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抜け毛・薄毛の原因と対策
男性と女性の薄毛はここが違う!タイプ別の原因・セルフケア・治療の選び方
Cause and symptoms of different hair loss in men and women, improved way?
男女で違う「脱毛の原因と症状」
男性と女性では、抜け毛の出方や進み方が違います。
同じ「薄くなった」という見た目でも、原因や対処が変わるので、まずは違いを知ることが近道ですよ。
男性は生え際や頭頂部など「部分から薄くなる」ことが多く、女性は「分け目が広がる」「全体のボリュームが落ちる」といった広がり方をとります。
女性は原因が重なりやすく、ホルモンの変化、栄養、ストレス、髪型の習慣などが影響します。
男性に多いパターンと進行のサイン
生え際が後退する、つむじ周りが透ける、毛が細く短くなるなどが早いサインです。
洗髪後や朝の枕元の抜け毛が増える、写真で頭頂部の地肌が光るなどに気づいたら要注意です。
女性に多いパターンと見逃しやすいサイン
分け目が広がる、トップがふんわりしない、毛が細くコシがないなどが典型的です。
産後に一時的に抜け毛が増えることもありますし、結ぶ髪型が続くと前髪やこめかみが薄く見えることもあります。
疲れやすい、寒がり、むくみなど全身症状を伴う時は、体の不調が関わることもあるので注意しましょう。
タイプ別に整理:AGA・FPHL/びまん性・産後・牽引性・休止期
AGA(男性型)
男性ホルモンが関わり、ヘアサイクルの成長期が短くなることで、太い毛に育つ前に抜けやすくなります。
前頭部と頭頂部から進みやすく、放置すると徐々に範囲が広がります。
FPHL/びまん性(女性型)
女性では、分け目から全体が薄くなるびまん性のタイプがよく見られます。
原因は一つに限らず、加齢やホルモンのゆらぎ、栄養不足、甲状腺の不調、薬剤などが重なって起こることもあります。
産後の抜け毛
出産後はホルモンの変化で一時的に抜け毛が増えますが、多くは時間とともに落ち着きます。
育児の疲れや寝不足が続くと回復が遅れることがあるため、休息と栄養補給がとても大切です。
牽引性脱毛
きついポニーテールやエクステ、同じ分け目の固定などで、前髪や生え際が薄く見えるタイプです。
原因となる引っぱりをやめることが最大の改善策で、早めの見直しほど戻りやすいですよ。
休止期脱毛(男女共通)
強いストレス、発熱や手術、大きな体重変化、栄養の偏りなどをきっかけに、数か月遅れて抜け毛が増えることがあります。
一時的なことも多いですが、長引く時や心配な症状を伴う時は受診しましょう。
今日からできる改善方法(セルフケア)
洗い方・乾かし方・スタイリングを整える
シャンプー前はぬるま湯で地肌をしっかり予洗いしましょう。
指の腹でやさしく洗い、すすぎ残しをなくすことが基本です。
ドライは根元から風を通し、同じ場所に熱を当て続けないようにします。
スタイリングは分け目を固定せず、圧や摩擦が強いアレンジを日替わりで避けると負担が減ります。
食事・睡眠・ストレス・血流ケア
タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミン類を意識して、偏食や過度なダイエットは避けましょう。
睡眠は同じ時間に寝起きするリズムをつくると回復しやすいです。
軽い運動や入浴で血流を整え、ストレスは深呼吸や散歩など小さな解消法を積み上げていきましょう。
やめたいNG習慣
きつい結び方の毎日固定、同じ分け目の固定、濡れ髪で寝る、過度なブリーチや高温アイロンの連用は、髪と頭皮に負担が大きいです。
不調が続くのに自己判断でサプリや育毛剤を重ねるのも避けましょう。
医療でできることと受診の目安
外用ミノキシジルの活用
男女ともに選択肢となる外用薬です。
濃度や使い方は年齢や肌質で変わるため、自己流で増量せず、説明に沿って続けることがコツです。
男性の内服薬(フィナステリド/デュタステリド)
男性のAGAでは選択肢になりますが、効果や副作用、継続期間について医師と相談して決めましょう。
自己判断での併用や中断再開は避け、定期的な経過確認をおすすめします。
女性の治療で気をつけること
女性はフィナステリドやデュタステリドの内服が適さないため、外用薬や他の治療を中心に検討します。
妊娠・授乳中や妊娠希望のある方は、薬の選択に特別な配慮が必要です。
いつ皮膚科へ行くべき?
短期間で一気に抜ける、部分的に円形に抜ける、強い痒みや赤み・フケがある、全身症状(疲れやすい、冷え、むくみなど)を伴う、家族歴がなく若年で進む時は、早めに皮膚科で相談しましょう。
よくある質問
Q: 産後の抜け毛はどれくらいで落ち着きますか?
個人差はありますが、多くは数か月で抜け毛のピークを過ぎ、その後ゆっくり落ち着いていきます。
休息と栄養、無理のないケアを続けながら様子を見ましょう。
Q: 女性でもAGA治療は受けられますか?
女性にも女性型の薄毛はありますが、内服薬の選び方が男性と異なります。
まずは診断でタイプを見極め、外用薬や他の治療を中心に検討しましょう。
Q: 牽引性脱毛は元に戻りますか?
原因の髪型をやめる、分け目を変えるなど負担を外すと、初期ほど戻りやすいです。
気づいた段階で早めに見直しましょう。
Q: 市販の育毛剤と医薬品ミノキシジルの違いは?
一般の育毛剤は頭皮環境のケア中心、ミノキシジルは発毛を後押しする医薬品です。
使い分けは肌質やタイプで変わるため、説明書と医師・薬剤師の助言を参考にしましょう。
Q: 病院へ行くタイミングは?
急激に増えた、部分脱毛や炎症がある、体調不良を伴う、セルフケアで戻らないなどは受診のサインです。
写真での記録を持参すると診察がスムーズですよ。
まとめ
薄毛は「男女で出方が違う」ことを知るだけで、対処の選び方がぐっと楽になります。
今日からできる生活とヘアケアの土台を整えつつ、必要なところは医療の力を借りる。
この二本立てが、遠回りに見えて一番の近道です。
焦らず、記録しながら、小さな改善を積み上げていきましょう。
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