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頭のツボについて
頭にも筋肉はある!前頭筋・側頭筋・後頭筋をやさしく整える基礎ガイド
Head is muscle present?
頭にも筋肉はある?基本のしくみ
結論から言うと、頭にも筋肉はしっかりあります。
代表は前頭筋・側頭筋・後頭筋で、前頭筋と後頭筋は帽状腱膜という丈夫な膜でつながり、一体となって頭皮を動かします。
この連携は「後頭前頭筋」と呼ばれ、眉が上がる、頭皮が前後に動くといった表情の土台になっています。
構造を知ると、なぜ頭皮ケアが顔の印象にまで関わるのかが見えてきます。
前頭筋・後頭筋・帽状腱膜のつながり
前頭筋は眉の上に広がり、収縮すると眉を引き上げて額に横ジワを作ります。
後頭筋は後頭部から帽状腱膜へ張り付き、頭皮を後ろへ引きます。
両者の間を橋渡しする帽状腱膜は、頭皮の「滑り」を作るカギで、ここがこわばると頭皮全体の動きが鈍くなります。
頭皮は皮膚・皮下組織・帽状腱膜・疎性結合組織・骨膜という5層から成り、筋と膜が層の中で役割を分担しています。
側頭筋と食いしばりの関係
側頭筋はこめかみの下に扇状に広がる咀嚼筋で、歯を噛みしめる時に強く働きます。
仕事中に無意識で歯を当て続ける、寝ている間に歯ぎしりをするなどの癖があると、側頭筋が過緊張しやすく、こめかみのだるさや頭痛の一因になります。
そのため、頭皮ケアと一緒に「食いしばりリセット」を日常化すると、こめかみ周りの負担が減りやすいですよ。
こるとどうなる?代表的なサイン
頭の筋肉がこると、重だるさや鈍い痛み、目の奥の疲労感、こめかみの圧痛などが出やすくなります。
表情の動きが硬くなり、前髪の生え際や側頭の皮膚の滑りが悪くなることも。
放置せず、まずは状態を知るための簡単チェックから始めましょう。
頭の可動性チェック
両手の指の腹で頭皮を前後左右にずらし、皮膚だけが3〜5mmほど滑れば良好です。
頭全体が動く感じで皮膚が滑らない、強い痛みを伴う場合はこわばりのサインです。
痛みが鋭い、腫れや発熱がある時はセルフケアより受診を優先しましょう。
こめかみ圧痛チェック
左右のこめかみに指の腹を当て、歯を軽く噛み合わせてから脱力します。
噛み合わせ時に硬く盛り上がる、脱力後も押すと痛い場合は、側頭筋が過緊張している目安です。
日中の噛みしめ癖を見直すサインとして活用してください。
今日からできるセルフケア
セルフケアは「短時間・やさしい圧・毎日」がお約束です。
強すぎる圧は逆効果なので、気持ち良い手前で止めましょう。
3分ヘッドルーティン(圧・時間・頻度)
1. おでこリフト(30秒):生え際に4本指を置き、頭頂へ向けて皮膚をそっと引き上げてキープします。
2. 側頭ほぐし(60秒):耳の上に円を描くように指を滑らせ、斜め上へやさしく引き上げます。
3. 後頭リリース(30秒):うなじの付け根を両手で包み、圧迫と離すをリズム良く繰り返します。
4. 頭頂プレス(30秒):頭頂を両手で包み、深呼吸を3回しながら軽く圧をかけて抜きます。
5. フェイスライン仕上げ(30秒):耳の前から顎下へ、皮膚表面をなで下ろして流れを整えます。
目安は合計約3分、1日2〜3回です。
入浴時は温まりでほぐれやすく、就寝前はリラックスしやすいですよ。
食いしばりリセットと日中の癖対策
上下の歯は常に接触させないのが基本です。
「唇は閉じる・歯は離す・舌は上あごに軽く触れる」を合図に、1時間に1回は顎の力みを抜きましょう。
ガムや硬い食べ物の過剰摂取、長時間のうつむき姿勢は側頭筋の負担を増やすので控えめに。
就寝時の食いしばりが疑わしい場合は、歯科での相談(ナイトガードなど)も選択肢です。
NGと受診の目安
爪を立てる、強圧で長時間もみ続ける、炎症や傷・日焼け直後の部位をこするのはNGです。
片側だけの激しい頭痛、視覚の異常、しびれ、発熱や化膿、腫れが強いなどの症状がある場合は、自己判断をやめて医療機関へ。
歯や顎の痛み・カチカチ音・口が開けにくいなどが続く時は歯科口腔外科へ相談しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 頭の筋肉はどこにありますか?
前頭筋・側頭筋・後頭筋が代表で、前頭筋と後頭筋は帽状腱膜でつながり、頭皮を動かします。
こめかみの下の大きな筋が側頭筋で、咀嚼に関わります。
Q: 測りやすいセルフチェックは?
頭皮の滑り(3〜5mm)があるか、こめかみの圧痛の有無を確認します。
左右差が大きい、痛みが強いときは短時間・低圧から始め、改善が乏しければ受診を。
Q: 何分・何回やればいい?
合計約3分を目安に、1日2〜3回が続けやすいラインです。
忙しい日は入浴時と就寝前の2回でもOKです。
Q: 食いしばり対策は?
日中は「歯を離す・舌は上あご」を合図に力みをリセット。
就寝時の歯ぎしりが疑わしければ歯科で相談し、ナイトガード等を検討しましょう。
Q: 痛みや腫れがある時は?
セルフマッサージは中止し、冷却と安静を優先します。
改善しない場合や悪化する場合は医療機関を受診してください。
まとめ
頭にも筋肉はあり、前頭筋・側頭筋・後頭筋が帽状腱膜を介して頭皮の動きを作っています。
こりや食いしばりで負担が増えると、重だるさやこめかみの違和感につながりやすくなります。
やさしい圧で約3分のルーティンと、日中の癖リセットを毎日積み重ねることが、いちばんの近道です。
無理なく続けて、軽やかに動く頭皮とすっきりした印象を育てていきましょう。
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