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パサパサ髪の原因と対策
チリチリの毛先をどう直す?応急ケアと根本対処をプロ視点でやさしく解説
What would you do tip of hair Damage?
チリチリ毛先の正体
毛先がチリチリに見えるのは、強いダメージで表面のキューティクルが欠け、内部のたんぱくが流れやすくなっている状態です。
水分を抱えにくく、摩擦で引っかかりやすく、光を乱反射するのでパサつきと広がりが目立ちます。
まずは「くせ」と「ダメージ由来」を見分けて、手順を選びましょう。
くせ毛とうねりダメージの見分け方
もともとのくせは、根元から均一にカーブが続きます。
一方、ダメージ由来のチリつきは、毛先や表面に集中し、部分的に縮れたように見えます。
濡らすと一時的に落ち着くなら、乾燥と表面の荒れが主因と考えやすいですよ。
熱・薬剤・摩擦が重なると何が起きる?
高温アイロンや長時間のテンションは、たんぱくの熱変性を進め、表面に微細な欠けや歪みを作ります。
ブリーチや強い薬剤は、髪の結合を酸化させ、弱くもろい部分を増やします。
そこへ日常の摩擦が重なると、枝毛や切れ毛、チリチリ化が一気に表に出やすくなります。
今日からできる応急ケア(見た目改善)
完全修復はできなくても、手順を少し変えるだけで「見た目の整い」は大きく変わります。
家での数分を積み重ねて、まずは毎日の引っかかりを減らしましょう。
洗い方と乾かし方の最短手順
予洗いを長めにして、ぬるめの湯で頭皮を中心に流します。
シャンプーは手でしっかり泡立ててから地肌へ乗せ、髪は泡で包むだけにしてこすりません。
すすぎは丁寧に、毛先は握るのではなく「押す」ように水を切ります。
ドライは根元から風を入れ、同じ場所に熱を当て続けないように動かします。
八分乾きでミルク、毛先だけ少量のオイルを重ね、最後に冷風で表面をならします。
アウトバスの重ね方(ミルク→オイル)
ミルクは水分を抱え込ませる役、オイルは表面のコート役です。
先にミルクを薄く全体へ、そのあと毛先だけオイルでフタをすると重くなりにくいです。
つけすぎはベタつきとぺたんこにつながるので、1プッシュ未満から試して必要分だけ増やしましょう。
弱酸性でととのえる発想
髪は弱酸性域で落ち着きやすく、アルカリに傾くとふくらんで摩擦が増えます。
酸性寄りのコンディショナーやリンスで仕上げると、表面がなめらかになり、翌朝の広がりが和らぎます。
頭皮が敏感な日は短時間で流し、刺激があれば無理をしないでくださいね。
根本対処(再発させない)
応急ケアで落ち着かせつつ、原因側を減らすことが未来の手触りにつながります。
ここからは「切る判断」と「ダメージの入口を減らす」二本立てです。
マイクロトリムとカットの使い分け
枝毛や白い粒のような弱点が目に入るなら、数mm単位のマイクロトリムを定期的に入れます。
裂けが深い、チリつきが広範囲、ゴムのように伸びる感触があるなど重症なら、数cmのカットで境目をリセットする方が仕上がりは早いです。
一度できた枝毛や深い損傷は元に戻らないので、「切る勇気」が遠回りに見えて近道です。
温度・回数・テンション管理
アイロンはできるだけ低温設定にして、同じ場所を往復しないのが鉄則です。
目安は160℃以下、1パネルあたりスルーは短く、引っ張りすぎないようにしましょう。
ドライヤーは適度に離し、乾かしすぎや高温の当てっぱなしを避けると、熱ダメージを最小限にできます。
カラー/矯正の間隔と前後ケア
ブリーチや縮毛矯正は、間隔を空けて実施し、同時進行は避けるのが安全です。
施術の前後は集中コンディショニングを挟み、摩擦の少ない乾かし方と熱保護を徹底します。
海やプールの後は早めに真水で流し、保湿重視のトリートメントで落ち着かせましょう。
サロンで相談すべきライン
根元付近まで縮れが及ぶ、濡れても戻らない、断毛が続くなどのサインがあればプロに相談しましょう。
カットで境目を整理しつつ、弱酸性ストレートなどダメージを抑えた選択肢を検討します。
ただし、強い酸や高温と組み合わせるメニューは髪質や履歴によりリスクがあるため、無理に行わない判断も大切です。
FAQ
Q: ビビり毛は元に戻りますか?
完全に元通りにすることはできません。
見た目を整えるケアと、必要に応じたカットで扱いやすさを優先しましょう。
Q: 切らずにごまかすコツは?
洗い方と乾かし方の見直し、ミルク→オイルの二層使い、冷風仕上げが即効性のある方法です。
寝具やマフラーは摩擦の少ない素材に替えると、日中の広がりも減ります。
Q: アイロンの温度と回数はどのくらい?
できるだけ低温で、同じ場所を往復しないのがコツです。
一度で形を決める意識と、熱保護剤の併用で負担を減らしましょう。
Q: ブリーチと矯正は同時にできますか?
重なれば負担は跳ね上がります。
間隔を空け、どちらかを優先し、前後の保護と観察期間を設けて判断しましょう。
Q: 酸熱トリートメントはやっても平気?
髪質や履歴により結果が分かれ、失敗例もあります。
信頼できる美容師とリスクと便益を確認し、むやみに繰り返さないようにしましょう。
まとめ
チリチリの毛先は強いダメージのサインで、重症ほど完全修復は難しいです。
だからこそ、まずは日々の手順で見た目を整え、必要に応じて切る勇気を持つことが近道です。
温度・回数・摩擦をコントロールし、施術は計画的に。
小さな工夫を積み重ねれば、少し先の手触りはちゃんと変わっていきます。
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