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枝毛って何が悪い?治らない理由と今日からの正しい対策をやさしく解説
What's wrong with split ends?
枝毛は何が悪い?まず知っておきたい現実
枝毛は見た目がパサついて見えるだけでなく、手触りがざらつき、指通りが悪くなります。
絡まりやすくなるので、毎日のスタイリングに時間がかかります。
カラーの色落ちが早くなったり、パーマのカールや質感が保ちにくくなることもあります。
伸ばしている途中なら、途中で切れて長さが進みにくくなる厄介さもあります。
つまり、枝毛は「美しさ」「扱いやすさ」「時間」の三方面でじわじわ効いてくる存在です。
見た目と手触りの悪化
毛先が割れていると光の反射が乱れ、ツヤが出にくくなります。
触ると引っかかり、コームやブラシが途中で止まりやすくなります。
その小さなストレスが、さらに摩擦を増やして悪循環を招きます。
スタイリングとカラー・パーマへの影響
枝毛が多い毛先は水分や薬剤の保持力が落ち、巻いても崩れやすくなります。
カラーは抜けやすく、パーマはダレやすいので「持ち」が短くなります。
毎朝のセット時間が伸び、仕上がりのムラも出やすくなります。
どうして枝毛になるの?
いちばん大きいのは摩擦です。
濡れた髪は特に脆く、タオルや枕、コームの刺激でキューティクルがはがれやすくなります。
さらに、ドライヤーやアイロンの熱、パーマやカラーなどの薬剤、紫外線や低湿度の環境もダメージを重ねます。
摩擦と乾燥(濡れ髪が弱い理由)
濡れている髪は内部の結合がゆるみ、引っぱりやこすれに弱くなります。
こすり拭きや強いブラッシングは、小さな傷を増やして枝毛の起点を作ります。
乾燥や低湿度は静電気を招き、さらにキューティクルを乱れやすくします。
熱・薬剤・紫外線のダメージ
高温のアイロンや近すぎるドライヤーは、表面を乾燥させて脆くします。
カラーやブリーチ、パーマは内部構造に負担をかけ、毛先の耐久力を落とします。
紫外線は表面だけでなく内部の結合にも影響し、パサつきや枝毛を後押しします。
「やってはいけないこと」先に確認
良かれと思って続けている習慣が、枝毛を増やしていることがあります。
まずはここからやめると、悪化が止まりやすくなります。
枝毛を裂く・ちぎる
指で引き裂くと傷口が広がり、さらに上へと裂け目が伸びやすくなります。
見つけても裂かず、切るなら鋭いハサミで清潔に、できれば美容室で行いましょう。
濡れたまま寝る・強いブラッシング
濡れ髪での就寝は、枕との摩擦でキューティクルがはがれやすくなります。
ブラッシングは毛先の絡まりをほどかずに根元から通すと、途中で無理な力がかかって枝毛の原因になります。
今日からの正解ケア
枝毛対策は「摩擦を減らす」「熱をコントロールする」「乾燥と紫外線から守る」の3つを柱にします。
順番と距離を決めるだけで、仕上がりは安定します。
ブラッシングは毛先→中間→根元の段階法
まず毛先の絡まりをほどき、中間、最後に根元から通します。
濡れた髪は目の粗いコームでやさしく、力をかけないのがコツです。
ドライヤーは15〜20cm離して根元から
タオルで余分な水分をとってから、ドライヤーは距離を保ち、同じ場所に当て続けないよう動かします。
根元→中間→毛先、最後に冷風で表面をなでると、ツヤとまとまりが出やすくなります。
UV・外気の乾燥に備える
外出時は帽子やヘア用UVミストを使い、帰宅後は保湿系のトリートメントで手触りを整えます。
冬や乾燥日には、ナイトキャップやシルク枕で就寝時の摩擦を軽減しましょう。
既に枝毛が多いときの対処
できてしまった枝毛は元には戻らないので、切る位置と今後のダメージ管理が大切です。
何cm上で切る?サロンでの相談ポイント
枝分かれの少し上まで内部ダメージが進んでいることが多いので、数cm上からのカットが安全です。
伸ばし中でも、定期的に毛先を整える方が最終的に長さが伸びやすくなります。
カラーやパーマは頻度とリタッチで守る
間隔をあけ、全体染めを繰り返さず根元リタッチを活用すると、毛先の負担を減らせます。
アイロンは温度を見直し、ヒートプロテクトを毎回なじませましょう。
FAQ
Q: 枝毛はトリートメントで治る?
A: 髪は角化した組織で自己修復しないため、治すことはできません。
手触りを良くする補修やコーティングで一時的に整えることはできますが、根本解決はカットです。
Q: どれくらい上を切れば再発しにくい?
A: 枝分かれの少し上まで傷んでいることが多いので、数cm上から整えると安定します。
仕上がりや長さの希望を伝え、担当者と最小限で相談しましょう。
Q: 自然乾燥はダメ?
A: 濡れ髪は摩擦に弱く、放置中のこすれで傷みやすいです。
短時間で根元から乾かし、最後は冷風で整えるのが安全です。
Q: 枝毛を見つけたら抜く・裂くはアリ?
A: どちらもNGです。
傷口が広がり、引っかかりが増えてさらに悪化します。
見つけたら無理に触らず、カットでリセットしましょう。
Q: カラーやパーマはもう諦めるべき?
A: 諦める必要はありません。
頻度や施術方法(リタッチ)を調整し、ホームケアを丁寧にすれば両立できます。
まとめ
枝毛は見た目・扱いやすさ・時間の三拍子に影響し、放置しても自然には戻りません。
まずは裂かない、濡れ髪の摩擦を減らす、ドライヤーの距離と順序を守る、紫外線と乾燥を防ぐのが基本です。
すでに多い場合は数cm上から整え、今後は摩擦を減らすルーティンで「増やさない」毎日に切り替えましょう。
小さな習慣の積み重ねが、ツヤと手触りを長く守ってくれます。
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