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カラーリングやパーマ
同日にやるならどっちが先?カラーとパーマの順番・日数目安・色落ち対策の答え
What is the correct order when you want to color and perm at the same time? We will also show you how to reduce the damage as much as possible!
結論:同日?別日?まずは“順序の原則”を把握
同日にカラーとパーマを行うなら、基本は「パーマ→カラー」です。
別日に分けられるなら「パーマを先に、カラーを後」で、目安は約1週間の間隔です。
この原則は、色落ちやムラを避け、最後に色味を微調整しやすいからこそ有効です。
原則は「パーマ→カラー」
カラーを先にすると、その後のパーマ薬剤で色が流れやすく、視覚的なダメージが大きく映ります。
先にパーマを済ませてから、仕上げにカラーでトーンや色味を整える方が、全体の完成度を高めやすいのです。
別日は「パーマ先・カラー後」、目安は約1週間
薬剤反応の定着やアルカリの戻りを待つためにも、短期間に重ねない設計が安心です。
予定の都合で短縮する場合でも、髪と頭皮のコンディションを最優先に判断しましょう。
なぜ“パーマ先”が基本なのか
色落ち・ムラの回避
パーマの薬剤は髪の内部構造に働きかけ、キューティクルを開いて反応を進めます。
先にカラーを行うと、この作用で色素が流出しやすく、仕上がりの明度が意図せず上がったりムラが出たりします。
パーマ→カラーであれば、最後に狙いの色へ合わせ込む微調整が可能です。
仕上がりの微調整がしやすい
パーマ後の髪は反応直後のコンディションが個々に異なります。
ここでカラーを後置きすることで、艶や深み、透明感の“見え方”を仕上がり基準で整えられます。
“同日施術できる/できない”の線引き
医薬部外品同士は不可という業界整理
一般的なヘアカラー剤と多くのパーマ剤は「医薬部外品」に分類されます。
業界資料では、医薬部外品どうしの同日併用は避ける整理が示されています。
このため、サロン側が同日施術を断るケースがあるのです。
化粧品(カーリング料)なら同日可のケース
一方、パーマ側に「化粧品」区分のカーリング料(いわゆるコスメパーマ)を採用すれば、同日施術が可能な設計もあります。
ただし髪の状態や希望質感によって適否が異なるため、同日可否は担当者と薬剤の組み合わせまで含めて判断しましょう。
ケース別の最適解
白髪染め・リタッチを使う日
根元のみを染めるリタッチは、パーマと重なる領域を最小化でき、ダメージと色落ちの両方を抑えやすい選択です。
同日ならパーマ→最後にリタッチ、別日ならパーマの後にカラーが基本線です。
縮毛矯正と組み合わせる日
縮毛矯正は熱と薬剤の負荷が高く、色落ちやダメージの影響が大きく出ます。
原則は「縮毛矯正を先→後日カラー」を推奨し、少なくとも数日〜1週間程度は間隔を取りましょう。
同日や短い間隔での併用は、仕上がりと持ちの両面で不利になりやすいです。
ブリーチと組み合わせる日
ブリーチは脱色力が高く、パーマと同時・近接での併用は負荷が跳ね上がります。
優先順位を決め、できれば日を分ける運用が安全側です。
やむを得ず同日に近いスケジュールなら、仕上がりの許容幅とケア前提で慎重に設計しましょう。
ダメージを最小化する運用TIPS
重複ゾーンを減らす
全頭カラーを避け、リタッチや低アルカリの調整色で重複塗布を小さくします。
パーマ側は必要最小限の薬剤量と放置時間を守り、反応完了の見極めを丁寧にします。
最後に色味で“帳尻合わせ”
同日なら必ずパーマを先に終え、最後のカラーで色味と明度を微調整します。
ムラが出やすい毛先はトナー設計や塗布量のコントロールで負担を抑えましょう。
別日の“戻り”を味方にする
別日に分ける場合は、約1週間を目安に髪のコンディションが落ち着くのを待ち、カラーで仕上げます。
間隔を短くせざるを得ない時は、前後で保湿・補修を徹底し、熱ダメージを最小化しましょう。
よくある質問
Q: 同日にやるならどっちが先?
基本はパーマ→カラーです。
色落ちやムラのリスクを避け、最後に色味調整ができます。
Q: 別日の場合は何日あければ安心?
目安は約1週間です。
髪と頭皮の回復を待ち、二重の負荷を避けます。
Q: コスメパーマなら同日でも大丈夫?
薬剤が化粧品区分のカーリング料なら、同日可の設計もあります。
ただし髪の状態と希望質感によって判断が分かれます。
Q: 白髪染めの日のコツは?
リタッチで重複範囲を減らし、同日ならパーマ→最後にリタッチで色味を整えるのが現実的です。
Q: 縮毛矯正やブリーチを組み合わせる日は?
縮毛矯正は先に行い、後日にカラーを。
ブリーチはできるだけ別日に分け、強い処理同士を重ねないのが安全です。
まとめ
同日なら「パーマ→カラー」、別日なら「パーマ先・カラー後」で約1週間の間隔が基本ラインです。
化粧品区分のカーリング料を活用すれば同日設計も可能ですが、髪の状態と狙いの質感によって最適解は変わります。
リタッチやトナーの活用、重複ゾーンの最小化、前後のケアまで含めて“安全設計”を意識すれば、カラーもパーマも無理なく楽しめます。
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