- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 日常のトラブル
- >
- 季節
- >
- 雨でも崩れない!湿気日にスタイリングを一日中キープする最短手順
本ページはプロモーションが含まれています
季節
雨でも崩れない!湿気日にスタイリングを一日中キープする最短手順
How to keep the styling the hair, even the day of the humid rain
湿気の日は「根元は立てる・毛先は重く・表面は薄い膜」でキープ
湿気で崩れるのは才能の問題ではなく手順と道具の組み合わせです。
根元を立てて形の基礎を作り、毛先に少しだけ重さを足し、最後に表面へ薄い膜をまとう。
この三点を守ると、雨の日でもスタイルはぐっと粘ります。
今日はこの順番を軸に、前髪から全体まで迷わず再現できるやり方をまとめます。
なぜ湿気で崩れる?
水素結合と「乾くときに形が決まる」
髪は濡れると形を保つ結びつきが緩み、乾くときに新しい形で固まります。
湿気の多い日は外気の水分でその結びつきがほどけ、朝に整えた形が途中で変わってしまうのです。
だからこそ「濡れた時間を短くする」「乾き方をコントロールする」ことが最大の鍵になります。
夜の仕込み
根元優先のドライと冷風フィニッシュ
夜は根元から先に乾かします。
指を地肌に差し込み、毛流れに逆らう向きで根元に風を通すと、翌朝の立ち上がりが安定します。
全体が乾いたら冷風に切り替え、表面をサッとなでて温度を下げます。
冷えて整った表面は、翌朝の湿気でにじみにくくなります。
仕上げにミルクや軽めのオイルを中間〜毛先へ薄く。
つけすぎず、手のひらに透明感が残らない量でやめるのがコツです。
朝のスタイリング手順
前髪の作り方
起きたらまず前髪の根元をいったん濡らしてリセットします。
ドライヤーで左右に振りながら根元を乾かし、分け目のクセを消します。
マジックカーラーやロールブラシで丸みを付け、いったん温めてから冷まして形を決めましょう。
アイロンは120〜140℃の低温帯で小束ずつ。
最後にコームへキープスプレーを軽く吹き、内側からとかして薄く膜を作ります。
仕上げに表面だけ微量のバームを指先でなで、割れやアホ毛を抑えます。
全体ストレート仕上げ
根元はブローで立ち上げ、面はブラシでテンションをかけて整えます。
うねりが強い部分のみアイロンを160℃以下でワンスルーします。
毛先はオイルではなく固めのバームやワックスを米粒量でこすり合わせ、手ぐしで中間〜毛先にだけ重さを足します。
最後に耐湿タイプのスプレーを20〜30cm離して薄く全体に。
前からだけでなく、横と後ろからも軽く当てて薄膜を均一にしましょう。
巻き髪を長持ちさせる手順
下地に軽いミストを根元へ少量、毛先は素髪に近い状態を保ちます。
32mm前後のコテで毛束を薄めに取り、熱を当てすぎずワンスルーで抜け感を残します。
カールが温かいうちは触らず、完全に冷めてから手ぐしでほぐします。
仕上げはバームを手のひらで透明に溶かし、毛先から逆さに入れて弾力を保ちながら艶を出します。
最後にキープスプレーを毛流れに沿って軽く。
表面は遠くから、内側は持ち上げて空間に一噴きして落とすと付き過ぎを防げます。
耐湿処方の選び方
水分多めの剤は控えめに
ミストやウォーター系を多量に使うほど、外気の湿気と混じってにじみやすくなります。
下地の水分は根元中心に、毛先は“素髪に近い軽さ”を意識しましょう。
薄い膜でコーティングする
キープスプレーは近距離で固めるより、距離をとって霧をまとうのが正解です。
コームにひと吹きして内側からとかす“コームスプレー”は、ムラづきとベタつきを避けられます。
重さでにじみを防ぐ
広がりやすい毛先には、バームや固めのワックスを少量だけ。
“毛先だけ重くする”と、雨の日でもシルエットが崩れにくくなります。
外出先のお直しセット
コーム+ミニスプレー+スティックの三点
