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食生活について
髪に良い食べ物ぜんぶ教えます!卵・魚・大豆からビタミンまで根拠と食べ方をやさしく解説
What should I eat to grow thick and strong hair?
髪に良い「食べ物」をどう定義する?
髪は主にケラチンというたんぱく質でできています。
まずは毎日の食事で、材料となるたんぱく質と、それを代謝するビタミンやミネラルを確保することが土台です。
「何をどれだけ食べるか」を主食・主菜・副菜のバランスで考えると、ムリなく続けられますよ。
栄養素で考える髪ごはん
たんぱく質:卵・魚・大豆を毎日コツコツ
髪の材料はたんぱく質です。
卵、魚、鶏むね、赤身肉、大豆製品、乳製品をローテーションして、毎食の主菜でしっかり確保しましょう。
卵は手軽でアミノ酸バランスも良好です。
ただし生の卵白ばかりだと、白身の成分がビオチン吸収を妨げるため加熱調理が安心です。
魚はさけ・さば・いわしなど脂ののった青魚も取り入れて、たんぱく質と同時にオメガ3も補いましょう。
大豆は納豆・豆腐・厚揚げなどで、動物性が苦手な人の心強い味方です。
鉄と亜鉛:不足しやすいミネラルを意識
鉄はヘモグロビンをつくり、毛を育てる細胞に酸素を運びます。
赤身肉やレバー、かつお、まぐろ赤身、あさり、ほうれん草などを組み合わせ、ビタミンCの多い野菜や果物と一緒に食べると吸収効率が上がります。
亜鉛はたんぱく質の合成を助け、牡蠣、牛赤身、豚レバー、ナッツ、卵に多く含まれます。
サプリを多重に使うと鉄と亜鉛の同時高用量で吸収が競合することがあるため、栄養は食事中心にして過不足のない範囲で考えましょう。
ビタミンA・B群・C・E:頭皮と代謝をサポート
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を支えます。
レバーだけでなく緑黄色野菜のβカロテンからもとれますが、レバーの食べ過ぎはビタミンA過剰になりやすいので頻度と量をコントロールしましょう。
ビタミンB群は代謝の要、ビタミンCは鉄の吸収やコラーゲン合成を助けます。
ビタミンEは酸化ストレスから守り、ナッツや植物油、かぼちゃに多く含まれます。
色の濃い野菜と果物、全粒穀物、良質な油を少しずつ毎日続けるのがコツですよ。
ビタミンDとオメガ3:魚ときのこで底上げ
ビタミンDは魚や卵、天日干しのきのこに多く、現代では不足しやすい栄養です。
青魚の脂に含まれるオメガ3(EPA・DHA)は食事で取りたい成分で、頭皮のコンディションづくりにも役立ちます。
週に数回は焼き魚や缶詰、刺身、サバ水煮などを活用しましょう。
海藻=万能ではない?ヨウ素の落とし穴
海藻はミネラルが豊富ですが、ヨウ素の摂り過ぎは甲状腺機能に影響することがあります。
毎日のように昆布だしや海藻サラダを大量に食べる習慣がある人は、一度食べ方の量と頻度を見直しましょう。
持病や妊娠中、甲状腺の検査予定がある人は、医療者の指示に従ってください。
今日からできる「主食・主菜・副菜」モデルと献立例
主食でエネルギー、主菜でたんぱく質、副菜でビタミン・ミネラル・食物繊維という組み立てが基本です。
ここでは忙しくても続けやすい平日モデルを紹介します。
・朝:ごはん、納豆と卵の小鉢、焼き海苔、みそ汁(豆腐とわかめ)、みかん。
・昼:雑穀ごはん、さけの塩焼き、ブロッコリーとパプリカのサラダ、切り干し大根。
・夜:胚芽パン、鶏むねソテー、小松菜としめじのガーリック炒め、トマト、ヨーグルト。
・間食:素焼きアーモンドや季節の果物を少量。
魚は缶詰や冷凍、下味冷凍を活用し、卵・豆腐・納豆でたんぱく質の底上げを意識しましょう。
鉄は赤身肉・かつお・レバーを週に数回、葉物と柑橘を合わせると効率的です。
やりがちNG:極端な減量と抜け毛
短期間で大きく体重を落とすと、数か月遅れて髪が一気に抜ける「休止期脱毛」を招くことがあります。
栄養バランスを崩す無理なダイエットではなく、たんぱく質を減らし過ぎないスマートな調整を心がけましょう。
抜け毛が急に増えた、分け目が気になるなど変化が続く場合は、自己判断に頼らず医療機関に相談してください。
Q&A:よくある疑問
Q: 具体的に何をどれくらい食べればいい?
毎食の主菜に卵・魚・大豆・鶏むね・赤身肉からいずれかを入れ、副菜で緑黄色野菜ときのこ、果物を少量加えるのが基本です。
魚は週に数回、葉物+柑橘の組み合わせで鉄の吸収も意識しましょう。
Q: 卵は毎日食べてもいい?
全体の栄養バランスが取れていれば、卵を毎日食べても問題ない人が多いです。
ただし個々の持病やコレステロール管理は医療者の指導に従い、卵は加熱調理を基本にしましょう。
Q: 海藻はたくさん食べるほど髪に良い?
海藻は良い食品ですが、ヨウ素の摂り過ぎには注意が必要です。
毎日大量ではなく、他の食材とローテーションして取り入れましょう。
Q: 肉が苦手でもたんぱく質を確保するコツは?
納豆・豆腐・厚揚げ・卵・魚缶・チーズをうまく組み合わせると、十分なたんぱく質を確保できます。
炭水化物だけの食事を避け、主菜を必ず用意するのがコツです。
Q: 減量中でも抜け毛を防ぐ食べ方は?
極端なカロリー制限を避け、たんぱく質は体重当たりの目安を下回らないよう確保します。
主食を急にゼロにせず、野菜ときのこ、海藻、果物でビタミン・ミネラルを補いつつ、魚や卵でオメガ3やビタミンDも意識しましょう。
まとめ
美髪は「今日の一皿」からつくれます。
卵・魚・大豆・緑黄色野菜・果物を軸に、鉄と亜鉛、ビタミン群、ビタミンD、オメガ3をコツコツ満たしましょう。
海藻は良い食材でもヨウ素の摂り過ぎには注意し、無理な減量は避けてください。
食事の土台が整えば、髪は本来の力を発揮します。
明日のあなたの髪のために、今日の食卓から一歩を始めてみましょう。
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