雨を浴びると禿げるって本当なの？ | 【頭美人】

雨を浴びると禿げるって聞いた事ありませんか？

薄毛や抜け毛が気になる方なら一度は耳にした事があるかと思いますが、「雨を浴びると禿げる」という都市伝説のようなお話があります。

傘を持っていなかった、タイミングが悪くて雨に当たってしまったという経験は誰にでもありますよね。
そこに薄毛や抜け毛の進行が重なってしまうと「雨のせいで禿げた！？」と思う方も少なくないでしょう。

ですが、実は「雨を浴びると禿げる」という話は根拠がなく、科学的な証明もされていないのです。

では、なぜ禿げると言われているのでしょうか。

雨の種類によっては髪に悪影響となる

「酸性雨」が髪の色を変える！？

昔悪い意味で話題となった「酸性雨」。

降る条件が揃っていれば世界中のどの国でも酸性雨は降ります。

酸性雨の主な原因は大気汚染や火山活動時に出る硫黄酸化物と言われており、大気中に存在する酸素や水と反応し合って酸性の強い雨となるのです。

酸性雨の基準値はｐｈで５～６、酸性が強いとｐｈの値は低くなりますので、基準値であるｐｈ５以下となると人体や環境に影響が出やすくなります。

酸性雨は薄毛の原因になるの？

酸性雨であっても髪が濡れる時間が少ないのであれば抜け毛や薄毛といった「禿げる原因」に直接繋がる事はありません。

外での試合やイベントなどで長時間、特に酸性が強いとされる雨の降り始めからずっと酸性雨に当たってしまうと「髪の色が緑色に変わる」「目や鼻が刺激される」といった人体への影響が出る場合があります。

名前だけ聞くととても悪い感じがしますが、酸性雨はいつも降るワケではありませんし、すぐに髪質を変化させたり禿げさせる影響力は持っていないのでそこまで心配する必要はありません。

むしろ酸性雨で濡れた髪を放置しておく方が髪に良くありません。

雨で濡れた髪はすぐにシャンプーし、ドライヤーやタオルなどでしっかりと乾かしてから（余裕があればトリートメントもつける）就寝するようにしましょう。

雨から髪を守る方法

「雨が降りそうな日は外出を控える」「折り畳み傘を常備する」「帽子を被る・フード付きのジャンパーを着る」など簡単な対策で雨から髪を守ることができます。

雨の湿気から髪を守りたいという方は前の日の夜につけるトリートメントの成分に気をつけましょう。

酸性雨に負けない健康な髪や頭皮を作る事も大切です。

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健康な髪や頭皮は睡眠や食事など生活習慣が関係してきますので、一度自分の生活リズムを振り返ってみてはいかがでしょうか。

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