分け目が割れたら、根元を指でこすり合わせてからコームにスプレーを一吹きして内側からとかします。
表面の浮き毛はスティックを横なでで薄く。
前髪はティッシュで皮脂をオフ→コームスプレー→指先バームの順が時短で失敗しません。
やりがちNG→正解の置き換え
濡れ髪に高温アイロン → 完全ドライで低温小束ワンスルー
濡れた髪に高温を当てると内部の水分が急激に膨張してダメージが進みます。
面倒でもいったん完全に乾かしてから、低温で薄い束に分けましょう。
ミストをたっぷり → 根元だけ湿らせて表面は薄膜で守る
毛先まで水分を抱え込ませると、外気の湿気で一気に形が崩れます。
湿らせるのは根元リセットのときだけに限定します。
スプレーを近距離でガチガチ → 距離を置いて霧をまとう+コームスプレー
近距離はダマづきと白残りの原因になります。
遠くから薄く重ね、仕上げにコームへひと吹きが上手くいくコツです。
タイプ別の微調整
細毛・軟毛
重さの出やすいオイルは最小限にし、ミルクや軽いバームを米粒量から。
根元の立ち上がりを最優先に、面はブラシテンションで整えます。
量多め・広がりやすい
中間〜毛先へ先に重さを作り、最後に表面へスプレーで薄膜を。
毛束はやや太めに取り、曲線を大きく保つと湿気で崩れにくくなります。
前髪が割れやすい
毎朝の最初の1分を前髪の根元リセットに使いましょう。
左右に振りながら乾かし、分け目の跡が消えたら低温アイロンで形だけを足します。
Q&A
Q: 雨の日、まず何から始めればいい?
前髪の根元リセット→根元ブロー→全体の面づくり→毛先に重さ→薄い膜の順です。
順番を崩さないことが、最短で崩れにくくするコツですよ。
Q: アイロン温度はどのくらいが安全?
前髪や毛先は120〜140℃、全体は髪質に合わせて低温から試し、必要最小限のワンスルーで仕上げましょう。
高温の連用は避けてください。
Q: コームにスプレーを付けるのはアリ?
アリです。
内側からとかすと薄く均一に付いて、ベタつきと白残りを避けられます。
仕上げに表面へ遠くから一吹きで完成です。
Q: バームとオイル、どっちがキープ向き?
湿気日はバームや固めワックスのほうが膜を保ちやすく、にじみにくいです。
オイルは量を誤るとペタンとしやすいので微量だけ毛先へ。
Q: 巻きがすぐ取れるときの見直し点は?
根元の乾かし不足、カールを冷ます前に触っている、スプレーの距離が近い。
この三つを直すだけで持ちは大きく変わります。
まとめ
湿気に勝つ鍵は、根元を立てる、毛先に重さを足す、表面へ薄膜をまとう、という三点です。
夜の仕込みで“乾き方”を整え、朝は前髪から順に低温・小束・ワンスルーで形を決めると失敗が減ります。
外ではコームスプレーとスティックの二つだけで、数十秒で復活できます。
手順が決まれば、梅雨や雨の日でもあなたのスタイルはちゃんとキープできますよ。
おすすめのヘアワックス ルフト ヘアワックス
雨の日の強い味方、ヘアアイロン
湿度の高い日には、髪に熱を当ててスタイリングをするヘアアイロンが大活躍します。
ヘアアイロンは熱の力で髪をスタイリングするため、ドライヤー以上に湿気の多くまとまりにくい日のスタイリングには有効です。
髪は熱に弱いということから、ヘアアイロンを毎日使うのは髪のダメージになるという心配もありますが、湿気が多くて髪がまとまらない時にはヘアアイロンを使うのがとても有効です。
湿度の高い日のスタイリングでヘアアイロンを使う場合は、温度設定をやや高めにした方が効果的です。
しかし髪は熱に弱いのは間違いないので、高温で使うのは湿度の高い日のみにしておきましょう。
以上のように湿度が高く、髪がまとまらない時はヘアワックスで毛先に重みをつけてまとめたり、やや高温設定のヘアアイロンを使ったりするのがとても有効です。
クセ毛でお悩みの方は、是非試してみてください!

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
日常のトラブル
日常のトラブル