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フケが発生する原因と対策
フケは2種類ある!原因の違いと今すぐできる正しい対策
I will explain the causes of each type of dandruff! Is prevention or countermeasure possible?
フケは「乾性」と「脂性」に大別できる
フケは頭皮からはがれ落ちた角質です。
誰にでも起こる生理現象ですが、大きさや量が増えると目立ちやすくなります。
見た目や触り心地で大きく2種類に分けて考えると、原因の整理と対策の選び方が一気に楽になります。
乾性フケのサインと原因
白くて細かい粉のようにパラパラ落ちるのが乾性タイプのサインです。
頭皮の乾燥や過剰な洗浄、強すぎる洗浄成分、熱いお湯などで角層のうるおいが失われると目立ちやすくなります。
冬場や冷暖房の時期、紫外線によるダメージの後にも増えやすいのが特徴です。
脂性フケのサインと原因
黄色っぽく湿った大きめの塊が根元に残る、指先にべったり付きやすい、といった手応えは脂性タイプの目印です。
皮脂が多い環境で常在する微生物が増えやすく、蒸れやすすぎ残し、寝汗や帽子でのこもりも悪化要因になります。
洗えていない焦りから強くこするほど頭皮は荒れ、悪循環に陥りやすいので注意しましょう。
病気由来の可能性もある
赤みや強いかゆみ、厚い落屑が続く場合は脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患が潜んでいることがあります。
長引くときや悪化を繰り返すときは、自己流ケアを続けるより医療で原因を確かめるのが安全です。
頭部白癬や乾癬など、フケに似た見た目の別疾患が隠れている例もあります。
タイプ別の正しい対策
まずは洗い方の見直しから始めましょう。
水温と摩擦、すすぎ時間を整えるだけでも、多くの人にとって体感が変わります。
乾性フケ:過洗浄をやめて「うるおいを守る」
お湯はぬるめに設定し、目安は38〜40℃です。
熱湯は皮脂膜を奪いやすく、乾性を悪化させます。
シャンプーは1日1回までとし、指の腹で小さな円を描くように洗います。
爪は立てない、原液を地肌に直置きしない、泡で包むのが基本です。
仕上げのすすぎは「髪がきしまずヌルつきゼロ」まで丁寧に行いましょう。
洗い上がりにつっぱる・粉が舞う人は、頭皮用ローションなど低刺激の保湿を入浴後数分以内に薄くなじませます。
脂性フケ:汚れをきちんと落とし「蒸れを断つ」
毎日の洗髪を続け、泡を地肌にとどめて数十秒置くと皮脂や整髪料を巻き込みやすくなります。
耳の後ろや生え際はすすぎ残しが多いので、手ぐしで分け目を増やしながらシャワーを通します。
帽子やヘルメット使用時は内側を清潔にし、汗をかいた日は早めに洗って蒸れ時間を短くしましょう。
根元を長時間濡らしっぱなしにしないよう、ドライヤーで素早く地肌中心に乾かします。
共通のNGとリセット手順
強くこする、何度も洗う、熱湯で流すといった「やりすぎ」は悪化の引き金です。
スタイリング剤をつけたまま寝る、シャンプーの泡を残す、タオルでゴシゴシ拭くのも避けます。
悪化時のリセットは、ぬるま湯予洗い→指の腹で泡洗い→しっかりすすぎ→冷風で熱を落ち着かせる、の順で整えましょう。
今日からできるセルフチェック
落ち方を観察します。
肩に粉のように散るなら乾性の可能性が高く、根元に湿った塊が張り付くなら脂性の可能性が高いです。
頭皮の色も見ます。
赤みやテカりが強い、触れると痛がゆいといったサインが続くなら、自己判断で強いケアを重ねる前に専門医へ相談しましょう。
季節・生活習慣で悪化する理由
冬や空調の強い環境では乾燥が進み、乾性フケが増えやすくなります。
一方、梅雨や真夏は汗と皮脂、蒸れが重なり、脂性フケが悪化しやすい時期です。
睡眠不足や偏った食事、ストレスの蓄積は皮脂分泌やターンオーバーに影響します。
まずは入浴リズムと水温、すすぎ時間、就寝時刻の安定化から整えていきましょう。
タイプ別シャンプー・成分の考え方
乾性タイプはアミノ酸系などマイルド処方で洗いすぎを避け、洗後の頭皮保湿を少量で。
脂性タイプは皮脂やスタイリング剤を落とす洗浄力と十分なすすぎを優先し、長引く炎症やベタつきが続く場合は医療の判断に基づく治療的アプローチが必要です。
どちらのタイプでも、強い香料やアルコールでしみるときは無理をせず中止してください。
受診の目安
次のような場合は皮膚科で相談しましょう。
赤みやかゆみが続く。
落屑が厚く大きい。
円形状の脱毛や発疹がある。
セルフケアを2〜3週間整えても改善しない。
自己判断で強い成分を重ねるより、原因を切り分けて必要な治療につなげることが近道です。
FAQ
Q: 白い粉と黄色っぽい湿ったフケ、どう見分ける?
粉のように散って肩に落ちやすいなら乾性、湿って根元に張り付きやすいなら脂性の可能性が高いです。
見た目と触感を手がかりに、洗い方と水温、乾かし方を調整しましょう。
Q: 毎日シャンプーしても大丈夫?
大丈夫です。
ただし乾性傾向の強い人は過洗浄になりやすいので、マイルドな洗浄と十分なすすぎ、38〜40℃のぬるま湯を守りましょう。
脂性傾向なら毎日洗って蒸れ時間を短くし、根元を素早く乾かすことがポイントです。
Q: 水だけ洗いは効果がある?
一時的なリセットとしては有効な人もいますが、整髪料や皮脂が多い日は泡できちんと洗うほうが無難です。
タイプや日によって強弱をつける柔軟さが続けやすさにつながります。
Q: 市販ケアで良くならないときは?
赤みや強いかゆみ、厚い落屑が続くときは脂漏性皮膚炎などの可能性があるため、皮膚科で評価を受けましょう。
必要に応じて医師の管理下での薬用外用や治療的アプローチが選択されます。
まとめ
白い粉か湿った塊かを見極めるだけで、原因の仮説と対策の優先順位が決まります。
今夜はぬるま湯でやさしく洗い、泡を地肌にとどめてからしっかりすすぎ、根元を素早く乾かす。
この基本の積み重ねが、目立つフケのない快適な頭皮へ最短で近づく一歩になります。
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