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パサパサ髪の原因と対策
髪を引っぱるとチリチリに?チリチリ毛になる仕組みとやめるコツ
It becomes hair frizz and pulling the hair. Is it in the evidence of the damage?
「引っぱる」とチリチリになる正体
髪を引っぱる動作は表面のキューティクルに力を集中させます。
段差やめくれが生まれると髪同士の摩擦が増え、手触りはザラつき「チリチリ」に感じやすくなります。
さらに髪の最表面を守る18-MEAという脂質が減っていると、濡れや湿気で親水化しやすく引っかかりが加速します。
日々の小さな引っぱりと摩擦の積み重ねが、チリつきや切れ毛の土台を作るのです。
濡れ髪×摩擦×熱の「3点攻め」が危ない
濡れた髪は弱く、コーミングやブラッシングの負担に弱い状態です。
このときに力まかせでとかすと、乾いた髪よりもキューティクルの傷みが進みやすくなります。
さらに濡れや半乾きの状態に高温アイロンや過剰な熱を当てると、髪の中の水が急膨張して気泡ができ、脆くなる「気泡毛」を招くことがあります。
湿度が高い日は髪が膨らみ、表面の段差が大きくなって摩擦が増えやすいので、同じテンションでもダメージが進みやすいのです。
「ビビり毛」と“ただの広がり”の見分け
ビビり毛はブリーチや縮毛矯正などの強い薬剤や高熱が重なって、内部の結合や脂質が壊れた深刻な状態です。
濡れるとゴムのように伸びて、乾くと強く縮み、手触りがワイヤーのように硬くなります。
日常の引っぱりや摩擦でもチリつきは生まれますが、ビビり毛ほどの「ゴム状→縮み戻り」は起こりにくいです。
前処理・後処理や温度管理が必要な領域なので、心当たりがあるときは無理なホームケアをやめて美容師に相談しましょう。
今日からやめるNG動作と安全な置き換え
強く引っぱってほどく → 潤滑して毛先から解く
濡れた髪は、コンディショナーやミルクで滑りを作り、目の粗いコームで毛先から数センチずつ解いていきます。
根元まで一気に通さないのが合図です。
濡れたまま高温アイロン → しっかり乾かして低温・最小回数
半乾きに高熱は気泡毛の原因になります。
必ず根元から乾かし、温度は必要最小限、同じ場所に何度も当てないようにします。
きつい結びや長時間の牽引 → ゆるく留めて場所を変える
痛みを感じる結びは負担のサインです。
シュシュや幅広のゴムで耳より下にゆるく、日によって結び位置をずらしましょう。
ゴシゴシ拭き → タオルで「挟む」だけ
こすらず包んで水気を吸わせ、摩擦を増やさないのが目的です。
正しい「ほどき方」とブロー
1.滑りを作る
ミルクやコンディショナーを毛先に薄くなじませ、指の腹で面を整えます。
オイルは一滴から手のひらで透明になるまで広げ、ごく薄く。
2.毛先から少しずつ
目の粗いコームで毛先→中間→根元の順に少しずつ進めます。
引っかかったら戻って細かく分け、無理に引っぱらないことが鉄則です。
3.根元から乾かし冷風で面を固定
ドライヤーは根元→中間→毛先の順で短時間に。
最後は冷風で表面をなでてキューティクルの面を整えます。
髪質別ミニ指南
細髪・軟毛
重さが出やすいのでミストや軽いミルクを薄く。
オイルは一滴から毛先のみにします。
硬毛・多毛
ミルク→オイルを薄く重ねて潤滑を強化。
ほどきは束を小さく分けて力を分散します。
くせ毛
水分の入れ過ぎはうねり戻りの原因です。
ミルク少量とバーム点づけで表面を固定し、冷風で締めます。
ブリーチ毛・高ダメージ毛
親水化しやすいので完全乾燥を徹底。
補修系ミルク+ワイドコームでテンションを最小限にします。
よくある質問
Q: チリチリはトリートメントで元に戻りますか?
内部の損傷は元に戻りませんが、被膜や潤滑で引っかかりを減らし、見た目と手触りは改善できます。
切れやすい部分は少しずつ整えるのが安全です。
Q: 濡れた髪を素早くほどく安全手順は?
コンディショナーをなじませ、毛先からワイドコームで数センチずつ。
流したら根元から乾かし、最後は冷風で面を整えます。
Q: 高温アイロンはどのくらいが目安?
必要最小限の温度と回数にとどめます。
半乾きや濡れ髪への使用は避けてください。
Q: きつい結び目がやめられません
指1本が楽に入る緩さを基準にし、位置を日替わりで変えましょう。
痛み・赤み・切れ毛が増えたらスタイルの見直しを。
Q: ビビり毛かどうか見分けたい
濡れるとゴムのように伸び、乾くと強く縮む、硬いワイヤー感が続くなら要注意です。
ホームケアで無理をせず、美容師に相談しましょう。
まとめ
髪を引っぱる動作は表面摩擦を上げ、チリチリした手触りの原因になります。
濡れ髪に力をかけない、半乾きに高熱を当てない、きつい結びを続けない。
この3つをやめ、滑りを作って毛先からほどき、根元から素早く乾かして冷風で面を整えるだけで、明日の指通りは確実に変わります。
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