頭皮が乾燥しているかセルフチェックする方法 | 【頭美人】

頭皮が乾燥しているとどんな影響があるのか

頭皮が乾燥し始めて、最初に気が付くのがフケの存在。

その後、痒みが感じられるようになったら要注意です。

乾燥を放置していると、徐々に頭皮の血行が悪くなります。

すると、毛を作る毛母細胞に栄養や酸素が届きにくくなり、抜け毛を引き起こす可能性もあるのです。

また、頭皮に痒みが生じている場合は、乾燥で頭皮の常在菌のバランスが崩れている可能性も。

約200種もある常在菌は、頭皮を外的刺激から守る役割がありますが、そのうちの“マラセチア菌”が増殖し過ぎると脂漏性皮膚炎を引き起こし、ベタ付いたフケやニオイ、抜け毛が発生します。

セルフチェックの仕方

頭皮が乾燥しているかセルフチェックをしておくと、フケや痒み、ニオイ、炎症、抜け毛などを予防することができます。

以下の状態に当てはまっている人は、頭皮が乾燥している可能性が高いです。

・生え際にいつもフケが浮いている
・肩にフケが落ちていることが多い
・汗をかくと頭皮に痒みを覚える
・顔に脂が浮くことが少ない
・夜と朝の2回シャンプーをしている
・シャンプーを洗い流す温度は42度程度が多い
・シャンプー後、ドライヤーをかけると細かいフケがあちこちにある
・カラーリングやパーマを月に2回以上している
・食生活が乱れがちで肉や野菜が不足している
・頭皮に紫外線を浴びる機会が多い

頭皮の乾燥の対策方法

頭皮の乾燥は、早め早めの対策が大事です。

1.シャンプーは乾燥肌タイプを選ぶ
2.シャンプーは夜1回に留める
3.シャワーの温度は39度以下にする
4.頭皮を洗うときは爪を立てない
5.頭皮用の保湿ローションを活用する
6.頭皮マッサージを行う
7.カラーリングやパーマの間隔を空ける
8.睡眠を十分に確保する
8.皮膚を作るのに重要な栄養摂取を心がける（※）
9.紫外線や乾燥から守るため帽子を活用する

（※）乾燥を予防する栄養素と食品
・タンパク質（肉や魚、卵、大豆）
・ビタミンA（レバー、青魚、乳製品、緑黄色野菜）
・ビタミンC（ブロッコリーやほうれん草などの野菜、レモンやイチゴなどの果物）
・ビタミンE（ゴマ、ナッツ類、大豆、アボカド）
・レシチン（大豆、卵黄、レバー）
・α-リノレン酸（エゴマ油、亜麻仁油、くるみ、マヨネーズ、大豆）

シャンプー選びや洗い方といった外からのケアと同時に、睡眠や栄養など内からのケアを行って、頭皮の乾燥を予防しましょう。

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