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抜け毛・薄毛の原因と対策
シャンプーで髪がたくさん抜けるのはなぜ?安心できる目安と原因・正しい洗い方!
Is this okay? Why shampoo causes a lot of hair to come off
「たくさん抜ける」にまず効く数字の目安
シャンプーで髪が大量に抜けて見えるときほど、まず数字の目安を知って落ち着くことが大切です。
髪は毎日生え変わるので、一般的に1日に50〜100本程度の抜け毛は生理的な範囲です。
さらに、そのうちの約6割はシャンプー時に集中的に抜けると考えられています。
つまり、シャンプー中に30〜60本ほど抜けて見えても、多くは自然な生え変わりの一部なのです。
数字を知ると、必要以上に怖がらず、やるべきケアに意識を向けられますよ。
シャンプーで「多く見える」主な理由
1つめは、抜ける毛がシャンプーの刺激で同時に流れ、排水口でまとまって視認しやすいからです。
普段の生活中は1本ずつ落ちて気づきにくいのに、洗う瞬間だけ一気に目につくため「今日は多い」と感じやすくなります。
2つめは、前日に洗っていない日や、一日中まとめ髪で過ごした日の影響です。
日中に落ちきらなかった抜け毛が髪や頭皮に残り、シャンプーでまとめて外れるので、その日だけ多く見えてしまいます。
3つめは季節の影響です。
夏の強い紫外線や環境の変化の影響が秋に表れ、一時的に抜け毛が増えることがあります。
この場合はしばらくすると落ち着くことが多いので、慌てず頭皮環境を整えるケアに集中しましょう。
今日から変えられる洗い方と乾かし方
1) 予洗いで摩擦と汚れを先に流す
ぬるま湯で1分半ほど、髪と頭皮をしっかり濡らします。
先にホコリや余分な皮脂を浮かせることで、シャンプーの量も摩擦も減らせます。
お湯の温度は約38℃が目安です。
2) 手のひらで泡立ててから地肌へ
原液を地肌に直付けせず、手のひらでよく泡立てます。
弾力のある泡で、髪同士のこすれを減らしながら洗いましょう。
3) 指の腹で小さく動かす
爪は立てず、指の腹で頭皮を「押して動かす」イメージです。
ゴシゴシこする刺激は毎日の負担になります。
頭頂・生え際・えり足など、洗い残しやすい所も丁寧に。
4) すすぎは念入りに
予洗い時間に1分足すイメージで、合計2分前後を目安にしっかり流します。
耳まわり・えり足・トップは泡残りやすいので意識しましょう。
5) 濡れたまま放置しない
タオルでやさしく押し拭きしたら、根元からドライヤーで乾かします。
濡れたままは細菌が増えやすく、頭皮が冷えて血行も落ちやすくなります。
「完全に乾いた」状態で仕上げると、翌朝の指通りも変わりますよ。
シャンプー選びの考え方
頭皮が敏感なときは、洗浄力がマイルドで低刺激なタイプが安心です。
皮脂が多い人は泡立ちとすすぎやすさ、乾燥しやすい人は保湿成分や使用後のつっぱり感の少なさを基準にしましょう。
メントールなどの強い清涼感は一時的に爽快でも、刺激になる人もいます。
その日の汗・整髪料の量にあわせて、洗い上がりの軽さと保湿感のバランスを調整していくのがコツです。
要注意サインのセルフチェック
短く細い毛の抜けが急に増えた。
頭皮の赤み・強いかゆみ・大きなフケが長引く。
部分的に地肌が目立つ、またはパッチ状に薄くなる。
毎日のように手のひらいっぱいの毛が抜け続ける。
こうしたサインは、頭皮トラブルや休止期脱毛症などが関係することがあります。
自己判断で強い刺激を加える前に、次章の受診目安も参考にしてください。
季節・産後・体調で増えるときの見通し
季節では、秋に一時的な増加を感じる人が多いです。
夏の影響が遅れて表に出るだけで、時間とともに落ち着くケースが少なくありません。
産後はホルモンバランスの変化から抜け毛が増えやすく、多くは出産後6〜12ヶ月で自然に回復していきます。
体調やストレス、栄養の偏りが重なると抜け毛が長引くことがあるので、生活リズムの立て直しも意識しましょう。
受診の目安
抜け毛の増加が数ヶ月以上続く、または日常生活に支障が出るほど不安が強いとき。
頭皮の炎症症状(赤み・痛み・強いかゆみ・ジュクジュク)があるとき。
部分的に急に薄くなる、かさぶたや大きなフケが広がるとき。
産後でも長く回復しないとき。
皮膚科や毛髪の専門クリニックで評価を受け、必要に応じて炎症ケアや栄養面の見直しを行いましょう。
FAQ
Q: シャンプー中に何本なら心配いりませんか?
1日の抜け毛が50〜100本程度なら目安の範囲で、そのうち30〜60本はシャンプーで抜けても不思議ではありません。
ただし明らかに多い状態が続くなら、洗い方と生活習慣の見直し、必要に応じて相談を。
Q: 前日に洗っていない日や、まとめ髪の翌日は増えますか?
はい。
頭皮や髪に残った抜け毛がシャンプー時にまとまって外れるため、その日だけ多く見えやすいです。
Q: 濡れたまま寝ると抜け毛は増えますか?
濡れ放置は頭皮環境を乱しやすく、ニオイやかゆみ、炎症の原因になります。
根元から乾かす習慣をつけましょう。
Q: 秋に抜け毛が増えるのは普通ですか?
一時的に増える人が多いです。
季節要因が落ち着けば、徐々に戻るケースが大半です。
Q: 産後の抜け毛はいつ落ち着きますか?
多くは出産後6〜12ヶ月ほどで落ち着きます。
長引くときや不安が強いときは早めに相談しましょう。
まとめ
シャンプーで「たくさん抜ける」ように見えるのは、抜け毛がその瞬間に集まり、目で確認しやすいからです。
まずは1日の目安とシャンプー時に集中する性質を知って、過度に不安にならないことが第一歩です。
そのうえで、予洗い・泡立て・指の腹・十分すすぎ・根元から乾かすの基本を、時間と温度の目安つきで丁寧に続けていきましょう。
もし短く細い毛が急に増える、炎症がある、長期にわたり明らかに多い状態が続くなどのサインがあれば、自己判断に頼らず専門家へ。
今日からの小さな見直しが、抜けにくい土台をつくります。
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このような対策で、シャンプー時の抜け毛を減らしましょう!

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