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季節
頭皮と髪の乾燥を根本ケア!原因から今日の正解ルーティンまで完全ガイド
causes and care methods of the hyperdrying
頭皮・髪が乾燥するメカニズム
顔と同じく頭皮も角質層と皮脂膜で水分を守っています。
この「バリア機能」が乱れると、内部の水分が逃げやすくなり、かゆみやフケ、髪のパサつきが現れます。
乾燥を引き起こすのは季節の低湿度や空調の風、熱すぎる湯温、摩擦や熱、紫外線などの外的刺激の積み重ねです。
さらに加齢やホルモン変化で皮脂量が落ちると、乾きやすさは一段と増します。
髪はキューティクルが開いたり傷んだりすると、水分と栄養が抜けやすくなります。
頭皮と髪はセットで乾くので、両方にアプローチすることが近道ですよ。
乾燥を招く主な原因とセルフチェック
1) 洗い方・湯温
ゴシゴシ洗いや爪立て、高温のシャワーは皮脂膜を取りすぎます。
湯温は38〜40℃を目安に、指の腹でやさしく洗えているか確認しましょう。
2) 熱・摩擦
長時間のドライヤーや高温アイロンはキューティクルを荒らします。
濡れ髪で寝る、タオルでゴシゴシも摩擦ダメージになります。
3) 紫外線・静電気
紫外線は頭皮と髪の酸化ストレスを増やし、静電気はキューティクルを逆立てて乾燥を加速させます。
4) 生活・環境
湿度40%未満の室内、睡眠不足や偏った食事、ストレスはバリア機能を下げます。
在宅ワークで空調に当たり続ける日も要注意です。
今日からできるケア方法(頭皮)
ステップ0:予洗い
シャンプー前にぬるめの湯で1〜2分、地肌をほぐすようにすすぎます。
皮脂とホコリが落ち、洗浄料量も摩擦も減らせます。
ステップ1:洗う(低刺激&やさしく)
洗浄力が強すぎないシャンプーを選び、手のひらでよく泡立ててから頭皮へ。
指の腹で小さく動かし、側頭部→頭頂部→後頭部の順で洗い残しをなくします。
ステップ2:すすぐ(時間をかける)
耳後ろ・えり足・頭頂は残りやすい場所です。
流し時間は「洗いより長く」を目安にしましょう。
ステップ3:タオルドライ(摩擦を削る)
吸水性の高いタオルで「押さえる→はさむ→水気を移す」順に。
こすらずに8割方まで水分を取ります。
ステップ4:乾かす(距離と時間)
ドライヤーは15〜20cm離して、1か所3秒を目安に小刻みに移動。
根元から先に乾かし、最後は冷風で地肌とキューティクルを整えます。
ステップ5:保湿(頭皮ローション/美容液)
入浴後3分以内に頭皮用の化粧水・美容液をなじませ、軽くマッサージ。
乾きやすい分け目や頭頂部は少量を重ねづけします。
ステップ6:環境調整
室内は湿度40〜60%を目安に加湿します。
加湿器がなければ濡れタオルや洗濯物の室内干しも応急策になります。
今日からできるケア方法(髪)
摩擦コントロール
濡れ髪はキューティクルが開いてデリケートです。
タオルで挟んで水分を取り、目の粗いコームで毛先から順にとかします。
熱ダメージの最小化
アイロンは必要最低温度・短時間、同じ場所に当て続けないこと。
ドライ前にはヒートプロテクト効果のあるアウトバスを薄く均一に。
紫外線・静電気対策
外出前はUVカット機能のあるヘアミルクやオイルを薄く。
冬は保湿ミルク+帯電防止ブラシでまとまりをキープしましょう。
アウトバスの使い分け
パサつきが強い日はオイルでツヤ膜を作り、広がりにはミルクやクリームで水分保持。
軟毛は軽いミスト、硬毛・ハイダメージはミルク→オイルの順がおすすめです。
アイテムの選び方(成分ガイド)
シャンプー
アミノ酸系・ベタイン系など、やさしい洗浄成分を中心に。
メントール等の刺激が気になる日は控えめにします。
頭皮用保湿
ヒアルロン酸・グリセリン・セラミドなどの保湿成分、赤みやかゆみにはグリチルリチン酸2K配合の薬用も選択肢です。
アルコール感が強すぎない使用感を選ぶと継続しやすいですよ。
アウトバス
ホホバ油や椿油は酸化に強く、髪表面のなめらかさを高めます。
少量を手のひらで温め、毛先中心に薄く均一がコツです。
症状が強いときの受診目安
乾いた細かいフケが舞う「乾性フケ」と、ベタつきや赤みを伴う「湿性フケ」では対処が異なります。
ベタつき・強いかゆみ・黄色っぽいフケ・ジュクつき・広い紅斑がある場合は脂漏性皮膚炎などの可能性があるため、皮膚科を受診しましょう。
銀白色の厚いフケ様の鱗屑や頑固な赤みが広がる場合は乾癬のこともあります。
自己判断で強い刺激を加えず、専門医に相談してください。
季節・ライフスタイル別のコツ
冬(静電気・加湿)
加湿器で40〜60%に保ち、毛先にはミルク+オイルの重ねづけで帯電を抑えます。
マフラー摩擦が強い日は、外す前にヘアミルクを1プッシュ追加すると静電気が減ります。
夏(紫外線・汗)
分け目に日傘や帽子、UVミルクを少量。
汗をかいた日はぬるま湯の予洗い→泡パック短時間→しっかりすすぎで塩分と皮脂をやさしくオフします。
在宅ワーク・空調下
冷暖房の吹き出し口を避けて座り、机上にマグボトルやコップの水を。
午後は頭皮ミストでこめかみ〜頭頂を保水してから軽くブラッシング。
FAQ
Q: シャンプーは毎日?頻度の目安は?
皮脂量が多い人や汗をかく季節は毎日でもOKです。
乾燥やかゆみが強い日は1日おきや湯シャンを挟むなど、頭皮状態に合わせて調整しましょう。
Q: 乾性フケと脂性フケ、見分け方は?
粉のように軽く舞うのは乾性、ベタつきや赤み・かゆみを伴うのは脂性に傾きやすいサインです。
後者は皮膚科受診を検討してください。
Q: 湯シャンはアリ?
一時的な刺激回避には役立ちますが、整髪料使用時や皮脂量が多い日は洗浄料も必要です。
詰まりや臭いが気になる場合は頻度を戻しましょう。
Q: オイルは頭皮にも塗る?髪だけ?
基本は髪の中間〜毛先が中心です。
頭皮に使う場合は少量をポイントで。
ベタつき・ニキビ体質は避けましょう。
Q: 子どもの頭皮乾燥はどう見る?
強い香料や清涼感の強い製品は避け、短時間・低刺激でやさしく。
赤みや湿疹が続く場合は小児科・皮膚科へ。
まとめ
頭皮と髪の乾燥は「取りすぎない・与えすぎない」のバランスが命です。
原因を減らし、38〜40℃のやさしい洗い、タオルドライで時短、ドライヤーは15〜20cmで小刻み、湿度40〜60%を習慣化しましょう。
成分で選び、症状が強ければ迷わず受診。
今日からの小さな一手が、かゆみのない健やかな地肌と、つややかな髪を取り戻します。
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