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頭皮の赤みの原因と対策
頭皮の色でわかるサイン!今日からできる見立て方と正しいケア
What you can know from the color and state of the scalp.
頭皮の色で“わかること”の考え方
鏡で分け目を見たときに、頭皮の色がいつもと違うとドキッとしますよね。
ただ、色だけで病名が決まるわけではありません。
色はあくまで「目安」で、フケやかゆみ、しみる痛み、かさぶたの有無などの症状と一緒に見ていくのがコツです。
まずは色別の“よくあるサイン”を知り、今日からのケアと受診の目安につなげていきましょう。
色別チェックと原因候補
青白い:おおむね良好なサイン
青みを帯びた青白い頭皮は、一般にコンディションが整っている目安と考えられます。
見た目が青白いのは、薄い皮膚の下にある毛根や毛細血管の色がほんのり透けて見えるためです。
触れてヒリつきがなく、フケやかゆみが目立たなければ、基本のケアをそのまま続けていきましょう。
ピンク〜赤:炎症や日焼けの可能性
分け目や生え際がピンク〜赤く見えるときは、摩擦や合わない製品、紫外線による炎症が関与していることがあります。
ヒリヒリやかゆみを伴うなら刺激を減らし、やさしい洗い方と十分なすすぎ、頭皮用の保湿、分け目のUV対策に切り替えましょう。
赤みが数週間続く、痛みや膿、びらんを伴う、円形に抜けてくるなどは自己判断をやめて皮膚科へ。
黄色〜白黄色:フケ・脂漏性皮膚炎の典型像
白っぽい〜白黄色のフケや、べたつく鱗屑が続く場合は、脂漏性皮膚炎が背景にあることがあります。
かゆみの有無は人それぞれで、疲れや季節の変わり目に悪化しやすいのが特徴です。
まずは洗いすぎを避けつつ、薬用シャンプーを週に数回取り入れて経過をみましょう。
改善しない、赤みが広がる、耳まわりや顔にも出てくるときは皮膚科で評価を受けてください。
茶色〜黒:シミ・ほくろは“変化”に要注意
日焼け後に茶色っぽく見えることはありますが、点状・斑状の色の盛り上がりや、短期間での拡大、不揃いな形や色むら、出血やかさぶたを繰り返す場合は受診のサインです。
とくに髪に隠れて見落としやすいので、家族に見てもらう、写真で経過を記録するなど、変化に敏感になりましょう。
青紫:全身サインなら早急に受診
頭皮単体で青紫に見えるより、唇や爪まで青紫に見えるときは、全身のサインである可能性があります。
息苦しさやめまいなど他の症状を伴う場合は、迷わず医療機関へ連絡しましょう。
状態別の見立て(フケ・乾燥・べたつき・かゆみ)
乾燥優位のとき
細かい白い粉が舞う、洗うほど突っ張る、静電気が起きやすいなら乾燥傾向です。
低刺激シャンプーでなで洗いし、洗後は頭皮用ローションでうるおいを補いましょう。
ドライヤーは中温で距離をとり、同じ方向から当て続けないのがコツです。
皮脂優位のとき
夕方にべたつく、前髪が重くなる、白黄色のフケがまとまるなら皮脂優位です。
ぬるま湯予洗いを長めに取り、シャンプーは手でよく泡立ててから指の腹で小刻みに。
薬用シャンプーは週に数回から開始し、乾燥しやすい人は通常の低刺激シャンプーとローテーションしましょう。
混合タイプのとき
生え際は乾燥、頭頂はべたつくなどの混合もよくあります。
部位ごとにシャンプー量を変え、保湿は乾燥部位中心に。
スタイリング剤は頭皮につけず、就寝前に必ず落とす習慣をつけましょう。
今日からできるケア
洗い方・すすぎ・乾かし方
予洗いはしっかり、洗浄は短く、すすぎは長めを合言葉にしましょう。
爪は立てず、指の腹で円を描くように。
トリートメントは毛先中心で、地肌にはつけません。
乾かすときは根元から、地肌を先にサラリと乾かすとムレにくくなります。
頭皮保湿・UV・成分の使い分け
敏感期は香料やアルコールが強い製品を避け、セラミドやアミノ酸系など低刺激設計を選びましょう。
外出時は帽子や日傘、分け目には頭皮用UVスプレーを。
日焼け後は冷却と保湿を優先し、ヒリつきが強い間は刺激になりやすい製品の使用を控えます。
薬用シャンプーの取り入れ方
白黄色のフケやべたつきが続くときは、ケトコナゾール、硫化セレン、亜鉛ピリチオンなどの薬用成分が役立つことがあります。
最初は週に数回から始め、乾燥しやすい人は通常のシャンプーと交互に使いましょう。
改善が乏しい、悪化する場合は自己判断をやめて皮膚科へ。
受診の目安
危険サインと診察で確認されること
赤みが長引く、膿やびらん、強いかゆみや痛み、円形の脱毛、顔や耳にも広がる、斑の色や形が変わる、出血を繰り返すといった場合は受診のサインです。
診察では、症状の経過、使用中の製品、生活背景を確認し、必要に応じて外用薬やシャンプー療法、パッチテストなどが検討されます。
セルフケアと医療の役割分担をはっきりさせることが、再発予防の近道ですよ。
FAQ
Q: 健康な頭皮の色は何色?
一般的には青白い傾向が目安です。
ただし個人差があるため、色だけで判断せず、ヒリつきやフケなどの症状と一緒に見ましょう。
Q: 黄色いフケが続くのですが、どうすれば良い?
薬用シャンプーを週に数回取り入れ、洗いすぎと保湿不足の両方に注意します。
広がる、赤みや痛みが強い、顔にも出る場合は皮膚科で評価を受けてください。
Q: 分け目の日焼けはどう防ぐ?
帽子や日傘に加え、頭皮用UVスプレーを分け目に軽くひと吹きするのがおすすめです。
外から帰ったらやさしく洗って乾かし、ローションでうるおいを補いましょう。
Q: ほくろが増えた気がします。様子見で大丈夫?
短期間で大きさや形、色が変わる、出血やかさぶたを繰り返すなどは受診のサインです。
写真で経過を残し、早めに皮膚科で相談しましょう。
Q: 色だけで病気は判断できますか?
できません。
色はあくまで“目安”なので、症状や経過と合わせて見立て、必要に応じて受診しましょう。
まとめ
頭皮の色は、日々の変化に気づくための心強いヒントです。
ただし「色=診断」ではないからこそ、青白い・赤い・黄色い・茶色いなどの見え方を、フケやかゆみ、ヒリつきと重ねて読み解いていきましょう。
今日からは、やさしく洗う、ていねいにすすぐ、根元からしっかり乾かす、保湿とUVで守る。
この基本に、必要なら薬用成分をスポットで足し、迷ったら皮膚科で確認する。
その積み重ねが、あなたの頭皮を安定させる近道です。
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