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睡眠について
不眠に悩む夜こそ頭皮マッサージ!就寝前3分で整えるコツとツボ完全ガイド
Scalp massage that is effective in insomnia
不眠に頭皮マッサージは効く?根拠と限界
就寝前におこなうやさしい頭皮マッサージは、緊張をほどきやすくし、寝つきの妨げになりがちな「焦り」や「こわばり」をやわらげます。
マッサージの研究では、自律神経が休息モードに傾くサインとして心拍の変化が見られることがありますが、頭部だけでなく全身を含む研究も多く、効果の出方には個人差があります。
だからこそ、断定せずに「就寝前に短時間、気持ちよく続ける」ことを軸にしましょう。
過度な期待よりも、呼吸とリズムを整えていく習慣づけが大切ですよ。
就寝前3分の基本ルーティン
寝る直前にベッドでできる、負担にならないミニマム手順です。
肩や腕に力が入らない姿勢でおこない、指は「指先」ではなく「指腹」を使いましょう。
ステップ1:呼吸でスイッチを副交感へ(30〜60秒)
鼻から4秒で吸い、6秒で吐く呼吸を3〜5回。
吐く時はお腹がしぼむ感覚を意識します。
肩は上げ下げしないで、目は軽く閉じましょう。
ステップ2:耳の後ろから首筋〜鎖骨へ“流す”(60秒)
人さし指と中指を耳の後ろに添え、顎下→首筋→鎖骨のくぼみへ優しくなで下ろします。
「押す」ではなく「流す」イメージで、片側10〜15回。
クリームやオイルは少量で十分です。
ステップ3:側頭部〜頭頂を“面で圧す”(60秒)
手を熊手の形にして、こめかみ付近から頭頂へゆっくりスライド。
痛みを出さない弱めの圧で、円を描くように1周10〜15秒のリズム。
最後に頭頂で5秒ほど呼吸を合わせ、ふわっと手を離します。
不眠ケアで活用したい4つのツボ
ツボは位置の“目印”をつかむと迷いません。
各ツボは「気持ちいい弱圧」で20〜30秒、2〜3回が目安です。
百会(ひゃくえ)
両耳の上端を結んだ線と、眉間の中心からまっすぐ上にたどる線の交点が頭頂の百会です。
両手の中指の腹で、上に引き上げるイメージでゆっくり圧します。
安眠(あんみん)
耳たぶの後ろの骨(乳様突起)の下端から指1本分ほど下、くぼみのあたり。
片手の中指で、骨になでかけるようにソフトに。
風池(ふうち)
うなじの中央のくぼみから耳たぶへ向かう途中で、最もへこんだ所。
親指を当て、頭を軽く前に倒しながら圧すと行き過ぎを防げます。
天柱(てんちゅう)
うなじの太い筋肉の外側で、髪生え際から少し上の両側。
首を少しうなずくようにして親指でやさしく。
効果を高めるコツ(タイミング・道具・頻度)
入浴後〜就寝前の体温が下がり始めるタイミングがベストです。
オイルやクリームは「指がすべらない程度の少量」で十分。
圧は“痛気持ちいい”を超えない弱圧に固定し、1日1回・3〜5分を目安に。
眠れない夜だけでなく、眠れている日にも淡々と続けると体が覚えやすくなります。
時間がある日の“拡張メニュー”(合計5〜7分)
こめかみ→側頭部→後頭部の順で、各30〜45秒の円圧を2周。
仕上げに両手で頭全体を包み、5呼吸ぶんホールドして手放します。
アロマを使うなら、ラベンダーなど穏やかな香りを低濃度で。
注意点と医療受診の目安
頭皮に赤み・ひりつき・化膿などの炎症があるとき、飲酒直後、発熱時は避けましょう。
強い頭痛・めまい・しびれを伴う場合、長く続く不眠や日中の著しい眠気がある場合は、医療機関での相談が安全です。
妊娠中・持病で治療中・降圧薬など服用中の方は、自己流で強圧にならないよう、事前に専門家へ確認してください。
サロン活用とセルフの使い分け
サロンのヘッドスパは、深いリラクゼーション環境と熟練のリズムで「自分では抜けがちな部位」に届きやすいのが利点です。
一方で日々の睡眠づくりには、就寝前3分のセルフが土台になります。
月1回前後でプロに整えてもらい、毎日はセルフで微調整するイメージが現実的ですよ。
よくある質問
Q: 何分くらいで効果を感じますか?
その場で体が温まる・まぶたが重くなるなどの変化を感じる人もいますが、睡眠の質の変化は習慣化してこそ実感しやすくなります。
まずは1〜2週間、毎晩3分を続けてみましょう。
Q: 力加減は?強いほど効きますか?
痛みは筋緊張のサインになり逆効果です。
「痛くない弱圧」で、呼吸が深くなる程度が適正です。
Q: 毎日やっても大丈夫?
大丈夫です。
爪を立てず、肌トラブルがある日は休むなど“休ませる日”も混ぜましょう。
Q: 妊娠中でもできますか?
基本はやさしい撫でるケアなら問題のないことが多いですが、体調に波が出やすい時期です。
不調時・強い圧は避け、主治医や助産師に確認してからにしましょう。
Q: 頭痛のときは?
緊張型の重だるさには心地よい弱圧が助けになる場合があります。
片側だけの強い痛み・ズキズキ・めまい・吐き気を伴う時は中止し、必要に応じて受診してください。
Q: オイルは使った方がいい?
滑りをよくし摩擦を減らす目的なら少量で。
ベタつきが苦手なら、手のひらに「米粒大」で十分です。
まとめ
不眠対策の頭皮マッサージは「短時間・やさしい圧・毎日」が合言葉です。
呼吸とともに副交感神経にバトンを渡し、耳後ろから首を“流し”、側頭部から頭頂を“面で圧す”。
エビデンスは“リラックスと睡眠効率の改善が期待できる”段階ですが、続けるほど体は学習します。
今日の夜から3分、無理のない心地よさで続けていきましょう。
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