フケの種類ごとの原因を解説します！予防や対策は可能？ | 【頭美人】

フケってなに？

頭皮のトラブルにも様々な症状がありますが、今回は中でも「フケ」について解説していきます。

そもそも「フケ」とはどのようなものかご存知でしょうか。

フケは漢字にすると「頭垢」と書き、頭の皮膚から発生するうろこ状の白い老廃物であり、 頭皮に生じた垢のことです。

新陳代謝によって角質細胞が剥がれることにより発生します。

頭皮以外でも新陳代謝は行われていますし、角質細胞がはがれること自体は悪いことではありません。

しかし、ターンオーバーがきちんと行われていると、はがれる角質細胞は、目に見えないくらい細かいのです。

フケは、白く目に見えますよね。

あれほどの大きさになるということは、正常な周期でターンオーバーが行われていないということなのです。

フケが発生する原因とは？

フケには、乾燥による「乾性フケ」と、皮脂の過剰分泌による「脂性フケ」の2種類があり、原因も異なります。

それぞれの原因と対策方法について詳しくご紹介していきます。

乾性フケ

まず、乾性フケについてです。

乾性フケは頭皮の荒れや乾燥が原因で、すぐに剥がれてしまう状態にあるため起こります。

フケもカサカサしており、粉をふいたようにパラパラとしているのが特徴です。

また、頭皮の乾燥が悪化すると頭皮が傷み、血行不良にも陥る為、栄養分が行き渡らなくなってしまいます。

栄養が行き渡らなくなると、抜け毛や細毛が起こりやすくなってしまいます。

皮脂が必要以上に分泌されなくなる原因としては以下のことが考えられます。

また冬は、季節柄さらに乾燥しやすくなります。

空気の乾燥

冬は湿度が低く、さらに暖房の効いた室内では、より空気が乾燥して悪影響を与えてしまいます。

寒さによる血行不良

血行不良になると、栄養が体中に十分届かず新陳代謝が衰えて皮膚がカサつきやすくなります。

皮脂の分泌の衰え

冬は春や夏に比べて皮脂の分泌が少なくなるため、頭皮のうるおいも不足しがちになります。

脂性フケ

次に、脂性フケについてです。

脂性フケが発生する原因としては、頭皮で過剰に皮脂が分泌されること、その頭皮の皮脂を栄養とする菌が地肌に発生することの2点が考えられます。

菌は、頭皮から分泌される皮脂を栄養として繁殖します。

頭皮で分泌される皮脂が過剰になっている為、フケも湿り気を持っています。

このベタベタしたフケは、頭皮に残っているとかゆみが発生してしまうのですが、かゆいと思い頭を掻くと、爪の中に溜まりやすいことが特徴です。

また、べたつきがある為か、なかなか頭皮から落ちづらく、大きなフケになっているのも特徴です。

脂っぽいフケが毛穴に詰まったまま放置しておくことでも、抜け毛や細毛の症状が出てくることがあります。

皮脂の過剰分泌される原因としては、下記のことが考えられます。

「食生活の乱れ」や「ストレスによる不調」などは、どちらの原因にもなります。

健康な頭皮を保つためには、よりよい生活習慣を心がけることも大切ということです。

バランスのとれた食事、早めの就寝など…まずは、できることから始めてみましょう。

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