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頭のツボについて
間違った頭皮マッサージは逆効果!今日からやめるNGと正解のやり方
Opposite effect? Note to the wrong scalp massage.
間違った頭皮マッサージはなぜ逆効果になるのか
頭皮は顔と同じ「皮膚」です。
バリア機能があり、摩擦や圧に弱い性質があります。
強い力や長時間の刺激は、角層を乱しやすく、赤みやかゆみ、フケの悪化につながります。
また、乾いた髪をこするなどの摩擦は、キューティクルを傷つけ、切れ毛や絡まりを招きます。
さらに、痛みや拍動を感じるほどの圧は、毛根周囲に負担がかかり、抜け毛が増えたと感じやすい要因になります。
頭皮マッサージは「やればやるほど良い」ではなく、「適切な強さで短時間」が基本です。
やってはいけない頭皮マッサージ
力任せに押す・揉む
「イタ気持ちいい」を超えた圧は逆効果です。
赤みや痛みが出るほどの力は避けましょう。
爪を立てる・尖った道具で押す
爪先や硬い先端は、頭皮に細かな傷を作りやすく、炎症やフケの原因になります。
乾いた髪でゴシゴシこする
乾いた状態は摩擦が強く、髪の表面が剝がれやすくなります。
こすらず「頭皮を動かす」イメージに切り替えましょう。
長時間・高頻度でやりすぎる
1回の時間が長すぎたり、1日に何度も繰り返すと負担が蓄積します。
短時間で終える習慣が安全です。
ブラシやマッサージャーで叩く
叩く刺激は一時的にスッキリしても、刺激量が過多になりがちです。
押し当てて小さく動かす程度に抑えましょう。
炎症・ニキビ・傷がある日に行う
症状を悪化させるおそれがあります。
落ち着くまで中止し、必要なら皮膚科を受診しましょう。
不衛生な手や道具で行う
手やブラシは清潔にし、使用後はよく洗って乾かすことを習慣にしましょう。
正しいやり方と強さ・頻度の目安
強さのセルフ基準
頬に当てても痛くならない程度の圧が目安です。
指の腹で、皮膚をこすらず土台ごと「ゆっくり動かす」感覚を意識しましょう。
時間・頻度の目安
1回は2〜4分を目安にし、合計でも1日10分以内に収めます。
毎日または週5〜7回の範囲で、心地よく続けられるペースが◎です。
ベストなタイミング
入浴中や入浴直後は皮膚がやわらかく、動かしやすいタイミングです。
トニックや頭皮用ローションを使う場合は、適量をなじませてから「やさしい圧」で行うと摩擦を減らせます。
基本の手順(2〜4分)
側頭部の生え際に4本の指を置き、小さな円でゆっくり頭皮を動かします。
側頭→頭頂→後頭→こめかみの順に移動し、各部位を20〜30秒ずつ。
最後に百会付近(頭頂中央)を軽く押して離すを数回。
呼吸は止めず、痛みが出たら即中止します。
道具の使い方ルール
シリコン製ブラシは「押し当てて小さく動かす」が基本です。
鋭い先端で叩かない、同じ場所を長くやり続けない、濡れた状態は滑らせず浮かせて動かす、を守りましょう。
症状別の注意点
脂性肌が気になる
ゴシゴシは皮脂分泌をかえって乱しやすいので、短時間で圧を弱めにします。
入浴時はぬるめの温度で、シャンプー前の予洗いを丁寧に。
乾燥・つっぱり感がある
摩擦レスを最優先にし、入浴後すぐに保湿ローションで皮膚を整えてから行いましょう。
刺激が強い日はお休みする判断も大切です。
フケ・かゆみがある
炎症のサインです。
症状が強い時は中断し、改善しない場合は皮膚科へ。
治まってから再開する場合も、圧は最弱から。
ニキビ・赤み・傷がある
マッサージは控え、清潔と保湿を優先します。
自己処置で長引くなら医療機関に相談しましょう。
薄毛(AGA)が心配
頭皮マッサージはリラックスや環境づくりには役立ちますが、根本治療ではありません。
気になる場合は、早めに専門の診療を受け、併用ケアとして無理のない範囲で続けましょう。
よくある勘違いQ&A
Q: 強いほど効くって本当?
いいえ。
痛みや赤みが出る圧は逆効果です。
心地よい強さがベストです。
Q: 1回は何分くらい?毎日やっても大丈夫?
2〜4分を目安に、合計でも1日10分以内に。
毎日でも、刺激が残る日は休みましょう。
Q: お風呂の中と出た後、どっちが良い?
どちらもOKです。
摩擦を減らせるタイミングを選び、短時間で行いましょう。
Q: シリコンブラシは毎日使っていい?
使い方次第です。
押し当てて小さく動かすなら毎日でも。
叩いたり強くこすると負担になります。
Q: 炎症やニキビがある時は?
中止が安全です。
清潔・保湿を優先し、長引く場合は受診しましょう。
Q: 薄毛に効く?
補助ケアとしてはおすすめですが、治療の代わりにはなりません。
心配なら医療の選択肢を検討しましょう。
まとめ
頭皮マッサージは「やさしく・短時間・続けやすく」。
この3つを守るだけで、逆効果のリスクはぐっと下げられます。
強く長くではなく、心地よさを基準に今日からアップデートしていきましょう。
炎症や痛みがある時は無理をせず、お休みと受診を最優先に。
あなたの頭皮に合ったペースで、安心してケアを続けていきましょう。
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