- ヘッドスパ 頭美人 TOP
- >
- ヘアケア講座
- >
- 日常のトラブル
- >
- 食生活について
- >
- シーバックソーン(サジー)の効果を髪目線で解説!オメガ7と抗酸化で「乾燥」「紫外線」から守る
本ページはプロモーションが含まれています
食生活について
シーバックソーン(サジー)の効果を髪目線で解説!オメガ7と抗酸化で「乾燥」「紫外線」から守る
What is "Sea Buckthorn", a superfood that is highly effective for beautiful hair and anti-aging?
シーバックソーンとは?呼び名と基本
シーバックソーンは、サジーやシーベリーとも呼ばれる小さなオレンジ色の果実です。
ヨーロッパからアジアに自生し、果実・種子・葉に多彩な栄養が含まれます。
髪目線で大切なのは、脂質と抗酸化成分のバランスです。
果実由来のオイルにはオメガ7(パルミトレイン酸)、種子由来のオイルには必須脂肪酸のn-3/n-6が多く、さらにビタミンC・Eやカロテノイドなどの抗酸化成分が重なります。
「飲む」「塗る」の両面でビューティ食材として使われます。
ただし、何でも効く万能薬ではありません。
髪・頭皮で期待できることと、まだわからないことを切り分けて活用しましょう。
髪と頭皮にどう効く?エビデンスで読み解く
乾燥・パサつきに:オメガ7が皮脂膜と角層をサポート
頭皮のうるおいは、皮脂膜と角層の脂質バランスで決まります。
シーバックソーンの果実油に多いオメガ7は、皮膚や粘膜の乾燥ケアで研究されており、うるおい保持やバリアの働きを支えます。
この性質は、乾燥しやすい頭皮や、パサつく髪の手触り改善に役立つ可能性があります。
内側から摂るならジュースやサプリ、外側からなら洗い流さないトリートメントやブレンドオイルに数滴、という使い方が現実的です。
紫外線・酸化ストレス対策に:カロテノイドとビタミン群
髪と頭皮の「老け見え」を進める大きな要因が紫外線です。
シーバックソーンはβカロテンやゼアキサンチンなどのカロテノイド、ビタミンEを含み、酸化ストレスから細胞を守るはたらきが知られています。
ビタミンCはコラーゲン生成に関わるため、頭皮環境の土台づくりにプラスです。
紫外線の強い季節は、帽子・日傘と合わせて、内側から抗酸化栄養を重ねると相乗的に守りが固くなります。
「発毛」「白髪」への現状認識:過度な期待は禁物
レビュー論文には「毛髪構造の強化」などの言及もありますが、薄毛改善や白髪予防を直接証明した大規模臨床は不足しています。
期待できるのは、乾燥や紫外線などの間接要因を減らすことで、髪の質感や扱いやすさを底上げすることです。
すでに薄毛治療中の方は、医師の治療(外用ミノキシジル、内服薬など)を基本に、食事・睡眠・ストレス管理の土台にサジーを補助的に足すと考えるのが安全です。
ジュース・オイル・外用…形状別の選び方
果実油(果肉油)と種子油の違いを知る
果実油はオメガ7が豊富で、乾燥対策やエモリエントに向きます。
種子油はn-3/n-6などの必須脂肪酸が中心で、皮膚の脂質バランスに寄与します。
どちらが優れているというより、目的に合わせて選ぶのがコツです。
頭皮の乾燥・髪のパサつきが主訴なら果実油寄り、バランス重視なら種子油配合品という考え方がわかりやすいです。
ジュースで内側ケア、オイルで外用ポイントケア
ジュースはビタミンやポリフェノールをまとめて摂りやすく、朝のスムージーに大さじ1目安で混ぜると続けやすいです。
外用オイルは、タオルドライ後の毛先に1〜2滴をなじませるだけで、広がりを抑えやすくなります。
頭皮になじませる場合は、ごく微量を指先で薄く。
使用量が多いとベタつきや毛穴詰まりの原因になるため、少量から試すのが鉄則です。
酸化を避ける保管とブレンドの工夫
オイルは空気・光・熱で酸化します。
遮光瓶・低温保管・早めの使い切りを徹底し、単体が重いと感じる場合は、ホホバ油など酸化に強いオイルで希釈して使用感を調整しましょう。
安全性と注意点
胃のムカつき、外用刺激、相互作用に注意
酸味が強いジュースは、空腹時だと胃にしみることがあります。
水や乳製品で割り、食後に少量から。
外用はパッチテストを実施し、赤み・かゆみが出たら中止します。
薬との相互作用の可能性(抗凝固薬、低血糖薬など)や持病がある場合は、開始前に医療者へ相談しましょう。
妊娠・授乳中の十分なデータは限られるため、避けるか、医療者と相談のうえ最小量で。
失敗しない「選び方」チェックリスト
原料部位(果実油/種子油)の明記があること。
酸化対策(遮光容器、開封後の期限)が示されていること。
第三者テストや有機認証など、品質情報が開示されていること。
香料や刺激になりやすい精油を高濃度で含まないこと(敏感肌は特に)。
実践:髪に効かせる2週間トライアルプラン
1週目は生活の土台を整えます。
洗髪はぬるま湯、指の腹で1分の予洗い、ドライ前に毛先へオイル1滴。
朝はサジージュースをヨーグルトに混ぜ、紫外線対策(帽子・日傘)をセットに。
2週目は保湿と補修の強化です。
洗い流すトリートメントの放置時間を守り、ドライ直前に毛先2滴で広がりを抑制。
週2で頭皮用の導入美容液→軽くマッサージし、就寝前は枕カバーを清潔に。
この2週間で「まとまり」「パサつき」「ツヤ」の体感が得られるかを記録し、続ける・見直すを決めます。
FAQ
Q: サジー、シーベリー、シーバックソーンは何が違う?
呼び名が違うだけで、同じ植物を指します。
流通では「サジー」「シーベリー」が一般的です。
Q: 髪にはジュースとオイルどっちが良い?
内側の栄養補給が目的ならジュース、手触りやツヤの即効性なら外用オイルが便利です。
両方を少量ずつ取り入れると、乾燥期でもバランスよく対策できます。
Q: どれくらいの期間で体感できる?
個人差があります。
まずは2週間のトライアルで「まとまり」「パサつき」の印象をメモし、1〜3か月を目安に生活習慣も含めて調整しましょう。
Q: 薄毛や白髪に直接効きますか?
直接の大規模臨床データは乏しく、断定はできません。
乾燥や紫外線などの間接要因を減らすことで、髪の見た目の質感を底上げする狙いで使いましょう。
Q: 妊娠・授乳中や服薬中でもOK?
安全性データが限られるため、必ず医療者へ相談してください。
抗凝固薬や糖代謝に関わる薬との併用は特に注意します。
Q: 製品の選び方のコツは?
原料部位(果実油/種子油)、酸化対策、第三者テストの有無を確認。
外用は少量から、内服は製品ラベルの摂取目安を守りましょう。
まとめ
シーバックソーンは、乾燥対策と酸化ストレス対策に強みを持つビューティ食材です。
髪そのものを「生やす」万能薬ではありませんが、頭皮バリアと髪の手触りを底上げし、紫外線の季節でもまとまり・ツヤを守る味方になります。
ジュースで内側、オイルで外側から少量&継続で試し、生活習慣の土台と組み合わせて、あなたのベストバランスを見つけましょう。
おすすめのアイテム NaTruly 有機JAS認証 サジージュース

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします。
頭美人では、髪や頭についての気になる記事をご紹介!
日常のトラブル
日常のトラブル