薬湯で血行促進！ヘアケアのための薬湯 | 【頭美人】

薬湯（くすりゆorやくとう）には、血行促進効果が期待できます。

1年の中でも、冬場は冷えによる血行不良を起こしがちです。

実は、血行不良が続くと髪の成長を妨げる可能性も！

今回は、薬湯の血行促進効果と、どのようなヘアケア効果があるのかをご紹介します。

ぜひ薬湯で血行を促進して、美しい髪を手に入れてくださいね。

薬湯の血行促進効果とは

薬湯の血行促進効果とは、薬湯に含まれる成分や保温により、血液の循環が良くなることで得られる効果のこと。

薬湯は、温泉成分や薬用植物などの薬効成分を含んでいます。

5月の「菖蒲湯（しょうぶゆ）」や冬至の「ゆず湯」なども、民間に伝承される薬湯のひとつです。

古来、薬湯に含まれる成分には、血行促進効果をはじめ、老廃物の除去、保温効果、鎮痛・鎮静作用、皮膚病の治療、皮脂・角質除去などの効能・効果が期待されてきました。

近年では、薬湯同様の効能・効果を得るために、精油（エッセンシャルオイル）を浴槽に数滴垂らして入浴する方法も広まっています。

血行が促進されると栄養や酸素が全身に届けられるので、冷え症や肩こり、腰痛、眼精疲労、自律神経の乱れなど、様々な体の不調が改善します。

薬湯はヘアケアに効果的？

薬湯の血行促進効果は、ヘアケアにもつながります。

血行が促進されることで、頭皮の内側にある髪を作り出す「毛母（もうぼ）細胞」に、十分な栄養と酸素が届けられます。

そのため、根本から健康な髪の成長を促すことができるのです。

ヘアケアと聞くと、「頭皮や髪の外側から何かを付ける」と思いがちですが、まずは体をしっかり温めて体内の環境を整えるところからスタートしましょう。

そのうえで、血行を促進する頭皮マッサージや育毛製品、ヘアケアサプリなどを活用すると、相乗効果が期待できます。

普段、カラスの行水で湯船に長く浸かれないという人も、冬場だけは額から汗が出るまでゆったりと入浴してみませんか！

頭皮の余分な皮脂や毛穴の汚れも取れやすくなります。

温泉に行ったり市販の入浴剤などを活用したりと、内側からのヘアケアを楽しんでくださいね。

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