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ドライヤーについて
サロン級の速乾はどこが違う?業務用ドライヤーの実力と家庭でのベストチョイス
What is the difference in the dryer used in the salon?
サロン用と市販用は何が違う?
市販の家庭用ドライヤーとサロンの業務用ドライヤーは、目指している前提が違います。
家庭用は日々の使いやすさと価格のバランスを重視し、サロン用は短時間で多くの髪を乾かすための出力と耐久性を最優先に設計されます。
比較早見表(用途・パワー・風量・重量・耐久・価格)
家庭用はおおむね出力が約1000〜1200W、サロン用は約1200〜1600Wが一般的です。
風量は製品差がありますが、自宅で速乾を重視するなら1.5m³/分以上が目安です。
サロン用は連続使用と落下などに耐える設計で、重量やコード長が増える傾向があります。
価格は家庭用が手頃、サロン用は機種によっては高額になりやすい点を理解しておきましょう。
風量・風速・風圧の違いをまず理解
風量は単位時間あたりの空気の量でm³/分、髪全体を乾かすスピードに直結します。
風速はm/sで風の勢いを示し、根元の水分を押し出す力に関係します。
風圧はPaで空気の圧力を示し、毛束を割って根元に風を通す力と関係します。
速乾には風量と風速の両立が大切で、数字の大きさだけでなくノズル形状や風の集中度合いも仕上がりに影響します。
モーターの違い(AC/DC/BLDC)と耐久性
ACモーターは出力が高く業務用に好まれ、DCモーターは軽量で家庭用に多く採用されます。
BLDCモーターはブラシレスで摩耗が少なく、高回転でパワーと軽さの両立を狙えるのが強みです。
結果としてサロン用は高出力と耐久、家庭用は軽さと静音、近年はBLDC搭載モデルが家庭用でも増えています。
仕上がりに差が出るポイント
髪の美しさを左右するのは、時間短縮と温度コントロールの上手さです。
短時間で乾かせば、髪が高温にさらされる時間が減り、ダメージを抑えられます。
速乾=熱ダメージを減らすメカニズム
高い風量で素早く水分を飛ばすと、同じ仕上がりでも熱を当てる時間を短縮できます。
結果としてキューティクルの膨潤やタンパク変性のリスクを抑え、ツヤの残り方が変わります。
温度制御・イオン・遠赤など付加機能
温度をマイコンで一定に保つ機能は、過剰加熱を避けやすくします。
マイナスイオンや各種イオンは静電気を抑え、まとまりの助けになります。
遠赤外線や独自の風路設計は、根元まで風を届けやすくする狙いがあります。
ただし効果の体感は髪質によって差が出るため、基本は風量と温度コントロールを軸に選ぶのがおすすめです。
自宅でサロン級に近づく選び方
性能表の数字を正しく読むことが、失敗しない近道です。
とくに風量と重さ、温度制御、保証は見落としやすいポイントです。
風量の数値目安と髪の長さ別ガイド
ショートは1.2m³/分前後でも足りますが、素早さ重視なら1.5m³/分以上が快適です。
ミディアムは1.4〜1.8m³/分、ロングや毛量が多い人は1.8m³/分以上だと時短を実感しやすいです。
風速やノズルの集中度も根元の乾きに影響するため、可能なら店頭で風の当たり方を確認しましょう。
重さ・音・コード・保証のチェック
重さは毎日の疲労感に直結します。
400〜500g台だと扱いやすさを感じやすく、ロングの人ほど軽さの恩恵があります。
音は深夜使用のしやすさに影響します。
コードは取り回しと安全性に関わるため、長さと断線対策の有無を確認しましょう。
保証期間やサポートは毎日使う家電ほど重要です。
家庭の電源容量と安全注意
日本の一般的な家庭用コンセントは100V・15Aで、1口あたり1500Wが上限です。
1500W級の業務用を使う場合は、同一回路で他の機器との同時使用を避け、延長タップの定格も必ず確認しましょう。
濡れた手での抜き差しや埃詰まりは感電や発熱の原因になるため、定期的に吸気フィルターを清掃してください。
美容師式ドライの手順(初心者向け)
コツは「準備」「根元から」「冷風で締める」の3段階です。
時間を短く、熱を必要最小限にするほど、仕上がりが整います。
準備 → 根元から → 中間 → 冷風の流れ
まずタオルでしっかり水気をとり、洗い流さないトリートメントで熱保護をします
おすすめのアイテム llano 大風量ドライヤー

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