- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 髪の講座
- >
- くせ毛の原因と対策
- >
- くせ毛が広がらないドライヤーの仕方!根元から冷風までプロがやさしく解説
本ページはプロモーションが含まれています
くせ毛の原因と対策
くせ毛が広がらないドライヤーの仕方!根元から冷風までプロがやさしく解説
I want to manage the curly hair that spreads even when dried! How to use a hairdryer for people with curly hair
くせ毛が広がるのはなぜ?
くせ毛は乾燥すると表面が粗くなり、空気中の水分を吸いやすくなります。
水分を吸うと髪の内部でむらができ、うねりや広がりが強まります。
乾かしても広がる時は、オーバードライと湿気の両方が関係していることが多いです。
カットの内容が合っていないと、短くなった毛がうねって外側へ押し出され、広がりやすくなります。
大事なのは、乾かし方で水分をコントロールし、毛流れを整えることです。
乾燥と湿気の悪循環を断つ
一度乾ききった毛先に熱を当て続けると、さらに乾燥してパサつきます。
乾いた毛先は湿気を吸いやすく、外に向かって膨らむので、まずは根元から整えます。
仕上げに冷風で表面を落ち着かせると、広がりのきっかけを減らせます。
カットの影響で広がるケース
梳きすぎやレイヤーの入れすぎは、短い毛のうねりを強め、乾かすほど広がることがあります。
量感を減らす時は、髪の重さを残す位置の相談をおすすめします。
ドライヤー前の下準備
濡れた髪はキューティクルが開き、摩擦に弱い状態です。
タオルで挟んで水分を吸わせ、こすらないことが基本です。
手触りをよくしたいからといって、毛先から強くとかすのは避けます。
目の粗いコームで中間から少しずつ整えましょう。
タオルドライの正解
根元はタオルを指に巻きつけ、地肌を押さえるイメージで水分を取ります。
毛先はタオルを当てて軽く握り、押して離すを数回くり返します。
ここで水分をしっかり抜いておくと、ドライヤーの時間が短くなり、熱ダメージも減ります。
アウトバスは中間〜毛先に
洗い流さないトリートメントは手のひらでよく伸ばし、中間から毛先に薄く馴染ませます。
根元につけすぎるとペタっとして乾きにくくなるので注意します。
基本の乾かし方4ステップ
ここからは順番と風の向きをはっきり決めます。
近づけすぎや一点集中を避け、髪から少し距離を取って動かし続けます。
ステップ1:根元を起点に大風量で水分を飛ばす
ドライヤーは髪から少し離し、まずは根元の水分を大きな風で飛ばします。
後ろから前へ、右から左へと交互に風を送ると、生えぐせが整い、広がりの元が減ります。
手ぐしは指をそろえて頭の丸みに沿って通し、軽く引き出しながら乾かします。
ステップ2:風は上から前へ、毛流れを整える
表面はキューティクルの向きに合わせ、上から前へ風を流します。
下から煽ると逆立ちやすいので、基本は上方向から当てましょう。
根元が乾いたら分け目を意識せずに、頭の丸みに沿って手ぐしで流れを作ります。
ステップ3:中間〜毛先は弱風で均一に
中間から毛先は弱めの温風に切り替え、左右に振りながら均一に乾かします。
毛先の乾かしすぎを防ぐため、温度と距離を保ったまま、同じ場所に当て続けないようにします。
ノズルを使うと風の帯が細くなり、クセを伸ばしながら整えられます。
ステップ4:冷風で形を固定する
全体が乾いたら、冷風で表面をなでるように当てます。
手ぐしで作った流れを指で押さえ、上から冷風を通すとつやが出て、広がりにくくなります。
目的別ドライ
仕上がりのゴールを「抑える」「活かす」から選ぶと、手順がぶれません。
ボリュームを抑えたい時
ノズルで根元の立ち上がりを抑えつつ、上から前へ風を通します。
耳まわりとハチ周りは、手のひらで押さえながら冷風で密度を作ると収まりが良くなります。
毛先は内側へ手ぐしで引き入れて、弱風→冷風で固定します。
くせを活かしてふんわり仕上げたい時
ディフューザーを装着し、中低温の風で根元から全方向に当てます。
髪を握り込まず、手のひらで受けるように支えて乾かすと、カール感を保ったままボリュームを出せます。
最後に冷風で表面を整えて完成です。
細部の仕上げ
全体が整っても、前髪やもみあげが乱れると印象が崩れます。
仕上げの数十秒で差が出ます。
前髪・もみあげ・襟足のコツ
前髪は上から左右交互に風を当て、割れ目を消してから流したい方向へ整えます。
もみあげは指2本で軽く引き、上から弱風→冷風の順で密着させます。
襟足は下から煽らず、手のひらで押さえながら上から冷風で落ち着かせます。
ノズルとディフューザーの使い分け
ノズルは風を細くして方向を作りたい時に便利です。
ディフューザーは広がる髪をふんわり活かす時や、根元だけ乾かしたい時に向いています。
どちらも近づけすぎず、動かし続けるのがコツです。
よくあるNGと直し方
仕上がりが決まらない時は、原因がはっきりあります。
すぐ直せるポイントから見直しましょう。
近づけすぎ・一点集中・毛先から乾かす
ドライヤーを近づけすぎるとオーバードライになり、パサつきと広がりにつながります。
一点に当て続けると局所的に熱が入りすぎます。
毛先から先に乾かすと水分が抜けすぎるので、必ず根元を先に整えます。
乾かし残しと寝ぐせの予防
触って冷たい部分は、水分が残っているサインです。
最後に風量を弱めて、分け目や襟足などの残りやすい部位を確認し、冷風で仕上げます。
季節・環境の対策
梅雨や夏は汗と湿気でうねりやすくなります。
温度と風量を調整して、表面を乱さない工夫を足しましょう。
梅雨や夏の汗でうねる時
低めの温度設定でも風量が強いモードを選び、根元の汗を早めに飛ばします。
乾いたらすぐ冷風で表面を落ち着かせ、外気の湿気を含みにくい状態にします。
温度設定と時間配分
根元は短時間で一気に、中間〜毛先は弱風でじっくり、仕上げは冷風で固定します。
「根元に時間、毛先は薄く、最後は冷やす」の配分を覚えておくと安定します。
まとめ
くせ毛をドライヤーで整える鍵は、根元から順に、上から前へ、最後は冷風という流れを崩さないことです。
近づけすぎず動かし続け、毛先は乾かしすぎないことを意識しましょう。
季節や汗で乱れやすい時も、温度と風量を調整すれば毎日の仕上がりは変わります。
あなたの髪に合うリズムが一度つかめれば、忙しい日でも広がらない心地よさが続きます。
おすすめのアイテム ISSHI イッシ ザ ヘアミルク シルキーモイスト

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
髪の講座
髪の講座