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シャンプーについて
シャンプーの成分表で絶対に見るべき項目!危険成分の見分け方を完全解説
Where must I look the shampoo ingredient table?
なぜシャンプーの成分表を確認する必要があるのか
毎日使っているシャンプーの成分表、きちんと確認したことはありますか?
実は、シャンプーに含まれる成分によって、あなたの髪と頭皮の健康状態は大きく左右されるんです。
頭皮のかゆみや乾燥、髪のパサつきやダメージなど、多くの髪の悩みは使っているシャンプーの成分が原因かもしれません。
特に敏感肌の方や、髪のトラブルを抱えている方にとって、成分表のチェックは必須と言えるでしょう。
成分表を正しく読むことで、あなたの髪質や頭皮の状態に最適なシャンプーを選べるようになりますよ。
シャンプーの基本構成を理解しよう
まず、シャンプーがどのような成分で構成されているかを理解することが大切です。
一般的なシャンプーは、約50〜70%が水分で構成されています。
そして残りの30〜40%のうち、最も重要なのが「界面活性剤」と呼ばれる洗浄成分です。
シャンプーの主要成分構成
・水(全体の50〜70%)
・界面活性剤(洗浄成分、全体の20〜30%)
・保湿成分・美容成分(全体の5〜15%)
・防腐剤・香料・着色料(全体の1〜5%)
この中でも、界面活性剤の種類によってシャンプーの特性が決まるため、成分表で最も注目すべきポイントになります。
成分表の正しい読み方|配合順序のルールを知ろう
成分表には、法律で定められた重要なルールがあります。
それは「配合量の多い順に記載する」というルールです。
つまり、成分表の上位に書かれている成分ほど、そのシャンプーに多く含まれているということになります。
成分表の見方の基本ステップ
まず「水」が最初に記載されているのが一般的です。
その次に記載されている成分が、そのシャンプーのメインとなる洗浄成分(界面活性剤)になります。
上位3〜5番目までに記載されている成分を確認することで、そのシャンプーの特性を把握できるでしょう。
ただし、配合量が1%以下の成分については順不同で記載されることもあるため、香料や防腐剤などの少量成分については順序を気にする必要はありません。
界面活性剤の種類と特徴|見るべき成分名を詳しく解説
シャンプーの核となる界面活性剤には、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれの特徴と、成分表での見分け方を詳しく説明しましょう。
アミノ酸系界面活性剤|低刺激で髪に優しい
アミノ酸系は、最も頭皮と髪に優しい洗浄成分です。
人間の肌と同じ弱酸性で、必要な皮脂を残しながら汚れだけを落としてくれます。
成分表では、以下のような名称で記載されています。
・ココイルグルタミン酸Na
・ココイルグリシンK
・ココイルメチルアラニンNa
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルサルコシンNa
これらの成分名に「グルタミン酸」「グリシン」「アラニン」「サルコシン」といったアミノ酸の名前が含まれているのが特徴ですね。
高級アルコール系界面活性剤|洗浄力が強い
多くの市販シャンプーに使用されている、洗浄力の高い成分です。
泡立ちが良く、しっかりと汚れを落としてくれますが、刺激が強いため敏感肌の方は注意が必要でしょう。
成分表では、以下のような名称で記載されます。
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸アンモニウム
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
「硫酸」や「スルホン酸」という文字が含まれているのが見分けるポイントです。
石けん系界面活性剤|天然由来だが注意点も
天然由来の界面活性剤で、環境に優しいのが特徴です。
しかし、アルカリ性のため髪がきしみやすく、カラーやパーマの持ちが悪くなる可能性があります。
成分表では、以下のような名称で記載されています。
・石けん素地
・カリ石けん素地
・脂肪酸Na
・脂肪酸K
ベタイン系・タウリン系界面活性剤|バランスの良い洗浄力
適度な洗浄力を持ちながら、刺激が少ないバランスの良い成分です。
ベビーシャンプーにも使用されるほど、優しい洗浄成分として知られています。
成分表では、以下のような名称で記載されます。
・ラウリルベタイン
・コカミドプロピルベタイン
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルメチルタウリンNa
絶対に避けたい危険成分|成分表でのチェックポイント
頭皮トラブルや髪のダメージを引き起こしやすい成分があります。
特に敏感肌の方や、頭皮にトラブルを抱えている方は、これらの成分を避けることをおすすめします。
刺激の強すぎる洗浄成分
洗浄力が強すぎる成分は、必要な皮脂まで取り除いてしまい、頭皮の乾燥やかゆみの原因となります。
特に注意したい成分は以下の通りです。
・ラウリル硫酸Na(特に刺激が強い)
・ラウリル硫酸TEA
・ラウレス硫酸TEA
これらの成分が成分表の上位に記載されている場合は、使用を控えた方が良いでしょう。
問題となりやすいシリコン成分
シリコンは髪の手触りを良くする効果がありますが、蓄積すると髪がペタンコになったり、パーマがかかりにくくなったりします。
成分表では、以下のような名称で記載されています。
・ジメチコン
・シクロメチコン
・アモジメチコン
・フェニルトリメチコン
「〜メチコン」「〜シロキサン」という名前が付いている成分は、シリコン系と判断できます。
