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フケが発生する原因と対策
フケは軽度?重度?今すぐわかる見分け方と正しい対処!
The mild dandruff and severe dandruff?
フケは軽度?重度?まずはセルフチェック
鏡を見るたび白い粉が落ちて気になると、つい強く洗ってしまいがちですよね。
ただ、フケは軽度と重度で対処が変わります。
最初に落ち着いて、「見た目」「範囲」「経過」「随伴症状」の4軸で確認しましょう。
見た目・範囲・経過・随伴症状で判断する
白く細かく、肩にパラパラ落ちる粉が中心で、赤みがほとんどないなら軽度の可能性が高い状態です。
一方、黄白色で湿り気があり、髪の根元や頭皮に貼り付く大きめのフケ、強いかゆみや赤み、ジュクつきがある場合は重度寄りです。
額の生え際や耳の周り、眉間などにも広がる、数週間以上続く、夜も眠れないほどかゆい、といったサインは自己流を中止して受診を考えましょう。
厚いかさぶた状に固まる、掻き壊して出血する、痛みやにおいがある、といった場合も無理は禁物です。
乾性フケと脂性フケの違いを整理
フケには大きく乾性と脂性があります。
見た目と季節、生活習慣で手がかりを掴みやすいですよ。
乾性フケの特徴と主因
白くて細かく、息で飛ぶほど軽いのが乾性フケです。
主な背景は頭皮の乾燥や洗いすぎ、熱いお湯、ドライヤーの近当てなどで、皮脂膜が薄くなりバリアが乱れやすくなります。
秋冬や空調の効いた季節に増えやすいのも特徴です。
脂性フケの特徴と主因
黄白色でやや大きく、根元にベタっと付くのが脂性フケです。
皮脂が多い体質や、すすぎ不足、油っこい食生活、睡眠不足、ストレスなどが絡みやすく、マラセチアという常在真菌の関与で炎症が起こることがあります。
梅雨〜夏など蒸れやすい時期に悪化しやすい傾向もあります。
軽度なら自宅で整える:正しい洗い方と日常ケア
軽度のうちに整えると、悪循環を断ちやすくなります。
ポイントは「洗いすぎない」「しっかり泡立てる」「十分にすすぐ」「乾かし方を見直す」の4点です。
回数と温度、泡立てとすすぎのコツ
洗う回数は基本1日1回で十分です。
お湯はぬるめに設定し、いきなり原液を頭皮につけず、手のひらでしっかり泡立ててから地肌に乗せます。
爪は立てず指の腹で“泡を転がす”ように洗い、側頭部→後頭部→頭頂部→生え際の順にムラなく。
すすぎは意識的に長めに取り、耳の後ろや襟足まで丁寧に流しましょう。
シャンプー後はタオルでやさしく水気を取り、ドライヤーは20cm以上離して小刻みに動かします。
シャンプー・ローションの選び方
乾性寄りなら、洗浄力が強すぎない処方を選び、洗った直後に頭皮用ローションで水分を補いましょう。
脂性寄りなら、すすぎ残しが出にくい泡切れの良いタイプを選び、地肌を中心にしっかり洗い流すことが大切です。
どちらのタイプでも香料が強いものや刺激感のあるものは避け、まずは低刺激を最優先にしてみてください。
季節の変わり目は一時的に悪化しやすいので、回数を増やすより「正確な手順」を守ることが近道です。
重度のサインが出たら医療へ
赤みやジュクつき、黄色い厚い付着、広がる皮むけ、強いかゆみで眠れない、数週間以上治まらない、といった場合は自宅ケアを中止しましょう。
脂漏性皮膚炎や乾癬など鑑別が必要なことがあり、医療用の外用薬が有効なケースがあります。
受診の目安と治療の概略
受診目安は次の通りです。
1つでも当てはまるなら早めに相談しましょう。
1:赤みが強い、あるいは湿って滲出している。
2:黄白色の大きなフケが根元に厚く付着している。
3:顔の生え際や耳の周り、眉毛など頭以外にも広がっている。
4:日常生活や睡眠に支障が出ている。
5:2〜3週間以上、同じケアでも改善しない。
治療は状態に応じて抗真菌外用薬や抗炎症外用薬などが選ばれます。
漫然と自己流を続けるより、原因と炎症の度合いを見極めて、短期でコントロールする方が結果的に負担が少なくなります。
悪化を招くNG習慣をやめる
熱いお湯や長風呂、爪で掻く、強いブラッシング、ドライヤーの近当てはバリアを壊しやすい習慣です。
整髪料を多用した日は特に丁寧にすすぎ、寝具や帽子は清潔に保ちましょう。
食事は極端な油・糖に偏らず、睡眠とストレスケアも忘れずに。
小さな積み重ねが、フケの戻りを防ぎます。
よくある質問
Q: 軽度と重度の境目は?
白く細かい粉が中心で、赤みが目立たず、数日で落ち着くなら軽度寄りです。
黄白色で大きめ、根元に貼り付く、赤みやジュクつき、広がりや長期化がある場合は重度サインです。
迷うときは受診の基準に照らして判断しましょう。
Q: 乾性と脂性が混ざる時はどうする?
生え際は乾燥、頭頂はベタつきなど混在は珍しくありません。
洗い方の基本は同じですが、乾燥部位には保湿を厚めに、ベタつく部位はすすぎを丁寧にと、部位別に調整すると安定しやすいですよ。
Q: 市販の薬用シャンプーは毎日使ってよい?
刺激感がなければ、表示に沿って継続使用が目安です。
合わないと感じたら一度お休みし、低刺激タイプへ切り替えて様子を見ましょう。
強い炎症や長引く場合は自己判断せず相談してください。
Q: かさぶた状に厚いフケはどう対処?
無理に剥がすと悪化しやすいため、自宅での力まかせな除去は避けます。
ジュクつきや痛みがある場合は早めに受診して、適切な外用治療とスキンケア指導を受けましょう。
Q: 子どものフケは受診すべき?
軽度なら洗い方の見直しで落ち着くこともありますが、広がりや赤み、かゆみで生活に支障がある場合は小児科や皮膚科へ。
自己流で長引かせるより、早めの判断が安心です。
まとめ
フケは「乾性か脂性か」「軽度か重度か」で対処が変わります。
白く細かな粉中心で赤みが少ないなら、洗い方と保湿を整えるだけで前に進めます。
黄白色で大きめ、根元に貼り付き、赤みやジュクつき、広がりや長期化があるなら、自己判断をやめて受診へ進みましょう。
必要以上に怖がる必要はありません。
正しい見極めと小さな生活改善で、今日から確実にコントロールできます。
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