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パサパサ髪の原因と対策
地肌にもやさしいって本当?シアバターの効果と正しい使い方
Shea butter effect that is gentle not only on hair but also on the skin
シアバターの基本と「地肌にもやさしい」と言われる理由
シアバターはアフリカ原産のシアの木の実からとれる植物性の油脂です。
主成分はオレイン酸とステアリン酸で人の皮脂と相性がよく肌や地肌になじみやすいのが特長です。
体温でやわらかく溶けて薄い油膜をつくり水分の蒸発を防ぐエモリエントとして働きます。
この「守るベール」のはたらきが乾燥でパサつきやすい髪やカサつきがちな地肌をやさしく保護してくれます。
一般的に化粧品成分として広く使われ安全性も評価されていますが個人差があるため最初は少量から試しましょう。
香りや色がしっかり残る未精製は風合いが豊かで精製タイプは匂いが少なく扱いやすいという違いがあります。
髪へのメリットと失敗しない使い方
シアバターは髪表面をなめらかに整えて光をきれいに反射させツヤとまとまりを与えます。
乾燥で広がる毛先やうねりやすい表面の浮き毛を落ち着かせたいときに便利です。
使う量は本当に少しで十分です。
人差し指の第一関節ほどの量を手のひらで透明になるまでよくのばしてから毛先にだけなじませます。
手に残ったごく薄い膜を表面にサッとなでると面が整って一日過ごしやすくなります。
細い髪や軟毛は重く見えやすいので量を半分にして必ず毛先のみにつけましょう。
硬い髪や太い髪は少量を重ねて調整するとパサつきが落ち着きます。
スタイリング剤として使うときはワックス代わりに前髪やおくれ毛の束感づくりにも向いています。
頭皮ケアでの上手な取り入れ方
地肌にはプレシャンプーとして薄く使うのがおすすめです。
手順は簡単で乾いた地肌に米粒ほどを指先で温め分け目ごとに点で置いてから小さな円を描くようにやさしくなじませます。
放置は長くても数分にしてその後はいつも通りのシャンプーでしっかり洗い流します。
乾燥しやすい季節は洗い上がりのつっぱり感が和らぎフケが出やすい人の不快感ケアにも役立ちます。
皮脂が多い人や汗をかきやすい季節はさらに少量にして様子を見ましょう。
ニキビが出やすい額や生え際に触れたまま放置するとトラブルの原因になることがあるので広げすぎないのがコツです。
精製か未精製か季節と髪質で選ぶコツ
未精製はシア特有の香りや微量成分が残りやわらかな使い心地です。
香りが苦手な人や顔周りに使いたい人は精製タイプを選ぶと扱いやすいですよ。
冬は乾燥が強いので少しリッチめの未精製を毛先中心に使うとまとまりが続きます。
夏は汗や皮脂が増えやすいので精製タイプを少量だけにとどめると重さを感じにくいです。
細髪はミルクや軽めのオイルにシアバターが少量配合されたタイプの方が失敗が少ないです。
硬毛やくせ毛は単品のシアバターでもまとまりやすく湿度が高い日にも広がりを抑えやすくなります。
使い分けの目安
細髪や軟毛は毛先のみで米粒大から始めるのが安全です。
硬毛や多毛は毛先と表面に薄く重ねるとツヤと面が整います。
前髪は指先に残った分だけで十分でつけすぎはぺったりの原因になります。
やりがちNGとトラブル回避
根元からべったり塗るのはNGです。
重さでボリュームダウンしてベタつきやすくなります。
付けすぎたらドライヤーの温風を遠くから当ててコームでとかし余分をオフしましょう。
頭皮用に使った日はシャンプーを省略しないでください。
薄く使っても洗い流しが甘いとベタつきやにおいの原因になります。
未精製には独特の香りがあるため香りが合わないと感じたら精製タイプに切り替えましょう。
初めての人や敏感肌は二の腕内側などでパッチテストを行い問題がないことを確かめてから使い始めると安心です。
地肌がよろこぶやさしいマッサージ手順
手のひらを清潔にしてタオルで水分をしっかりふき取ります。
シアバターを米粒大取り手のひらで透明になるまで温めます。
頭頂部から前後左右に分け目をつくり指の腹で小さな円を描きながら地肌に薄くなじませます。
こすらず皮膚が動くくらいのやさしい圧で行うのがポイントです。
数分置いたらぬるま湯で予洗いし普段通りにシャンプーして洗い流します。
タオルで水気を押さえたらドライヤーで根元から乾かし最後は冷風で地肌をクールダウンさせましょう。
シアバターと他アイテムの重ね使い
アウトバスミルクやミストで水分を入れてからシアバターでフタをするとしっとり感が長持ちします。
朝はスタイリング剤として薄く使い夜は毛先集中の集中ケアにすると重さを感じにくいです。
紫外線による乾燥を感じる季節は日中の外気で乾きやすい表面だけに指先で点づけするのがおすすめです。
香りのあるバームが苦手なら無香料の精製タイプを選ぶと使う場面を選びません。
よくある質問
Q: 未精製と精製では地肌向きはどちらですか?
香りや微量成分が残る未精製は風合いが良い一方で敏感な人は刺激に感じることがあります。
無香料で安定しやすい精製タイプは頭皮に使う最初の一品として扱いやすいです。
Q: 細い髪でも重くならないコツはありますか?
量を最小限にして毛先だけに限定することです。
手に残った分で表面を薄くなでるくらいがちょうどよいですよ。
Q: かゆみがあるときにも使って平気ですか?
軽い乾燥が気になる程度なら薄く使ってからしっかり洗い流せば快適に感じる人もいます。
赤みや湿疹が強いときは自己判断で悪化させないよう皮膚科で相談しましょう。
Q: シャンプーは何回必要ですか?
プレシャンプーとして使った日は予洗いを長めにしてから通常のシャンプーを1回行えば十分です。
ベタつきが残るなら泡立ちが落ちない範囲で2回に調整してください。
Q: 子どもにも使えますか?
少量を短時間で使い必ず洗い流すなら扱いやすい素材です。
ただし香りや添加物に敏感な場合があるのでパッチテストと少量からの使用を徹底しましょう。
まとめ
シアバターは水分を抱えた髪と地肌をやさしく守るエモリエントで乾燥しやすい季節の心強い味方です。
髪には米粒大から毛先だけに薄く広げ表面は手に残った分で整えると重くなりません。
地肌にはプレシャンプーとしてごく薄くなじませその後はきちんと洗うルールを守りましょう。
精製と未精製を使い分け季節と髪質に合わせて量を調整すればツヤと快適さはもっと続きます。
今日から少しの量と場所の工夫で髪と地肌の調子を底上げしていきましょう。
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