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シャンプーについて
何分が正解?髪を洗う時にかける時間の目安と「すすぎ重視」のベスト配分
How long should it take to wash your hair?
まず結論:家庭シャンプーの時間配分の考え方
毎日のシャンプーは、長く洗えば良いわけではありません。
配分を決めて迷いを減らすのがいちばんです。
目安は「予洗い1.5〜3分」「本洗い1〜2分」「すすぎ2〜3分」です。
合計で約5〜8分に収まるイメージなら、過不足が出にくくなります。
この配分なら、洗浄はしっかり、摩擦と洗い残しは最小限にできます。
なぜ“すすぎ重視”が正解なのか
シャンプー剤や汚れが残ると、においやベタつき、かゆみの原因になります。
泡で洗う時間を少し短くしても、すすぎを長めに取ることで、頭皮への負担を確実に減らせます。
生え際や耳後ろ、えり足などの「残りやすい場所」を意識して流すと、仕上がりが安定します。
手順と時間の目安をくわしく
1. 予洗い(1.5〜3分)
ブラッシングでからまりをほどき、ぬるま湯を地肌にしっかり通します。
髪の表面を濡らすだけでなく、指の腹で地肌を小さく動かすと、水流が行き渡ります。
この段階でホコリや汗の多くが落ち、泡立ちも良くなります。
2. 本洗い(1〜2分)
手のひらで軽く泡立ててから、地肌→全体へ広げます。
爪は立てずに、指の腹で小刻みに動かして「泡で洗う」を意識します。
ロングは毛先をこすらず、泡を通すだけで十分です。
3. すすぎ(2〜3分)
耳後ろ、生え際、えり足は特に丁寧に流します。
髪を持ち上げ、根元にシャワーが届くよう角度を変えましょう。
指通りが滑らかになり、ぬめり感が消えたら完了の合図です。
湯温はどうする?季節で変える?
基本は約38℃のぬるま湯です。
熱すぎると必要な皮脂まで取りやすく、乾燥やカラーの退色につながります。
寒い季節は湯温を上げるより、予洗いとすすぎの「時間」を確保して調整しましょう。
髪質・頭皮タイプ・長さでの微調整
脂性タイプ/汗をかく日
予洗いを上限の3分寄りにし、必要なら2度洗いを検討します。
本洗いは地肌中心、すすぎは長めを意識すると軽さが出ます。
乾燥・ダメージが気になる日
本洗いは短めにして、毛先は泡を通すだけにします。
すすぎはしっかり行いつつも、流しすぎて軋む場合は使用量を少し減らします。
ロングヘア
泡を手ぐしで均一に通してから、根元を優先して洗います。
すすぎは髪を左右に分け、内側の根元へシャワーを当てます。
ショート・メンズ
全体に泡が回りやすいので、本洗いは1分でも十分です。
整髪料が多い日は1回目を軽く、2回目で地肌中心に洗いましょう。
スタイリング剤が多い日の2度洗い
1回目は「全体の下洗い」
泡を全体に広げるだけでOKです。
皮膜が取れて、2回目の泡立ちが安定します。
2回目は「地肌メイン」
トップや前髪の生え際は皮脂が溜まりやすいので丁寧に。
仕上げのすすぎはいつもより念入りに行います。
泡立ちが悪い時のチェックリスト
予洗いが短い、整髪料が多い、使用量が多すぎる、髪が絡んでいる、のどれかが原因になりがちです。
予洗いを長めにし、量を見直し、手のひらで軽く泡立ててからのせると改善します。
すすぎ残しをつくらない動き方
残りやすい3エリアの攻略
生え際は指で髪をかき上げ、根元に水流を当てます。
耳後ろは耳を軽く倒し、えり足は下から上へ風向きを変えると流れやすくなります。
手触りチェック
指の腹で地肌をなで、ぬめりや引っかかりがないか確認します。
気になる所だけ30秒ほど追加で流せば十分です。
時間を短くしたい日のコツ
予洗いとすすぎの「根元に当てる角度」を意識します。
本洗いは地肌1周だけでも、すすぎが丁寧なら仕上がりは整います。
泡立てネットやポンプフォームを使うと、短時間でも均一に洗えます。
よくある質問
Q: 合計で何分くらいが目安?
予洗い1.5〜3分、本洗い1〜2分、すすぎ2〜3分で合計約5〜8分が目安です。
髪の長さや整髪料の量で前後させましょう。
Q: すすぎはどこまでやればいい?
指通りが滑らかで、ぬめりが消えるまでです。
生え際、耳後ろ、えり足はもう一呼吸ていねいに流します。
Q: スタイリング剤が重い日は?
2度洗いにして、1回目は全体の下洗い、2回目は地肌中心にします。
最後のすすぎは長めに取りましょう。
Q: 冬は湯温を上げても大丈夫?
基本は約38℃です。
寒い日は湯温ではなく、予洗いとすすぎの「時間」を確保して調整しましょう。
Q: 毎日2度洗いしてもいい?
基本は不要です。
整髪料が多い日や汗をかいた日に限定すると、乾燥を防げます。
Q: 子どもの場合の目安は?
本洗いは短めで、すすぎを丁寧にする考え方は同じです。
目に入りにくいよう、前髪側から泡をのせないのがコツです。
まとめ
「何分かけるか」は、合計時間よりも配分が大切です。
予洗いとすすぎをしっかり、本洗いは短く、湯温は約38℃に。
この基本を続ければ、毎日の仕上がりはぐっと安定します。
すすぎにおすすめのアイテム Etoluce(エトルーチェ)スカルプブラシ

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