- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 髪の講座
- >
- 抜け毛・薄毛の原因と対策
- >
- 若い時の髪の量で薄毛は決まる?科学でわかる本当の見分け方
本ページはプロモーションが含まれています
抜け毛・薄毛の原因と対策
若い時の髪の量で薄毛は決まる?科学でわかる本当の見分け方
Do you know if you are thinning with the amount of hair when you are young?
若い時の髪の量で薄毛は分かる?噂の整理
若い時の髪の量だけで、将来の薄毛になるかどうかを正確に当てることはできません。
見た目のボリュームは、髪の本数だけでなく髪の太さや密度にも左右されるからです。
さらに、遺伝やホルモンの影響で起こる進行型の薄毛は、思春期以降なら早い人では10代や20代から始まることがあります。
つまり「若い頃に多かったから安心」「少なかったから将来も少ない」とは言えないのです。
毛量を決める2つの要素
毛包の数は出生前に決まる
髪は毛包という小さな器官から生えます。
毛包の数は胎生期にほぼ出そろい、生まれてから新しく増えることは基本的にありません。
そのため、のちに髪の本数そのものが劇的に増えることはなく、髪の見え方は別の要素にも影響されます。
密度と毛径は年齢で変わる
髪の密度は若年で高く、年齢とともに少しずつ低下しやすい傾向があります。
一方で髪の太さは、20〜40代にかけて太くなり、その後は細くなる人が増えます。
若い頃の「多く見える」「少なく見える」は、密度と太さの組み合わせの結果であり、将来の薄毛を単純には示しません。
若年の薄毛を見分けるポイント
男性の遺伝性の薄毛は、生え際の後退や頭頂部の薄さから始まることがよくあります。
女性では分け目が広がる、全体が薄くなるなどの出方が目立ちやすいです。
家族に若くして薄毛になった人がいる、細く短い毛が増えた、スタイリングで地肌の透けが急に気になるなどは、早めに確認したいサインです。
「抜け毛が多い日」の基準
ふだんの抜け毛は1日あたり50〜100本が目安です。
季節や体調、洗髪のタイミングで変動します。
ただし、急に増えた、数か月続く、まとまって抜ける、頭皮に赤みやかゆみがあるといった場合は、休止期脱毛や別の疾患の可能性もあるため要注意です。
いつ受診すべき?
生え際や頭頂の変化が写真で比較して進んでいる、分け目が広がり続ける、抜け毛が急増した、頭皮に痛みやフケが多いなどがあれば、皮膚科で相談しましょう。
専門医は、パターンや太さの分布、地肌の状態を観察し、必要に応じて拡大鏡や血液検査を用いて原因を絞り込みます。
原因に合った対策を早く始めるほど、結果に結びつきやすくなります。
今日からできる対策
毎月の写真で客観視する
同じ明るさと角度で、生え際とつむじの写真を毎月1回撮ります。
小さな変化に早く気づけます。
生活の土台を整える
睡眠と食事の乱れ、喫煙や強いストレスは、頭皮環境を不安定にします。
深く眠れる時間を確保し、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミン類を意識しましょう。
過度な牽引や高温の熱ダメージは避け、紫外線対策も習慣にします。
ヘアケアの基本を見直す
洗いすぎは乾燥や刺激の原因になります。
指の腹でやさしく洗い、濡れたまま放置せずドライヤーは低温で根元から素早く乾かします。
スタイリング剤は適量にし、夜はしっかり落としましょう。
医療的な選択肢を知っておく
進行型の遺伝性脱毛には、外用薬や内服薬などの標準治療が用いられます。
自己判断での薬剤使用は避け、年齢や体質、症状に合わせて医師と相談しながら進めるのが安心です。
FAQ
Q: 若い時に髪が多い人は、将来ハゲやすいのですか?
いいえ。
若い時の見た目の毛量は、髪の太さや密度にも左右されます。
将来の薄毛は、家族歴や初期サインの有無のほうが判断材料になります。
Q: 髪が細いと、ハゲやすいのですか?
髪が細い体質と、遺伝性脱毛は別の話です。
ただし、太い毛が徐々に細い毛に置き換わっているなら、進行のサインかもしれません。
写真や拡大観察で経過を見ましょう。
Q: 何本抜けたら異常ですか?
1日50〜100本は目安の範囲です。
急な増加が数か月続く、地肌にトラブルがある、分け目や生え際が変わるなどのサインがあれば受診を考えましょう。
Q: 何科に行けばよいですか?
まずは皮膚科です。
パターン性の薄毛か、一時的な抜け毛か、別の病気が隠れていないかを見極めます。
Q: 若いうちから始められる予防はありますか?
写真記録、睡眠と栄養、頭皮への過度な負担を避けることが基本です。
心配が強い場合は、早めに専門医で確認すると安心です。
まとめ
若い時の髪の量だけでは、将来の薄毛は決まりません。
毛包の数は生まれる前に決まり、年齢とともに変わるのは密度や太さです。
家族歴と初期サインを手がかりに、写真で客観視し、土台づくりと専門的なケアを早めに始めましょう。
不安は知識でほどけます。
今日からできる一歩を重ねていけば、数か月先の髪の印象は必ず変わります。
おすすめのアイテム 完全食TOKYO マルチビタミン&ミネラル

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
髪の講座
髪の講座