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パサパサ髪の原因と対策
髪のパサつきに水は逆効果!一瞬しっとりの後に広がる仕組みと正しい直し方
That is slick down with water reverse effect
「水でなでつけ」が逆効果になる理由
髪が広がっているとつい水でなでつけたくなりますよね。
一瞬は落ち着くのに時間がたつとまたパサついて困った経験はありませんか。
ポイントはキューティクルという髪の表面のうろこ状の層です。
髪は濡れるとキューティクルが開きやすくなり中の水分や油分が逃げやすい状態になります。
ここで水だけをつけると表面はしっとりしますが水はすぐに蒸発します。
蒸発するときに中の水分まで一緒に奪われやすく結果的に前よりパサつきやすくなるのです。
さらに濡れて柔らかい髪は摩擦に弱く櫛通しや服とのこすれでもダメージが進みやすくなります。
だからこそ水だけの対処はその場しのぎになりやすいのです。
その場で整えたいときの正しい順番
外出先でどうしても今すぐおさえたいときは順番が大事です。
まず静電気を落ち着かせるために手を洗ってしっかり水気をふき取り手のひらを清潔にします。
次にミストを軽く一吹きして髪の面を整えます。
ここで終わりにせず米粒大のオイルやごく少量のバームを手のひらでよくのばし毛先から面に薄くつけます。
前髪や分け目など細かい部分は歯ブラシに少量のオイルやワックスをとって表面をなでると浮き毛が収まりやすいですよ。
もしミニドライヤーや化粧室の温風が使えるなら根元から短時間だけ温風を当ててから冷風でキューティクルを閉じるイメージで仕上げます。
最後に手ぐしか目の粗いコームでとかし直して完了です。
ミストだけで終わると乾いたときにまた広がりやすいので油分のひと手間を忘れないでくださいね。
夜のルーティンでパサつき自体を減らす
お風呂上がりはまずタオルでやさしく水気を押さえます。
髪をこすらずタオルでポンポンと挟むのがコツです。
濡れ時間を短くするためにここでアウトバス用のミルクやオイルを毛先中心につけます。
ドライヤーは根元から温風で乾かし毛先は下へ向けて風を当て髪表面をなでるように整えます。
手ぐしで引き出しながら乾いてきたら冷風に切り替えて表面をスーッとなでてツヤを出します。
仕上げにほんの少量のオイルを手のひらでのばし毛先と表面にサッとつけてフタをします。
自然乾燥は楽に見えますが濡れたままの時間が長いほど中身が逃げやすく摩擦にも弱くなるのでおすすめしません。
季節とシーンで変えるパサつき対策のコツ
梅雨や雨の日は湿気でうねりや広がりが出やすいです。
外出前に耐湿タイプのスタイリング剤を薄くのばして表面の面を整えておきましょう。
冬は乾燥と静電気が強敵です。
加湿器で部屋の湿度を整えマフラーやニットに触れる部分には薄くオイルをなじませて摩擦を減らします。
オフィスではデスク用に小さなミストとオイルをセットで持つと安心です。
ジムやプールの後はタオルで水気をしっかり取りアウトバスをつけたらできるだけ早く乾かしましょう。
旅行先ではホテルのドライヤーが強風なこともあります。
距離をとって左右に振りながら風を当て仕上げは冷風で整えるとツヤが出ます。
やりがちNGと正解の置き換え
水だけでなでつけるのはNGです。
正解はミストの後に少量の油分で面を固定することです。
自然乾燥はNGです。
正解はドライヤーの温風で根元から乾かし最後に冷風で整えることです。
濡れたまま就寝はNGです。
正解は完全に乾かしてから寝て枕カバーは摩擦の少ない素材にすることです。
強いブラッシングはNGです。
正解は粗めのコームからやさしくほどきオイルで引っかかりを減らしてからブラシに移ることです。
道具とアイテムの選び方ミニガイド
ミストは細かい霧で均一に広がるものを選ぶとムラになりにくいです。
オイルは軽めと重めを季節で使い分けると失敗しにくいです。
バームは体温で柔らかくなるので手のひらで透明になるまでのばしてから使いましょう。
ドライヤーは温冷の切り替えがしやすいものだと仕上がりが安定します。
タオルや枕カバーはマイクロファイバーやシルク調など摩擦の少ない素材が便利です。
よくある誤解をやさしく解消
「水で濡らすほど潤うはず」と思いがちですが水はそのままでは留まりません。
油分や被膜成分とセットにしてはじめて落ち着きが続きます。
「オイルは重くなるのが心配」という場合は一滴から試して足りなければ足す方法がおすすめです。
「子どもの髪は大人と違うのでは」と迷うときは量を控えめにして手ぐしで薄くなじませるだけでも十分効果があります。
よくある質問
Q: ミストだけで潤いますか?
ミストだけだと乾いたときにまた広がりやすいです。
ミストで面を整えたら少量のオイルやバームでフタをしてあげましょう。
Q: 自然乾燥は髪に優しいのでは?
濡れた髪は不安定で中身が逃げやすく摩擦にも弱い状態です。
短時間でしっかり乾かしてから冷風で整える方が結果的にダメージを抑えられます。
Q: 子どもの髪にも同じ対策で良いですか?
基本の考え方は同じですが使用量は少なめにします。
香りや刺激が強すぎないアイテムを選びましょう。
Q: オイルとバームはどちらが良い?
手早く面を整えたいときはオイルが扱いやすいです。
浮き毛を点でおさえたいときや湿気の強い日はバームが便利です。
Q: 水道水の塩素は影響しますか?
敏感な人はきしみを感じることがありますが日常ではタオルドライと早めのドライで十分カバーできます。
気になるときは週に一度の集中ケアやシャワーヘッドの見直しを検討してみましょう。
まとめ
水でなでつけると一瞬は落ち着きますが乾くと前よりパサつきやすくなります。
理由は濡れてキューティクルが開きやすく蒸発のときに中身が逃げるからです。
応急処置はミストだけで終わらせず少量の油分と短時間の温風から冷風で面を整えること。
日々はタオルドライとアウトバスケアそして自然乾燥を避けてドライヤーで仕上げること。
このふたつを習慣にすれば水に頼らなくても落ち着く髪に近づけますよ。
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