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抜け毛・薄毛の原因と対策
絶壁頭と薄毛は関係ある?医学的な本当のところと“薄く見えにくい”髪型・スタイリング
Head is flat at the back and thin hair is there really a relationship?
絶壁頭と薄毛の関係は?医学的に整理
絶壁頭は後頭部が平らに見える頭の形を指します。
形そのものが薄毛の直接原因かと言われると、医学的にはそうとは言い切れません。
圧迫や摩擦が長時間つづくと脱毛が起きることはありますが、これは手術後や長期臥床など特殊な状況が中心です。
日常の睡眠や生活だけで後頭部の毛が永久的に減るとは、現時点では考えにくいのです。
一方で、薄毛の多くを占めるAGAは前頭〜頭頂の“パターン”で進み、後頭部は比較的保たれやすい領域です。
この前提を知っておくと、過度な不安を手放して、正しい対処に集中しやすくなります。
「形が原因でハゲる」を分解してみる
「枕の圧で抜ける」は、特殊な固定を除けば起きにくい現象です。
むしろ絶壁頭は毛流や光の当たり方で“薄く見えやすい”のが悩みの中心になります。
見え方の要因を整えつつ、ほんとうに本数が減っていないかを冷静に見極めましょう。
「薄く見える」3つの理由(形×毛流×光)
1つ目は毛流です。
つむじ周りの毛が放射状に流れるため、後頭部に丸みが少ないと髪が左右に割れやすく、地肌のラインが強調されます。
2つ目はシルエットです。
丸みが少ないと髪が頭皮に沿って寝やすく、同じ毛量でも横から見た時にボリュームが出にくくなります。
3つ目は光の反射です。
平らな面は光を均一に反射しやすく、カメラや照明の位置によって地肌が白く目立って写ることがあります。
見た目のトリックを知っておくと、対処の打ち手が明確になります。
今日からできる“見え方”改善テク
ドライは根元から先に乾かします。
後頭部の根元を指で起こしながら、風を上からではなく斜め下から当てると、毛流の割れがふくらみで埋まります。
仕上げは冷風でキープしましょう。
スタイリングは分け目をまっすぐに引かないのがコツです。
ジグザグや“ぼかし分け”で直線の地肌ラインをつくらないようにします。
ワックスは重くならない軽めタイプを、根元よりも中間〜表面に少量。
スプレーは薄く全体に霧化し、固めすぎないほうが割れ戻りが少なくなります。
寝具は摩擦の少ない素材を選ぶと毛流の崩れ戻しがしやすくなります。
高さが合わない枕は後頭部の面でつぶしやすいので、首肩の支えが安定する高さへ微調整してみましょう。
絶壁さん向けの髪型・長さのコツ
後頭部の“丸みの錯視”をつくるため、サイド〜後頭部は短く締めすぎず、上から被せる長さを少し残します。
えり足を極端に薄く刈るより、段差をなだらかにして横顔の球体感を出すと地肌の帯が目立ちにくくなります。
つむじ位置が高い人は、トップのレイヤーと前後の重心移動で“山”を作ると効果的です。
担当理美容師には「後頭部が割れて見えやすいので、分け目が直線にならない設計」と伝えると意思疎通がスムーズですよ。
本当に毛が減っている時のサインと受診の目安
「見え方」ではなく「本数」が減っている場合は、分け目の幅が短期間で広がる、前頭部や頭頂の密度が写真で明らかに下がる、といった変化が出ます。
円形の脱毛斑、赤みや強いかゆみ、痛みを伴う時は自己判断せず皮膚科へ。
AGAが疑われる場合は、医師と相談し、進行抑制の内服や外用といった標準治療を検討します。
後頭部まで薄くなるケースもゼロではありませんが、一般的には前頭〜頭頂のパターンが主流です。
毎月同条件で背面写真を撮り、見え方と本数の変化を判別していきましょう。
よくある質問
Q: 枕の摩擦で後頭部はげますか?
通常の睡眠なら心配しすぎなくて大丈夫です。
長時間同じ体位で頭部が強く圧迫される特殊な状況で起こる圧迫性脱毛はありますが、日常ではまれです。
Q: 絶壁だと帽子で悪化しますか?
長時間の強い圧迫や蒸れは地肌トラブルの原因になりますが、適度に休憩し通気を確保すれば致命的にはなりにくいです。
汗をかいたら早めに洗って乾かすことを習慣にしましょう。
Q: 後頭部もAGAで薄くなりますか?
一般には後頭部は保たれやすい領域です。
ただし個人差はあり、女性や一部のケースで後頭部の関与が示される報告もあります。
写真と診察で個別に評価してください。
Q: どの髪型が合いますか?
後頭部の丸みを演出する“重心づくり”が鍵です。
刈り上げを強くしすぎず、上から被せる長さとレイヤーで球体感を作り、分け目を直線にしない設計を意識しましょう。
Q: 受診の目安は?
地肌が急に広がる、円形が出る、炎症症状が強い、半年以上迷いが続く場合は皮膚科へ。
治療と並行して、ブローや分け目操作などの“見え方ケア”を続けると効果が読み取りやすくなります。
まとめ
絶壁頭そのものが薄毛の主因になるとは限らず、日常生活で後頭部の毛が恒久的に減る可能性は高くありません。
一方で、形と毛流と光の組み合わせで“薄く見える”ことは起こります。
だからこそ、ブロー・分け目・髪型でシルエットを整え、同時に写真で本数の変化を見極めましょう。
見え方の改善と原因の切り分け、この2本立てで進めると、不安よりも手応えが先にやってきますよ。
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