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頭皮のにおい発生の原因と対策
耳上の洗い残しがニオイの元?頭皮の嫌な臭いをゼロへ導く正しいケア
Let's wash over the ears and eliminate the bad smell of the scalp
耳上から臭う理由と“洗っても臭う”の正体
「毎日洗っているのに、耳の上あたりがなんだか臭う」。
その主な正体は、皮脂や汗そのものではなく、時間とともに菌や酸化で変質して生まれるニオイ物質です。
耳の周辺は皮脂腺が多く、しかも髪に隠れて泡が届きにくい場所。
洗い残しとすすぎ不足が重なると、低級脂肪酸などのにおい物質が残りやすくなります。
さらに、後頭〜耳周りは汗と皮脂が混じりやすく、年齢や生活環境によってはミドル脂臭が枕まで残ることもあります。
まずは「届く泡」と「十分なすすぎ」で、耳上のケア精度を上げていきましょう。
今日からできる“耳上クレンジング”
耳の中に水や泡を入れないことを大前提に、耳の周りだけをていねいに洗うのがコツです。
強くこすらず、泡と指の腹で汚れを“浮かせて流す”。
この考え方でいきましょう。
シャンプー動線(60秒メソッド)
① 泡の仕込み。
手のひらでシャンプーを空気と混ぜ、軽いホイップ状にします。
② 配置。
頭頂→側頭→**耳上(こめかみ〜耳介まわり)**→後頭→えり足の順に、頭皮へ“置くように”泡を配ります。
髪表面ではなく、**頭皮に指腹が触れていること**を意識しましょう。
③ 洗い。
耳上は人差し指と中指で“C字”を作り、耳のフチを避けながら円を描くように小さくマッサージ。
耳介の付け根・メガネが当たる位置・マスクのひもが触れるラインは、とくに洗い残しやすいので数回多めに。
④ すすぎ。
生え際→耳上→後頭→えり足の順に、**指で地肌を分けながら**ぬるま湯を当てます。
髪をかき分け、頭皮に水路を作るイメージで。
耳の穴に水が入らない角度を保ち、**耳の外側に沿わせて**流しましょう。
⑤ 仕上げ。
タオルで押さえ拭きし、ドライヤーで**耳の後ろ〜耳上の生え際**まで乾かします。
湿りが残るとムレやすく、におい戻りの原因になります。
すすぎ・ドライのコツ
・温度はぬるめ(約38℃目安)。
熱すぎると皮脂が過剰に奪われ、かえって分泌リバウンドが起きやすいです。
・コンディショナーは髪中心に。
耳上の地肌につけないことで、残留臭のリスクを下げられます。
・仕上げの冷風で根元まで乾燥。
耳の付け根やメガネが当たる位置は、手ぐしで持ち上げながら風を通しましょう。
接触物を見直す:枕・メガネ・イヤホン
耳上の皮脂や汗は、寝具やデバイスにも移ります。
ケアしてもにおいが戻るときは、**接触物の清潔習慣**を追加しましょう。
・枕カバーは週1〜2回が目安。
汗・皮脂・フケが付着しやすいので、こまめな洗濯でにおいの温床を断ちます。
・メガネは流水でほこりを流し、中性洗剤でフレームの溝やつるをやさしく洗浄。
仕上げは水気を拭き取ってからクロスで。
・イヤホン/ヘッドホンは、イヤーピースやイヤーパッドを定期的に外して中性洗剤でやさしく洗い、完全乾燥後に装着。
本体のメッシュ部はメーカー案内に沿って、溶剤の使い過ぎに注意しましょう。
それでもニオイが続くときのチェック
・ミドル脂臭の可能性。
後頭〜うなじ中心に使い古した油のようなニオイ。
汗と皮脂が混在しやすい生活シーンでは頭皮の洗浄とドライをていねいに。
・先天性耳瘻孔。
耳の付け根や前に小さな穴があり、ときに悪臭や膿が出ることがあります。
繰り返す場合や腫れ・痛みを伴うときは耳鼻科・形成外科へ。
・脂漏性皮膚炎など皮膚疾患。
耳の周りや頭皮に赤み・かゆみ・皮むけがある、フケが増えたなどのサインがあれば皮膚科で相談を。
自己判断で強い薬剤やアルコールを多用するのは避けましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 耳の上だけ強く洗えば良い?
いいえ。
強摩擦はバリア低下と皮脂リバウンドのもとです。
「泡を届かせ、やさしく浮かせて流す」ことがポイントですよ。
Q: 枕カバーはどのくらいで替える?
目安は週1〜2回。
汗をかきやすい季節や運動後は、頻度を上げると安心です。
Q: メガネやイヤホンの掃除頻度は?
毎日は難しくても、メガネは数日に1回の水洗い+クロス、イヤホンは月1回以上の分解洗いが目安です。
耳上に触れる「つる」「イヤーピース」「イヤーパッド」を最優先で。
Q: 香り付きスプレーでごまかしても大丈夫?
一時的な上書きは可能ですが、原因対策にはなりません。
洗い方と接触物の清潔習慣、ドライの徹底が先です。
Q: 受診の目安は?
耳の周りに腫れ・痛み・膿・繰り返す悪臭、小さな穴からの分泌、強い赤みやフケ増加などがあるときは、早めに耳鼻科・皮膚科へ。
自己処置で長引かせないことが回復への近道です。
まとめ
耳上のニオイは「届かない泡」と「足りないすすぎ」が原因になりがちです。
耳道に水を入れない基本を守りながら、動線を整え、根元までしっかり乾かせば、日中のムレや枕のにおい戻りまで軽くなっていきます。
そして、枕・メガネ・イヤホンの“接触物ケア”を味方にすれば、清潔サイクルはぐっと回り出します。
無理なく続けられる小さな一手を、今日から取り入れていきましょう。
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