髪を引っ張ることによる影響は？けん引性脱毛症とは | 【頭美人】

結ぶときに強く引っ張りすぎてしまうと頭皮に悪影響なんです

髪を結ぶとき強く引っ張りすぎてはいませんか？

実は「髪を引っ張る」と髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼす可能性があり、ヘアアレンジの一環として髪を結ぶ場合にも、位置や縛る強さに気をつけなければいけません。

では髪を引っ張るとどのような影響が出るのでしょうか。

髪を引っ張ることによる影響

髪を引っ張り続けると抜け毛が多くなるのは本当？

よく「髪の毛を引っ張るとハゲる」という話がありますが実は本当で、引っ張るといった外からの刺激により毛根と頭皮がダメージを受け、健康な髪を作るのに必要な栄養を十分に補給できなくなってしまうんです。

十分な栄養が補給できない髪の毛はどんどん弱っていき、ちょっとの刺激で簡単に抜け落ちるようになります。

これをけん引性脱毛症と言います。

目的もなく髪を引っ張る方はいないと思いますが、薄毛や抜け毛が気になる方は特に注意するようにしましょう。

髪の毛を引っ張る頭皮マッサージもありますが、これは適度な力で正確にマッサージしているので抜け毛や薄毛が酷くなるということは無いと思います。

ストレスや生活習慣では無く、髪を引っ張るという行為が原因で禿げてしまっては、悔やむに悔やみきれないですよね。

健康な髪をいつまでも維持するためにも強く髪を引っ張り続けないよう心がけてください。

髪を結ぶのも髪を引っ張ることになる？けん引性脱毛症とは

これは特に女性の方に気をつけて欲しい事なのですが、「髪を結ぶ」事も髪を引っ張る事に繋がります。

髪は、スタイリングする際に様々な原因で引っ張られます。

「髪を縛る」「分け目を付ける」「エクステを付ける」といったスタイリングでは、地肌に対して張力が生じます。

この張力が慢性化すると抜け毛につながり、そしてけん引性脱毛症になるのです。

特にポニーテールなど強く引っ張るようなヘアスタイルは、頭皮や毛根に大きな負担をかけてしまっています。

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毎日のように髪を結んでいる方は強く結んでも気にならない場合が多いですが、同じヘアスタイルをずっと続けていると、たとえ緩い結び方でも周囲の髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼします。

このような原因があるため、けん引性脱毛症は男性よりも女性に多く見られる脱毛症になっています。

そしてけん引性脱毛症は、髪の中でも張力がかかりやすい「生え際」や「分け目部分」によく見られます。

そのため生え際や分け目部分の髪が少なくなっている方は、けん引性脱毛症がすでに発症し始めているかもしれません。

ヘアスタイルはオシャレや個性を強調するためにも大事なポイントですが、たまにはおろして髪の毛や頭皮を休ませてあげてくださいね。

特にヘアアイロンやコテを使って髪にダメージがある場合は注意してください。

どんなにヘアケアを頑張っても、髪を引っ張って頭皮にダメージを与えていては意味がありません。

髪を引っ張る癖がある方も要注意ですよ！

けん引性脱毛症にならないための対策

けん引性脱毛症は、同じ部分に張力を慢性的に与え続けることが原因と考えられています。

そのため、多少髪に張力がかかるスタイリングをしたとしても、すぐに発症するわけではありません。

ですので、けん引性脱毛症を予防するためには、頭皮に張力が加わる髪型を毎日しないことが重要になります。

具体的に言うと、ポニーテールやお団子ヘアなどのアップスタイルを毎日行わないようにしてください。

また髪を分けている場合は、分け目を定期的に変化させましょう。

常に同じ分け目にスタイリングすることは、分け目部分にけん引性脱毛症が発症する危険性が高まるからです。

あとは、きつく結び過ぎないゴムもあるので、そういったものを活用しましょう！

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けん引性脱毛症かな？と思ったら

けん引性脱毛症は、髪が引っ張られることで抜け毛が増えることが原因の脱毛症です。

そのため、時間が経てば毛が抜けた毛穴から再び髪は生えてきます。

ですので特別な育毛対策をする必要はありません。

けん引性脱毛症の部分が目立つ場合は、スタイリングを変えてけん引性脱毛症を目立たないようにすると良いでしょう。

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