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硬水でフケが悪化?原因のしくみと今日からできる対策ガイド
Hard water is the cause of dandruff?
硬水でフケが増えるって本当?まずは仕組みを理解しよう
海外に行ったら急にフケが出やすくなった。
そんな声は珍しくありません。
背景には「硬水」という水質の違いが関わっています。
硬水とは水に含まれるカルシウムやマグネシウムが多い水のこと。
一方で日本は軟水が中心なので、海外で体感が大きく変わる人がいます。
ただし、硬度と塩素は別物です。
残留塩素は主に消毒管理のための要素で、硬度はミネラル量の指標。
ここを混同すると対策がずれてしまいますよ。
硬度と塩素は別物:よくある誤解を解消
硬度はカルシウムとマグネシウムの量を示す指標です。
塩素は水道水の衛生を守るための消毒。
同じ水の話でも役割がまったく違います。
「硬度が高い=塩素が強い」という理解は誤りです。
硬度が高ければ石けんやシャンプーとの相互作用が強まり、塩素は消毒として別に管理されています。
まずはこの整理から始めましょう。
石けんカスが残ると何が起こる?
硬水のミネラルは石けんや一部の洗浄成分と結びつき、金属石けんと呼ばれる“石けんカス”を作ります。
これは水に溶けにくく、髪や頭皮に薄い膜のように残りやすいのが問題です。
残留膜は泡立ちを邪魔して洗浄効率を落とし、すすぎ切れない整髪料や皮脂汚れが積もりがちに。
さらに、残留物のザラつきや洗いすぎの反動で頭皮は乾燥し、細かなフレークが出やすくなります。
つまり「落とせない」ことと「落としすぎ」の両方が同時に起こりやすいのが硬水の厄介なところなのです。
硬水とフケの関係:起こりやすいパターン
フケには乾性と脂性があり、硬水環境ではどちらも悪化しやすい場面があります。
自分のフケがどちら寄りかで、対策の優先順位が変わりますよ。
乾燥フケ様の粉ふきが増える理由
石けんカスやシャンプー残りがあると、追加でゴシゴシ洗ってしまいがち。
ところが強い洗浄は角層のうるおいまで奪い、乾燥しやすい肌ほどフレークが増えます。
硬水は洗い上がりをきしませやすく、その違和感が過度な洗浄につながるのも一因です。
結果として「乾燥→かゆみ→掻く→さらにフレーク」という負のループが起こりやすくなります。
脂性フケを悪化させる要因
脂性寄りの人は、残留膜が根元のベタつき感を強めます。
洗ってもさっぱりしない感覚が続くと、皮脂とスタイリング剤の混在汚れが溜まりやすく、大きめのフレークが発生することも。
また、湿度や発汗が多い環境では、マラセチアなどの常在微生物による炎症が絡む場合があり、かゆみや赤みが目立つときは自己判断を中止して受診を検討しましょう。
今日からできる対策:落とす×守る×環境の3本柱
硬水対策は「落とす」「守る」「環境」の3つで考えると迷いません。
負担を増やさず、確実に前進させるコツをご紹介します。
落とす:キレート系・酸性リンス・正しいすすぎ
まずは残留を最小化することが先決です。
EDTAなどのキレート成分配合シャンプーは、ミネラルと結合して洗い流しを助けます。
すすぎはいつもより長めに、髪の根元と生え際を意識して。
週1〜2回の酸性リンス(クエン酸を適切に希釈したものや、製品化されたリンス)でミネラル由来の被膜をオフにするのも有効です。
ただし強すぎるクレンジングや高頻度の“リセット”は乾燥を招きます。
フケが増える日は、落としすぎのサインがないかも同時に点検しましょう。
守る:低刺激洗浄と頭皮の保湿
乾燥が目立つ日は、アミノ酸系などマイルドな洗浄へシフト。
洗った直後に頭皮用ローションで水分を補い、刺激感がなければ軽い乳液やオイルで薄くフタをします。
ベタつきが気になる日は、洗浄をていねいにしつつ保湿は薄く。
部位別に強弱をつけると、全体のバランスが取りやすくなります。
環境:シャワーフィルターと温度・時間
シャワーヘッド用フィルターや軟水化カートリッジは、旅行先や海外生活での強い味方です。
導入が難しい場合は、洗髪回数を必要最小限にし、すすぎと保湿に時間をかけましょう。
お湯はぬるめに、ドライヤーは20cm以上離して小刻みに。
熱刺激を減らすだけでも乾燥の戻りを抑えやすくなります。
海外で困らない準備とトラベルTips
出発前に、トラベルサイズのキレート系シャンプーと頭皮ローションを用意しましょう。
現地で水が合わないと感じたら、まずすすぎ時間の延長と酸性リンスの低頻度活用から。
1週間以上の滞在なら、交換が簡単なシャワーフィルターを検討してみてください。
衣類やタオルの洗剤残りも肌刺激につながるので、洗濯もすすぎ長めを意識すると安定します。
受診の目安:自己判断をやめるサイン
赤みや滲出、黄色っぽい厚い付着、強いかゆみで眠れない、数週間たっても改善しない、顔の生え際や耳まで広がる。
いずれかに当てはまる場合は自己流を中止して皮膚科へ。
脂漏性皮膚炎や乾癬などの可能性があり、外用治療とスキンケアの両輪が必要になることがあります。
早めに相談し、短期でコントロールしましょう。
よくある質問
Q: 日本でも硬水でフケは増える?
日本は軟水が中心なので、国内で硬水由来のトラブルは比較的少なめです。
ただし井戸水や地域差はあり、旅行や海外移住では体感が大きく変わります。
Q: クエン酸リンスは毎日でも平気?
やりすぎは乾燥やきしみの原因になります。
週1〜2回のスポット活用から始め、違和感がなければ頻度を調整しましょう。
Q: EDTA配合のシャンプーはカラー毛でも使える?
ミネラル被膜を落としてコンディショニングの効きを良くする目的で使われます。
ただし高頻度の強いクレンジングは退色を早めることがあるため、保湿と間隔のバランスを取りましょう。
Q: 旅行先でシャワーフィルターがない時の応急処置は?
すすぎを延長し、酸性リンスを低頻度で導入。
洗浄は最小限、ドライヤーは低温で丁寧に。
枕カバーをこまめに替えるだけでも状態が安定しやすくなります。
Q: 強いかゆみや湿ったフケが出たらどうする?
自己判断をやめて受診が安全です。
無理に剥がさず、刺激の少ないケアへ切り替えましょう。
まとめ
硬水そのものがフケの唯一の原因ではありません。
けれど、硬水が残留膜と乾燥を招き、フレークを増やす遠因になりやすいのは確かです。
鍵は「落とす×守る×環境」。
残留を減らし、頭皮を守り、シャワー環境を整える。
この3点を淡々と積み重ねれば、白い粉の悩みは着実に小さくできます。
海外でも気持ちよく過ごせるように、今日できる対策から始めていきましょう。
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