肌への刺激が心配な添加物
防腐剤や着色料の中には、敏感肌の方にとって刺激となる可能性がある成分があります。
・パラベン類(メチルパラベン、プロピルパラベンなど)
・タール系色素(赤色◯号、青色◯号など)
・安息香酸Na
・フェノキシエタノール
これらの成分に反応しやすい方は、「パラベンフリー」「無着色」などの表示があるシャンプーを選ぶと良いでしょう。
髪質・頭皮タイプ別|おすすめ成分の選び方
あなたの髪質や頭皮の状態に合わせて、どのような成分を選べば良いかご紹介します。
乾燥肌・敏感肌の方におすすめの成分
刺激の少ないアミノ酸系の洗浄成分を中心に選びましょう。
また、保湿成分が豊富に配合されているかもチェックポイントです。
おすすめの保湿成分は以下の通りです。
・ヒアルロン酸Na
・セラミド類
・グリセリン
・スクワラン
・天然オイル類(アルガンオイル、ホホバオイルなど)
これらの成分が成分表の上位〜中位に記載されているシャンプーを選ぶと良いでしょう。
脂性肌・皮脂が多い方におすすめの成分
適度な洗浄力を持つ成分で、皮脂をしっかりと取り除きながらも、必要以上に乾燥させない成分を選びましょう。
・ラウロイルメチルアラニンNa(アミノ酸系の中でも洗浄力が高め)
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(高級アルコール系だが比較的マイルド)
・ココイルメチルタウリンNa(タウリン系で適度な洗浄力)
ただし、皮脂を取りすぎると反対に皮脂分泌が活発になることもあるため、様子を見ながら使用することが大切です。
ダメージヘア・パサつきが気になる方におすすめの成分
髪の補修成分や保護成分が配合されているかを確認しましょう。
・加水分解ケラチン(髪の主成分であるケラチンの補修)
・加水分解シルク(髪に艶とまとまりを与える)
・セラミド類(髪の水分保持力を高める)
・天然オイル類(髪をコーティングして保護)
これらの成分が含まれているシャンプーは、ダメージヘアのケアに効果的ですよ。
実際の成分表チェック方法|7つのステップ
ここからは、実際にシャンプーを手に取った時の具体的なチェック方法をご紹介します。
ステップ1:成分表の場所を確認
シャンプーボトルの裏面や底面に「全成分」または「成分」と書かれた欄を探しましょう。
詰め替え用の場合は、パッケージの裏面に記載されています。
ステップ2:水の次に来る成分をチェック
「水」の次に記載されている1〜3つの成分が、そのシャンプーのメイン洗浄成分です。
ここで、どの系統の界面活性剤が使用されているかを判断しましょう。
ステップ3:避けたい成分がないかスキャン
前述した避けたい成分が含まれていないか、全体をざっと確認します。
特に成分表の上位に記載されている場合は注意が必要です。
ステップ4:保湿・補修成分の確認
成分表の中位以降に、髪や頭皮をケアする成分が含まれているかチェックしましょう。
ステップ5:添加物の種類と量を確認
香料、着色料、防腐剤などの添加物がどの程度含まれているかを確認します。
敏感肌の方は、これらが少ないものを選ぶと良いでしょう。
ステップ6:自分の髪質・頭皮タイプとの照合
これまでの情報を元に、そのシャンプーが自分の髪質や頭皮タイプに合っているかを判断します。
ステップ7:不明な成分は調べる
分からない成分名があった場合は、その場でスマートフォンで検索して確認することをおすすめします。
よくある疑問を解決!シャンプー成分のQ&A
Q1:成分表を見ただけで良いシャンプーか判断できますか?
成分表は重要な判断材料ですが、それだけで全てを判断するのは難しいでしょう。
同じ成分でも配合量や製造方法、pH値などによって使用感は大きく変わります。
成分表は参考程度に留めて、実際に使ってみることも大切ですね。
Q2:天然成分100%なら安全ですか?
天然成分だからといって、必ずしも肌に優しいとは限りません。
植物エキスなどでもアレルギー反応を起こす可能性があります。
特に敏感肌の方は、パッチテストを行ってから使用することをおすすめします。
Q3:界面活性剤は危険な成分ですか?
界面活性剤自体が危険な成分というわけではありません。
汚れを落とすために必要な成分ですが、種類によって刺激の強さが異なります。
自分の肌質に合った種類を選ぶことが重要でしょう。
Q4:高価なシャンプーの方が成分が良いですか?
価格と成分の良さは必ずしも比例しません。
高価なシャンプーにも刺激の強い成分が含まれている場合があります。
値段ではなく、成分表をしっかりチェックして選ぶことが大切です。
Q5:医薬部外品のシャンプーは成分表が読めないのですか?
医薬部外品は全成分表示の義務がなく、有効成分以外は順不同で記載されることが多いです。
そのため、どの洗浄成分がメインか判断しにくい場合があります。
気になる場合は、メーカーに直接問い合わせることをおすすめします。
まとめ|あなたに最適なシャンプー選びを始めよう
シャンプーの成分表を正しく読むことで、あなたの髪と頭皮に最適な製品を選べるようになります。
特に重要なポイントは、配合順序の理解と界面活性剤の種類の見分け方でしょう。
敏感肌の方は刺激の少ないアミノ酸系を、皮脂が気になる方は適度な洗浄力のある成分を選ぶことが大切です。
また、避けたい成分をしっかりと覚えて、成分表をチェックする習慣をつけることをおすすめします。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひあなたにぴったりのシャンプーを見つけてくださいね。
毎日使うものだからこそ、成分にこだわって選ぶことで、きっと髪と頭皮の健康状態が改善されることでしょう。
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