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枝毛の原因と対策
枝毛カッターとは?仕組み・正しい使い方・頻度までやさしく解説
What is split hair cutter?
枝毛カッターとは?
枝毛カッターは、毛先の傷んだ部分だけを数ミリ切り落として整える電動ツールです。
髪全体の長さはほぼ変えずに、ガサつく毛先や枝毛をそろえるのが目的です。
「伸ばしているけど毛先だけ荒れる」という悩みに向いた道具ですよ。
仕組みとできること・できないこと
内部の刃が一定幅で回転し、毛先に達した部分だけを約6mmカットします。
毛先の飛び出しや枝分かれをそろえることで、指通りと見た目のツヤが上がります。
一方で、傷んだ内部構造そのものを直すわけではありません。
枝毛の根治ではなく、見た目と手触りを整える用途と考えると失敗が少ないです。
どんな髪に向く?
毛先がパサつくロングや、伸ばし中で長さを落としたくない人に向きます。
髪が絡みやすい人は、使う前のコーミングが丁寧にできると相性が良くなります。
短すぎる髪や強いもつれが残った状態では、うまく通せず品質が安定しません。
使い方の正解(失敗しない基本)
コツは「乾いた素髪」「少量セクション」「ゆっくりまっすぐ」「同じ箇所を複数回」です。
道具のスイッチの向きも仕上がりを左右します。
事前準備:乾いた素髪・もつれ除去
必ずシャンプー後に乾かし、スタイリング剤やオイルが残っていない素髪で使います。
目の粗いコームで絡まりをほどき、髪を左右や上下にブロッキングします。
少量ずつ取れるように、クリップで留めておくと作業が安定します。
操作のコツ:向き・速度・回数
本体の矢印表示は「床方向に向ける」が基本です。
薄い毛束をヘアプレートにまっすぐ乗せ、毛先に向かってゆっくりスライドします。
同じラインを2〜3回通して均一に整えます。
早すぎると刃に届く毛先が安定せず、取り残しやムラの原因になります。
終わった後の確認とお手入れ
仕上がりは手触りで確認し、引っかかる部分があれば薄く取り直してもう1〜2回だけ通します。
作業の途中や最後に、内部チャンバーの毛くずをこまめに捨ててブラシで清掃します。
使用後は乾いた場所で保管し、次回も素髪で使えるよう日々の整髪料は洗い流しておきましょう。
メリットと注意点
良さとリスクを知っておくと、自分の髪に合わせて上手に使えます。
メリット:長さを保ちながら毛先を整える
毛先のバサつきが落ち着き、まとまりやすくなります。
ロングをキープしたまま印象を整えられるので、こまめな毛先メンテに便利です。
カットの合間に取り入れると、毎日のセット時間を短くできます。
注意点:やりすぎ・切りすぎを避けるコツ
刃は毛先に届いた部分を一定幅で切るため、操作が粗いと健常毛の端も一緒に切れてしまいます。
薄い毛束で、ゆっくり、同じラインを少回数にとどめるのがコツです。
一度に全頭を完璧にしようとせず、気になるラインを優先して整えましょう。
頻度と機種の選び方
頻度は「毛先の荒れ具合」と「機種の推奨レンジ」で決めます。
道具は電源方式や重さで選ぶと扱いやすくなります。
目安の頻度とタイミング
プロ向けモデルはおおむね月1回を目安に、家庭用ミニは2〜3週間に1回の人もいます。
ヘアアイロンの使用頻度や季節の乾燥具合で、間隔を少し広げたり狭めたりしましょう。
使う日は必ず素髪に乾かしてからが約束です。
ミニとプロの違い
ミニは乾電池式で手軽、軽量で取り回しやすいのが特長です。
プロモデルは充電式でパワーが安定し、連続作業や家族での共用に向きます。
どちらも使用後の清掃と保管をきちんと行えば、仕上がりが安定します。
よくある質問(FAQ)
Q: 濡れた髪やスタイリング剤がついた髪でも使える?
A: 使えません。
必ず清潔で完全に乾いた素髪で使いましょう。
整髪料や油分が残ると束になって均一に処理できません。
Q: どれくらい切れるの?長さは変わらない?
A: 毛先の約6mmをそろえる仕組みです。
全体の長さは大きく変えずに、毛先の荒れを整える用途です。
Q: どのくらいの頻度で使えばいい?
A: 目安は月1回程度から、毛先が荒れやすい人で2〜3週間に1回です。
使いすぎは切りすぎを招くので、仕上がりを見ながら間隔を調整しましょう。
Q: 健康な毛先まで切れてしまわない?
A: 取り方と動かし方が乱れると、健常毛の端も一緒に切ることがあります。
毛束は薄く、ゆっくり、同じラインを少回数にとどめるのがコツです。
Q: 使った後は何をすればいい?
A: 内部の毛くずを捨ててブラシで清掃し、髪はアウトバスで保湿して摩擦と乾燥を防ぎましょう。
紫外線の強い季節はヘア用UV対策も役立ちます。
まとめ
枝毛カッターは、長さを守りながら毛先の乱れだけを素早く整える心強い相棒です。
ただし仕組みはシンプルで、素髪で薄く取り、ゆっくり複数回という基本を外すと仕上がりがぶれます。
頻度は無理なく続けられる範囲で、使った後は保湿と摩擦対策をセットにしましょう。
この小さな手入れを習慣にできれば、伸ばし中の毛先も毎日するんと扱いやすくなります。
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