パントガールとは？ | 【頭美人】

一般的に髪が薄くなる抜け毛や薄毛は、男性特有の症状と思われがちですが、実は女性にも薄毛症状は決して少なくありません。

抜け毛が増えてしまうのは、男性でも女性でもホルモンバランスの乱れが原因の場合が多く、男性特有の抜け毛症状はAGA（男性型脱毛症）が有名です。

それに対して女性特有の薄毛症状は、FAGA（女性型脱毛症）と呼ばれます。

この記事で紹介する「パントガール」は、女性特有の薄毛症状であるFAGAの改善効果がある医薬品です。

パントガールとは？

パントガール（pantogar）はドイツで開発されたFAGAの治療薬です。

パントガールは、従来の育毛剤に多い頭皮に塗るタイプではなく、内服薬（飲み薬）です。

パントガールはドイツで誕生した薬のため、日本の市場にほとんど出回っていません。

そのため薬局で売っていることは少なく、主な購入ルートはインターネット通販です。
薄毛治療でパントガールを処方してくれるクリニックも多く存在します。

しかし、薄毛治療は基本的に健康保険適用外のため、通販で買ってもクリニックで処方してもらっても、価格は変わりません。

例外として、病気が元で薄毛になった場合もクリニックで処方される場合もあり、この場合は保険適用される場合もあります。

ちなみに、パントガールは一般的なインターナショナル版と、オーストラリアで処方されたオーストラリア版の２種類があり、成分配合が多少異なります。

パントガールの具体的な効果とは

パントガールは、女性特有の薄毛症状である、FAGAの治療薬です。

FAGAは、ホルモンバランスの乱れによって、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が不足することで起こります。

パントガールは、FAGAの改善を目的に開発された薬のため、ホルモンバランスの改善作用があります。

そのため、ホルモンバランスの改善に効果的な、ビタミンB１やパントテン酸カルシウムやL-システィンが配合されています。

上記でパントガールは２種類あると解説しましたが、インターナショナル版にのみ、薬用酵母が配合されています。

また、オーストラリア版はL-システィンが多く配合されている特徴があります。

ある調査では、FAGAの症状がある女性がパントガールを服用した結果、７割以上が抜け毛の軽減を実感し、その中の２割は発毛効果も実感したというデータがあります。

パントガール のデメリット

パントガール は現在のところ、副作用の報告はなく、副作用の心配のない薬です。

ただし、パントガールはホルモンバランスの乱れで発症するFAGAの治療を目的とした薬のため、ホルモンバランスの乱れ以外の原因で発症した薄毛症状に決定的な効果は期待できませんので、注意してください。
医師の処方をしっかり守りましょう。

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