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脱水は髪に何を起こす?パサつき・頭皮乾燥・抜け毛リスクを徹底解説!
Effects of dehydration has on the hair
脱水は髪と頭皮にどう影響する?仕組みから理解しよう
体の水分が不足すると、まず皮膚のうるおいを保つバリア機能が弱まりやすくなります。
頭皮も皮膚の一部なので、乾燥やかゆみ、フケの増加といったトラブルが起こりやすくなり、結果として髪のツヤ低下や指通りの悪化につながります。
髪そのものは主にケラチンというタンパク質でできており自己修復しませんが、頭皮環境が乱れると新しく生える髪の質や太さに影響しやすくなります。
乾燥した頭皮は角層の水分量が下がり、刺激に敏感になり、炎症を招くこともあります。
だからこそ、体内の水分管理と外側の保湿ケアはセットで考えるのが近道です。
脱水→頭皮バリア低下→かゆみ・フケ・ツヤ低下の流れ
角層は皮脂や天然保湿因子、細胞間脂質がレンガの壁のように水分を保持し、外的刺激から守っています。
脱水や過度な洗浄、紫外線などが重なるとこの壁が崩れ、水分が抜けやすくなって乾燥し、フケや赤みといった反応が出やすくなります。
頭皮が揺らげば、艶やかでなめらかな髪を育てる“土台”が揺らぎ、うねりやパサつき、まとまりにくさが目立ってきます。
血流と毛母細胞:水分は“運ぶ力”を支える
栄養や酸素は血液にのって毛根に運ばれます。
脱水で体液量が下がると循環が滞りやすく、体は重要臓器を優先するため末端である頭皮は後回しになりがちです。
結果として“育つ力”が鈍り、細くコシのない髪が増えるなどの変化が現れることがあります。
「脱水=即薄毛」ではない:AGAとの関係を正しく理解
男性型脱毛症(AGA)は主に遺伝とホルモンの影響で進行するものです。
「水を飲まない=すぐに薄毛になる」という単純な因果は支持されていません。
ただし、慢性的な水分不足が頭皮炎症や休止期脱毛など間接的な抜け毛の誘因に関わる余地はあります。
つまり、脱水対策は“AGAを治す”魔法ではないけれど、“髪が育つ環境を守る”重要な基礎習慣だと考えましょう。
季節・環境で変わる“髪の脱水リスク”
暑い季節は発汗量が増え、汗とともに電解質も失われます。
そこに強い日差しや海水・プールの塩素が重なると、キューティクルは傷みやすく髪内部の水分保持力が落ち、急速にパサつきや色抜けが進みます。
一方、室内ではエアコンが湿度を下げ、長時間風に当たることで髪と頭皮から水分が逃げやすくなります。
冬〜春は外気の乾燥に加え、暖房でさらに水分が奪われ、静電気や広がりが悪化しがちです。
暑熱・発汗・紫外線・海水/塩素・エアコン乾燥
屋外の強い紫外線はタンパク質を酸化させ、髪表面のキューティクルを荒らして水分の出入りを不安定にします。
海水の塩やプールの塩素はきしみやすさを招き、乾燥を加速します。
屋内でも乾いた風に当たり続けると、髪の保水は保てません。
「汗をかく場面」「日差し」「乾いた風」の三拍子がそろう日は、特に“髪の脱水”に注意しましょう。
冬〜春の乾燥期に起きる静電気・パサつき
外気が乾いた季節は、髪の表面が帯電して広がりやすく、表面のささくれが絡み合ってダメージ連鎖が起こります。
保湿ファーストのケアと加湿で、季節のリスクを下げていきましょう。
今日からできる脱水対策:飲み方・食べ方・セルフチェック
水分は“のどが渇く前にこまめに”が基本です。
起床時・就寝前・入浴の前後・運動の前後・外出前後など、タイミングを習慣化しましょう。
たくさんを一気にではなく、少量を回数で積み上げるのがコツです。
こまめに飲むタイミングと電解質の考え方
ふだんの活動では水や麦茶などで十分ですが、汗を多くかく日は水分と一緒に電解質も意識します。
