作りたい場合は180℃でも構いませんが、5秒以上は当て続けないよう注意が必要です。
太い髪の方でカールがつきにくい場合は、毛束を細く取ることで低温でもきれいに巻けますよ。
くせ毛・硬い髪の方
くせが強い方や髪が硬い方は、180℃前後の高温設定が効果的です。
ただし、高温を使用する際は必ずヒートプロテクト剤を使用し、巻く時間を3秒以内に抑えることが大切です。
一度でしっかりカールをつけるよう心がけて、何度も同じ箇所を巻き直さないようにしましょう。
正しい巻き方の基本手順
美しいカールを作りながら髪のダメージを最小限に抑える巻き方をマスターしましょう。
準備段階
まず、髪は完全に乾いた状態にしてください。
少しでも湿っていると低温でもダメージを受けやすくなってしまいます。
ブラッシングで髪の絡まりを取り除き、ヒートプロテクト剤を髪全体に均一に塗布します。
髪の長さに合わせて上下にブロッキングし、下の髪から順番に巻いていく準備をしましょう。
実際の巻き方
毛束は太すぎず細すぎない、3〜4cm幅で取るのがベストです。
コテに毛束を巻きつける際は、毛先から根元に向かって巻き上げていきます。
設定温度に達したコテで、一定の力加減で3〜5秒間キープします。
巻き終わったら、カールが冷める間に次の毛束の準備をして、効率よく進めていきましょう。
仕上げのポイント
全体を巻き終えたら、手でカールをほぐして自然な動きを演出します。
最後にキープスプレーを15cm程度離した位置から軽く吹きかけると、カールが長持ちしますよ。
髪を守るヒートプロテクト剤の選び方と使い方
ヒートプロテクト剤は、高温から髪を守る心強い味方です。
種類別特徴
スプレータイプは髪全体に均一に塗布しやすく、忙しい朝のスタイリングに最適です。
ミストタイプはサラッとした仕上がりで、髪がべたつくのが気になる方におすすめです。
ミルクタイプやクリームタイプは保湿効果が高く、ダメージが気になる方に向いています。
オイルタイプはツヤ感をプラスできますが、つけすぎると髪が重くなるので量の調節が重要です。
正しい使い方
ヒートプロテクト剤は、髪が完全に乾いた状態で使用します。
根元から毛先まで、手ぐしで馴染ませながら均一に塗布してください。
特に毛先は傷みやすいので、重点的に保護しましょう。
塗布後は軽くブラッシングして、全体に行き渡らせてからスタイリングを始めます。
コテを使わない髪に優しい巻き髪テクニック
熱を使わない巻き髪方法なら、髪へのダメージを心配せずにスタイリングを楽しめます。
寝ながら作るヒートレスカール
最近話題のヒートレスカーラーは、寝ている間にゆるやかなカールが作れる優れものです。
シルク素材のものは髪滑りが良く、摩擦によるダメージも防げます。
使い方は簡単で、軽く湿らせた髪にカーラーを巻きつけて一晩置くだけです。
朝起きたときには、自然で美しいウェーブが完成していますよ。
スポンジカーラーで作るふんわりカール
柔らかいスポンジカーラーは、寝ている間も痛くならず快適に使えます。
毛先から根元に向かって巻き上げ、カーラーの両端を折り曲げて固定します。
6〜8時間程度置くと、しっかりとしたカールが完成します。
外すときは、カールを崩さないよう慎重に取り外しましょう。
ねじり巻きドライヤー法
ドライヤーを使った簡単テクニックもおすすめです。
髪を8割程度乾かした後、毛束をねじりながらドライヤーの温風を当てます。
最後に冷風でクールダウンすると、カールが長持ちします。
この方法なら、コテほど高温にならないので髪に優しくスタイリングできますよ。
髪のダメージを修復するアフターケア
スタイリング後の適切なケアで、髪の健康を保ちましょう。
夜のヘアケア
一日の終わりには、スタイリング剤をしっかりと洗い流すことが大切です。
シャンプー前にブラッシングして、髪の絡まりを取り除きます。
週に2〜3回は、集中トリートメントで髪に栄養を補給してあげましょう。
ドライヤー前には、必ず熱から髪を守るアウトバストリートメントを使用します。
日中のダメージケア
紫外線も髪のダメージ原因の一つです。
外出時は帽子をかぶったり、UVカット効果のあるヘアスプレーを使用したりして髪を保護しましょう。
乾燥が気になるときは、ヘアオイルを毛先に軽くつけて潤いを保ちます。
