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トリートメントについて
トリートメントの浸透率を上げるコツ!蒸しタオルで差がつく正しいやり方
A Hot Towel Makes the Effect of a Hair Treatment Better
蒸しタオルでトリートメントの浸透率を上げる理由
髪は温度と水分を与えると少しふくらみやすくなり、成分が髪内部へ動きやすい通り道が生まれます。
このふくらみは「キューティクルが開く」というより、髪全体がゆるやかに膨潤するイメージだと理解しやすいですよ。
だからこそ、蒸しタオルでやさしく温めながら湿度を保つと、トリートメントの浸透が後押しされるのです。
毛髪は「開く」より「膨潤」で考える
お湯や湿度に触れた髪は、水分を含んでわずかに膨らみます。
この状態では表面のキューティクル同士のすき間が広がり、成分が内部へ移動しやすくなります。
専門用語を使わなくても、「温めてしっとりさせると通りがよくなる」という感覚でOKです。
温度・湿度・時間が浸透を後押しする
成分の動きは温度に影響されます。
冷たいままより、ぬくもりがあるほうがなじみやすいのはそのためです。
さらに外側を覆って湿度を逃さないことで、塗ったトリートメントが均一にとどまり、髪全体に行き渡ります。
今日からできる基本手順
事前準備と温度の目安
タオルはお湯でしっかり濡らして固くしぼります。
熱すぎるとやけどの心配があるので、肌に触れて「あたたかく気持ちいい」と感じる温かさに整えましょう。
お湯の目安は約40〜45℃です。
塗布のコツとコーミング
シャンプー後は水気を手でしぼり、タオルで軽く押さえてからスタートします。
トリートメントは中間〜毛先を中心に、手ぐしで均一になじませます。
目の粗いコームでやさしく表面を整えると、塗りムラが減り仕上がりが安定します。
ラップ+蒸しタオルで保温する
髪を軽くまとめ、薄くラップで覆ってから蒸しタオルを頭全体に巻きます。
ラップを間にはさむと熱と湿度が逃げにくく、タオルが冷めにくくなります。
湯船につかりながら行うと、保温が続いて気持ちよくケアできます。
放置時間とすすぎの基準
放置はまず3〜5分を基準にしましょう。
ダメージが強い時は最大10分までを目安にします。
最後は頭皮はしっかり、髪はぬるつきがなくなるまでを目安に、こすらず丁寧にすすぎます。
仕上がりを変える細かな工夫
髪質別のコツ
細毛は塗布量を控えめにし、重さが出ないよう薄く均一に広げます。
硬毛・多毛は塗布後に毛束を少しねじってから保温すると、密着感が高まりやすいですよ。
カラー毛は熱すぎや長時間放置を避け、ぬるめの温度と短めの時間で様子を見てください。
ラップ・キャップ・湯船の使い分け
短時間で温めたい時はシャワーキャップの併用が便利です。
湯船に浸かる日はキャップ+蒸しタオルで保温が長持ちします。
タオルが冷めやすい環境では、いちど外して温め直してから巻き直すと快適です。
時短&保温のワザ
電子レンジで濡れタオルを短時間あたためる方法もありますが、高温になりすぎないよう必ず温度を手で確かめてから使いましょう。
ドライヤーの温風をタオルの上から短時間だけ当てる方法もあります。
近づけすぎず、熱がこもりすぎないよう注意してください。
よくある失敗と注意点
頭皮トラブルを避ける
トリートメントは基本的に頭皮用ではありません。
毛穴詰まりやかゆみの原因になることがあるので、頭皮には直接つけないのが安心です。
すすぎ残しはべたつきのもとになるので、生え際や襟足まで丁寧に流しましょう。
温めすぎ・長時間放置はNG
高温や過度な長時間は髪や地肌の負担になります。
やけどの恐れもあるため、快適な温かさと無理のない時間にとどめましょう。
カラー直後や頭皮が敏感な時は、短時間から試して様子を見てください。
目的別レシピ(週次プランの例)
ダメージ集中ケア
週2〜3回、3〜5分の保温を基本に、毛先のみ少量を重ね塗りします。
まとまりが不足する時は、仕上げにアウトバストリートメントを少量だけ使いましょう。
うるおい重視ケア
週2回、保温5分を目安にし、すすぎ後はやさしく水気を押さえてからドライヤーで完全乾燥します。
水分が残ると寝ぐせやパサつきにつながるので、根元まで乾かすのがポイントです。
時短ケア
忙しい日は保温3分でもOKです。
ラップ+蒸しタオルで効率よく温め、ぬるつきが消えるまで流して終わりにします。
FAQ
Q: 何分置けばいい?
基本は3〜5分です。
髪の状態に合わせて最大10分までにしましょう。
Q: 温度はどのくらい?
肌に心地よい温かさが目安で、約40〜45℃のお湯で作ると扱いやすいです。
Q: 頭皮にもつける?
基本は中間〜毛先に限定します。
頭皮はすすぎで清潔に保つほうがトラブル予防になります。
Q: カラーの色落ちはしない?
高温や長時間は色落ちを助長する可能性があります。
カラー直後は短時間・低めの温度でケアしましょう。
Q: 毎日やっても大丈夫?
毎日が悪いわけではありませんが、重さやべたつきが出る場合があります。
まずは週2〜3回から様子を見て、仕上がりに合わせて回数を調整しましょう。
Q: タオルがすぐ冷める時は?
ラップを併用し、必要に応じて温め直しましょう。
湯船につかりながら行うと温かさが続きやすいですよ。
まとめ
トリートメントの浸透率を上げたいなら、温度と湿度を味方にするのがいちばんの近道です。
ラップ+蒸しタオルでやさしく保温し、3〜5分の短時間でも丁寧に続ければ、指どおりとツヤは着実に変わります。
今日のお風呂から、無理のない温かさとほどよい時間で気持ちよくケアしていきましょう。
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