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食生活について
ローカカオで髪が変わる!血流・抗酸化・ミネラルで叶える美髪ケア完全ガイド
What is the beauty effect of low cacao, which is very popular overseas? What is the difference from regular cacao?
ローカカオとは?通常のカカオとの違い
ローカカオは、カカオ豆を低温または非加熱域で加工した原料(ニブ・パウダー・ペースト等)の総称です。
ロースト(高温加熱)やアルカリ処理(ダッチ)を強く行わないため、フラバノールをはじめとする熱に影響を受けやすい成分が比較的残りやすいのが特徴です。
一方で、市場には「ローカカオ」を名乗りながら実際の加工温度やフラバノール含有量を示さない商品もあります。
そのため、表示だけで判断せず、非アルカリ(ナチュラル)表記やフラバノール量の記載、産地情報・検査体制まで確認して選ぶのが安心です。
美髪に効く働き:3つのメカニズム
1)血流維持で毛根に栄養を届ける
カカオの主要ポリフェノールであるフラバノールは、血管内皮機能をサポートし、頭皮のすみずみへの血流維持を後押しします。
結果として毛母細胞へ栄養が運ばれやすくなり、抜け毛や細毛の土台対策につながります。
2)抗酸化で頭皮・毛髪のダメージを抑える
紫外線や乾燥、熱ダメージは活性酸素を増やし、キューティクルの荒れや頭皮の老化を早めます。
フラバノールやカテキン類は酸化ストレスの連鎖を抑える働きがあり、ツヤ・しなやかさの維持に役立ちます。
3)鉄・亜鉛・マグネシウムなどのミネラル補給
鉄は赤血球を介した酸素運搬に、亜鉛はケラチン合成・毛包サイクルに、マグネシウムはエネルギー代謝とストレス対策に関与します。
日々の食事で不足しがちなこれらミネラルを、砂糖無添加のカカオパウダーやニブから補えるのは大きな利点です。
どれを選ぶ?フォーム別の使い分け
カカオパウダー(非アルカリ/ナチュラル)
香りはややシャープですが、アルカリ処理のないパウダーはフラバノール保持量が多い傾向です。
ヨーグルトやプロテイン、スムージーに混ぜるだけで手早く摂れ、糖や脂質の余計な上乗せを避けやすいのがメリットです。
カカオニブ
ロースト弱めの粗挽きカカオ片で、ザクザクした食感が魅力です。
グラノーラやナッツにトッピングして、噛むことで満足感を得たい人に向いています。
ダークチョコレート(高カカオ)
手軽で美味しい一方、糖や脂質の摂りすぎになりやすいのが難点です。
高カカオを選んでも、重金属(カドミウム・鉛)やアルカリ処理の有無、砂糖量を必ず確認しましょう。
摂取目安とタイミング
目安は「フラバノール換算で1日200mg以上」を基準にしつつ、まずは小さじ2〜3(6〜9g)のナチュラルココア/カカオパウダー相当からスタートすると無理がありません。
甘味はバナナやデーツ、無糖の豆乳で補い、砂糖の追加は最小限にしましょう。
刺激に敏感な方や就寝前は避け、朝〜日中の摂取がおすすめです。
目的別の取り入れ方
ツヤ・パサつき対策(乾燥が気になる)
朝食のオートミールやヨーグルトにカカオパウダー小さじ2+すりごま+オリーブオイル少量を合わせ、抗酸化と必須脂肪酸を同時に補いましょう。
ボリューム感・抜け毛対策
昼食時のスムージーに、非アルカリのカカオパウダー小さじ2+無調整豆乳200ml+葉物野菜+ベリー類をブレンド。
鉄・亜鉛・ビタミンC源を意識すると吸収効率が上がります。
ストレスが強い日
間食でアーモンドひと握り+カカオニブ小さじ1〜2を。
血糖の乱高下を抑えやすく、噛む刺激で満足感も得られます。
レシピ:美髪スムージー&ホットココア
美髪スムージー(1杯)
無調整豆乳200ml。
冷凍ベリーひとつかみ。
非アルカリのカカオパウダー小さじ2。
バナナ1/2本。
フラックスシード(挽き)小さじ1。
好みで氷。
撹拌して完成です。
ナチュラル・ホットココア(砂糖控えめ)
オーツミルク200ml。
非アルカリのカカオパウダー小さじ2〜3。
デーツシロップ小さじ1(好みで)。
シナモン少々。
鍋で温め、よく溶かして出来上がりです。
注意点(必ずお読みください)
1)重金属(カドミウム・鉛)への注意
カカオは土壌由来のカドミウムを吸収しやすく、製品によって含有量が異なります。
パウダーは固形分が多いため濃度が上がりやすく、原産国(南米産は高め傾向/西アフリカ産は低め傾向)の情報や、第三者検査の有無を確認しましょう。
2)カフェイン・テオブロミンの刺激性
コーヒーほどではありませんが、カカオにもカフェインが含まれます(テオブロミンも含有)。
睡眠に弱い方、妊娠・授乳中、循環器系に不安のある方は少量から。
就寝前は控えるのが無難です。
3)砂糖・脂質のとりすぎ
ダークチョコの常食は糖や脂の過剰につながり、頭皮環境の悪化や体重増加を招きます。
基本は無糖パウダー・ニブを中心にし、チョコは少量の嗜好品に留めましょう。
4)持病・服薬中の場合
鉄・亜鉛の補給は自己判断のサプリ大量摂取ではなく、食事を基本に。
貧血や皮膚・毛髪トラブルが続く場合は皮膚科・内科で検査を受けましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 「ローカカオ」と表示があれば安心?
いいえ。
加工温度やフラバノール量の基準はメーカーによりまちまちです。
非アルカリ(ナチュラル)表記、フラバノール量の明記、第三者検査、産地の公開など信頼要素で選びましょう。
Q: どのくらい食べれば効果が出ますか?
目安はフラバノール200mg/日以上です。
まずは小さじ2〜3のパウダーから継続し、食事全体の栄養改善とセットで考えましょう。
Q: ココア(加糖飲料)でもOK?
市販の加糖ココアは砂糖・乳糖が多く、フラバノールも少ない傾向です。
無糖のナチュラルパウダーを使い、自分で甘味を最小限にするのがおすすめです。
Q: 子どもや妊娠中でも大丈夫?
少量であれば問題ない場合が多いものの、カフェインと重金属の観点から常食は避け、医師の指示に従ってください。
Q: ペットが食べても平気?
犬猫にはテオブロミンが有害です。
絶対に与えないでください。
まとめ
ローカカオは「血流・抗酸化・ミネラル補給」を一度に狙える、賢い美髪フードです。
ただし品質差とリスク管理が命。
非アルカリ(ナチュラル)・高フラバノール・第三者検査を軸に選び、無糖パウダーやニブを日中に少量ずつ、砂糖と脂質の追加は最小限にしましょう。
今日の一杯を、髪にやさしい一杯へ。
おすすめのアイテム ローカカオパウダー

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