運動や屋外作業の前後は、塩分や電解質を含む飲料や経口補水液を場面に応じて使い分けましょう。
持病や食事制限がある方は、医師・薬剤師の指示に従って補給を調整してください。
尿色でチェック/体調不良時の注意
尿色が濃い、量が少ない、めまい・倦怠感・こむら返りなどがあれば、脱水のサインです。
屋外や高温多湿の環境では無理をせず、涼しい場所で休み、衣服をゆるめ、可能なら冷却も併用して水分と電解質を補いましょう。
改善しない、意識がもうろうとするなど重い症状があれば、ためらわず医療機関へ。
ヘアケア実践:洗い方・乾かし方・保湿のコツ
脱水対策は体内だけでは完結しません。
外側のケアで“逃がさない”を徹底すると、仕上がりが見違えます。
洗いすぎない・摩擦を減らす“予洗いと泡立て”
シャンプー前にぬるま湯で頭皮と髪をしっかり予洗いし、汚れの大半を落としておきます。
洗浄は髪同士をこすらず、手のひらで泡立ててから地肌にのせ、指の腹で優しく動かします。
熱すぎる湯は乾燥を招くため避け、すすぎは十分に行いましょう。
ドライヤーの温度/距離/時間で水分ダメージを抑える
高温の熱風を近距離で長く当てると、毛髪内部の水分が急速に抜け、微細構造が傷みやすくなります。
温度は中温以下、距離はおよそ20cm以上を目安に、風を動かしながら根元から短時間で乾かします。
仕上げは冷風で表面を整え、水分の蒸散を抑えましょう。
頭皮保湿成分(セラミド等)と日中のUV/乾燥対策
入浴後は頭皮用の保湿ローションやミルクで、角層に水分を引き込みつつ、セラミドなどの脂質で逃がさないケアを。
日中は帽子や日傘で直射日光を避け、強い風や空調の直撃を減らす配置を意識しましょう。
海やプールの後は早めの真水リンス→保湿で、髪の“脱水”をリカバリーします。
FAQ
Q: 1日にどれくらい水を飲めば良い?
食事からの水分も含めて合計の摂取を増やす意識が大切です。
起床時や運動前後など“決まったタイミングでこまめに飲む”ことを習慣化しましょう。
高齢者や暑熱環境では、少量頻回での補給が安全です。
Q: コーヒーやお茶でも水分補給になる?
日常範囲のカフェイン飲料でも総水分としては貢献しますが、発汗が多い場面ではカフェインに頼らず水や麦茶、電解質飲料を賢く使い分けましょう。
Q: 経口補水液は毎日飲むべき?
日常の室内活動では必須ではありません。
発汗が多い、体調不良、脱水兆候がある、といった“必要な場面”で活用するのがおすすめです。
持病がある方は主治医に相談してください。
Q: 脱水は薄毛や白髪の直接原因になる?
AGAのような遺伝・ホルモン要因の脱毛を“脱水だけで”説明することはできません。
ただし、脱水で頭皮が乾燥・炎症しやすい環境は、間接的に抜け毛トラブルを招きやすくなります。
Q: トイレが近くなるのが心配で飲めない
一度に大量ではなく、コップ半分を回数で分ける方法なら負担を減らせます。
冷やしすぎず常温を選ぶのも手です。
Q: プールや海の後、髪の“脱水”を防ぐには?
すぐに真水で塩素や塩分をすすぎ、タオルで水分を優しくオフ。
保湿ミルクやオイルで表面に薄い膜を作り、ドライヤーは中温・距離を保って素早く乾かしましょう。
まとめ
脱水はまず“頭皮のバリア”を揺らし、かゆみやフケ、ツヤ低下など髪の土台にダメージを広げます。
AGAを直接止める特効薬ではないものの、こまめな飲水と電解質の使い分け、尿色チェック、そして外側の保湿と正しい乾かし方は、髪が育つ環境を守る最短ルートです。
季節やシーンに合わせた“賢い補給×やさしいヘアケア”で、今日からうるおいとしなやかさを取り戻しましょう。
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