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ドライヤーについて
前髪の“割れ・うねり”が消える!癖がつかない乾かし方を徹底解説
How to dry the front bangs that do not habit.
前髪に“癖”がつく理由と今日から変えるポイント
前髪が崩れる最大の原因は、根元に残った水分と生え癖が合わさって、乾く途中で形が固定されることです。
だからこそ、最初に根元をリセットし、風の当て方と方向をコントロールし、最後に冷風で固定する一連の流れが大切ですよ。
この順番が守れるだけで、前髪の割れやうねりはぐっと起こりにくくなります。
準備するものと環境
ドライヤー本体とセット用ノズルを用意します。
目の細かいコーム、ダッカールがあると作業がスムーズです。
鏡は顔正面と横が確認できる位置に置き、ドライヤーは片手で持ち替えやすいよう電源コードに余裕を持たせましょう。
風は髪からおよそ15〜20cm離し、斜め上または後ろから当てるのが基本です。
熱が一点に当たり続けないよう、小刻みに左右へ振る準備をしておきましょう。
基本の手順
STEP1 根元を濡らしてリセット
前髪の根元全体を水や寝ぐせ直しウォーターでしっかり濡らします。
生え際から1〜2cmのゾーンに水分を行き渡らせ、指の腹で軽くこすって毛流れを一度ゼロに戻しましょう。
タオルで軽く水気を押さえたら、すぐ次の工程へ進みます。
STEP2 逆方向×左右スイングで根元を乾かす
割れやすい方向と反対へ髪を軽く引っぱり、根元に温風を当てます。
ドライヤーは左右へ小刻みに振り、前髪を右に流しながら当てたら次は左、と交互に繰り返しましょう。
根元がふわっと動くまで続け、7割ほど乾いたら次へ進みます。
STEP3 前からではなく“上または後ろから”当てる
前から風を当てると根元が浮き、割れやすくなります。
ドライヤーは斜め上か、後頭部側から前に向けて風を送り、毛流れを下へ落とすイメージで当てましょう。
目の細かいコームがあれば、生え際を押さえつつ小刻みに動かすと癖が取れやすいですよ。
STEP4 7〜8割で毛先を整える
根元が乾いて動きが収まってきたら、毛先だけを軽くブローします。
ブラシは根元まで入れず、毛先中心に通して丸みを作る程度にとどめましょう。
ここでやりすぎると前髪が持ち上がり、割れの原因になります。
STEP5 冷風で固定・熱を逃がす
最後は冷風に切り替え、前髪全体をなでるように当てて温度を下げます。
冷める過程で形が固定され、ツヤも出やすくなります。
仕上がりを手鏡で横から確認し、浮きがあればもう一度根元だけを短時間温風→冷風で調整しましょう。
タイプ別のコツ
シースルーバングをふんわり保つ
量が少ないシースルーは根元が潰れるとペタッと見えます。
根元を左右スイングでしっかり起こし、オイルは最小限を毛先だけに。
仕上げの冷風でふんわり感を固定しましょう。
重め・長め前髪の割れ対策
長さや量があると重さで中央が割れがちです。
つむじ側から前へ風を送り、コームで生え際を押さえながら乾かすと中央の割れを防げます。
乾き切る直前に指で中央へ軽く寄せ、冷風で止めるのがコツです。
短い前髪・伸ばし中の崩れ対策
短い前髪は熱で形がつきやすいので、距離をしっかり保って弱めの温風を使いましょう。
根元だけを確実に乾かし、毛先は触りすぎないのが安定への近道です。
必要ならソフトワックスを米粒ほど指先に伸ばし、表面をなでるだけでOKですよ。
朝の“60秒リセット”ルーティン
1秒〜10秒:前髪の根元を霧吹きで濡らす。
11秒〜30秒:割れる方向と逆へ軽く引っぱりながら、左右スイングで根元に温風。
31秒〜45秒:上または後ろから風を送り、毛流れを下へ整える。
46秒〜60秒:冷風で全体を固定。
忙しい朝でも、これなら無理なく続けられます。
やりがちNGとトラブル回避
下から風を当て続けるのはNGです。
キューティクルが乱れ、広がりやすくなります。
前から強い風を当てるのもNGです。
根元が浮いて中央が割れやすくなります。
ドライヤーを近づけすぎると熱ダメージや艶低下の原因になります。
オイルの付けすぎは束感やベタつきにつながるので、前髪の根元は避け、毛先に最小量だけにしましょう。
FAQ
Q: 濡らし直しはどの程度?
生え際から1〜2cmの根元を“しっかり”濡らすのが目安です。
毛先までびしょびしょにする必要はありません。
Q: 仕上げの冷風は何秒?
前髪全体に10〜20秒ほどが目安です。
熱が残ったままだと形が戻りやすいので、触れてひんやり感じるまで当てましょう。
Q: オイルは何滴まで?
米粒サイズを指先でよく伸ばし、毛先をつまむ程度が安全です。
根元に付けると割れやすくなるので避けましょう。
Q: 短い前髪でも同じ手順?
基本は同じですが、風量は弱めにして距離を保ち、根元中心に短時間で仕上げるのがおすすめです。
Q: 帽子の跡や湿気で崩れたら?
いったん根元だけ濡らして、逆方向×左右スイングで温風→冷風の順で再セットしましょう。
余分な水分や汗はティッシュで軽く押さえてから始めると戻りが早いですよ。
まとめ
前髪は“根元を制する者が勝つ”パートです。
濡らし直しで癖をゼロに戻し、逆方向テンションと左右スイングで根元を整え、最後に冷風で形を固定する。
このシンプルな順番さえ外さなければ、前髪は毎日安定しますよ。
明日の朝、まずは60秒リセットから試してみましょう。
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