よくある失敗例と対処法
カールがすぐに取れてしまう
カールが長持ちしない原因は、温度不足や巻く時間が短すぎることが多いです。
髪質に合った温度設定を見直し、巻いた後は完全に冷めるまで触らないようにしましょう。
ベースとなるスタイリング剤を変えることで、キープ力が大幅に改善することもありますよ。
髪がパサパサになってしまう
髪のパサつきは、温度が高すぎるか巻く時間が長すぎることが原因です。
一度温度設定を下げて、短時間で巻くように意識してみてください。
また、ヒートプロテクト剤の使用量が少ない可能性もあるので、適量を心がけましょう。
毛先がカクカクになってしまう
毛先がカクカクになるのは、コテの当て方に問題があります。
毛先は特に優しく扱い、コテを滑らせるように動かしてください。
毛束を取る量も見直して、細めに取ることで均一なカールが作りやすくなります。
2024年最新!おすすめヘアケアアイテム
最新ヒートプロテクト技術
最近のヒートプロテクト剤には、熱に反応して髪を保護する成分が配合されたものが増えています。
シリコン系成分が髪の表面にバリアを形成し、200℃近い高温からも髪を守ってくれます。
また、補修成分も同時配合されているものを選ぶと、ダメージケアも同時にできるので一石二鳥ですよ。
進化したヒートレスカーラー
シルク素材のヒートレスカーラーは、髪への摩擦を最小限に抑えながら美しいカールを作れます。
サイズバリエーションも豊富になり、髪の長さや好みのカールの強さに合わせて選べるようになりました。
洗える素材のものを選べば、清潔に長く使い続けられます。
プロ直伝!美容師が実践する髪を傷めない巻き方のコツ
美容師さんが実際に使っているテクニックをご紹介します。
温度と時間の黄金比
プロは髪質を見極めて、その人に最適な温度と時間の組み合わせを見つけます。
一般的には「高温・短時間」の方が「低温・長時間」よりも髪に優しいとされています。
180℃で3秒以内が、多くの髪質に適用できる黄金比と言えるでしょう。
毛束の取り方の秘密
美容師さんは毛束を取る際、髪の密度を均一にすることを重視します。
毛束が厚い部分と薄い部分があると、熱の伝わり方にムラができてしまうからです。
毛束を取るときは、根元から毛先まで同じ太さになるよう意識してみてください。
巻き方の角度とスピード
コテを髪に当てる角度や動かすスピードも、仕上がりに大きく影響します。
縦巻きの場合は地面に対して垂直に、横巻きの場合は平行にコテを構えます。
一定のスピードでスムーズに動かすことで、均一で美しいカールが完成しますよ。
まとめ:美しい巻き髪と健康な髪を両立させよう
髪を傷めずに美しい巻き髪を作るためには、正しい知識と適切な方法が不可欠です。
自分の髪質に合った温度設定を見つけ、ヒートプロテクト剤を必ず使用し、短時間で効率よく巻くことを心がけましょう。
時には熱を使わないヒートレスカールにチャレンジして、髪を休ませてあげることも大切ですよ。
毎日のスタイリングが楽しくなるよう、髪の健康を第一に考えながら理想のヘアスタイルを手に入れてくださいね。
正しい方法をマスターすれば、ダメージを気にすることなく様々なヘアアレンジを楽しめるようになります。
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また髪のダメージがひどい場合は、コテを使わずに巻くことをおすすめします。
コテを使わずに髪を巻く方法とは
コテを使わずに髪の毛を巻く方法は、カーラーが一般的です。
カーラーにも普通のカーラーとホットカーラーがあります。
普通のカーラーのほうが痛みは断然少ないです。
巻きたいところにカーラーをセットし、軽くドライヤ―で温風を当ててあげるとなおカールしやすくなります。
他にも髪をドライヤーで乾かす際巻きたい方向に髪の毛先をねじり、ドライヤーを当てるということを繰り返すと、くるんと綺麗に巻くこともできます。
傷むとわかっていてもなかなかコテはやめられないのが現実ですよね。
ただ一日カーラーにしてみることでも髪の毛の負担は軽減することがでまます。
ぜひ実践してみてください。
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