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睡眠について
寝不足で髪がやせる?今夜から変える睡眠と美髪の科学!
Lack of sleep causes split ends and hair breakage! What effect does sleep have on hair?
睡眠は、髪の材料づくりと修復が進む「土台づくり」の時間です。
入眠後の前半に訪れる深いノンレム睡眠がしっかり確保できると、髪のハリやまとまりに差が出やすくなります。
「寝ても回復した感じがしない」「朝の髪がパサつく、うねる」という人は、まず最初の3時間を分断しないことから始めてみましょう。
睡眠は「髪の土台」をどう整える?
睡眠中、からだは修復モードになり、たんぱく質合成やホルモン分泌が活発化します。
この流れがスムーズだと、頭皮の落ち着きと髪の成長期のパフォーマンスが保たれます。
入眠後の深い睡眠と成長ホルモンの関係
深いノンレム睡眠が出やすいのは入眠直後の前半です。
この時間帯に成長ホルモンが多く分泌され、細胞の修復やたんぱく質合成が進みやすくなります。
結果として、翌朝の手触りやまとまり、うねりの出方に違いが出ます。
ヘアサイクルと慢性寝不足の関係
毛髪は「成長期→退行期→休止期」を繰り返しています。
慢性的な寝不足や睡眠の質低下が続くと、成長期の働きが弱まり、細くコシのない毛が増えたり、抜け毛が増えたように感じやすくなります。
一時的な徹夜よりも「連日化」が問題になりやすいので、まずは連鎖を止めることが大切ですよ。
誤解をほどく:22時〜2時より「最初の3時間」
「22時〜2時に寝ないと意味がない」という言い方は、現在では時刻固定の根拠が薄いと考えられています。
大切なのは、何時に寝ても入眠後の前半で深い眠りが十分に訪れることです。
時計よりも、寝つきを整える段取りに時間を使いましょう。
概日リズムの乱れと髪へのインパクト
交替勤務や夜型生活などで体内時計が乱れると、入眠の質・深さが安定しにくくなります。
起床時刻のバラつきが大きい、休日に昼まで寝だめをする、夜遅くまで強い光を浴びる、といった生活は髪の成長期の働きを鈍らせやすいサインです。
まずは「起床時刻の固定→朝の光→日中の活動量」を整えて、夜の深い睡眠を呼び込みましょう。
今日からできる「睡眠×ヘアケア」10の実践
毎日の積み重ねで、入眠後の前半を守る設計に変えていきましょう。
すべてを一度にやらなくて大丈夫。
できるところから始めればOKです。
1) 就寝2〜3時間前に入浴を終える
お風呂で体を温め、ゆるやかに体温が下がる流れをつくると、寝つきが安定します。
熱すぎる湯や長風呂は交感神経を高ぶらせやすいので控えめに。
2) カフェイン・アルコールの“持ち込み”をやめる
寝る直前のカフェインや飲酒は眠りを浅くし、最初の3時間の質を削ります。
夜の楽しみはほどほどに、量とタイミングを見直しましょう。
3) 照明・音・温湿度を整える
就寝1時間前からは明るさを落とし、寝室は暗く静かで快適な温湿度に保ちます。
騒音が気になるときは耳栓やホワイトノイズの活用も有効です。
4) ブルーライトと通知を切る
スマホ・PCは就寝1時間前に閉じ、ナイトモードや機内モードで睡眠の分断を予防しましょう。
ベッドに端末を持ち込まないだけでも、寝つきの質は上がります。
5) 髪は根元まで完全に乾かす
濡れた髪はキューティクルが開き、繊維としての強度も下がります。
摩擦で傷みやすいため、必ず根元までしっかり乾かしてから眠りましょう。
タオルドライ→温風→冷風の順で整えると手触りが変わります。
6) 枕まわりの衛生と素材を見直す
枕カバーはこまめに交換し、摩擦を抑える滑らかな素材を選びます。
寝返りのたびに生じる摩擦を減らすと、パサつきや枝毛の予防に役立ちます。
7) 結ぶなら“ゆるめ・低め”
硬いゴムや高い位置での強い結び目は、睡眠中の牽引ダメージにつながります。
ゆるく、低い位置でまとめるのが安心です。
8) 朝のスケジュールを固定化する
起床時刻と朝のルーティンをそろえると、体内時計が整い、夜の寝つきも安定します。
休日も大きく崩さないのがコツです。
9) 日中の光と活動量を増やす
午前中の自然光と適度な運動は、夜の深い睡眠を後押しします。
散歩や階段の利用など、小さな積み上げでOKです。
10) 休養感が乏しい時は“環境→行動→時間”の順で微調整
まず寝室環境、次に就寝前行動、それでも難しければ就寝時刻を少しずつ前倒しに。
一気に変えず、小さな成功体験を重ねましょう。
女性特有のゆらぎに合わせた工夫
月経前後や更年期は睡眠が浅くなりやすく、乾燥や広がりなど髪の質感変化を感じやすい時期です。
低刺激の保湿ケアを優先し、寝具との摩擦を抑える工夫を取り入れてみましょう。
無理なセルフケアで悪化させないよう、異常を感じたら早めの相談が安心です。
受診の目安と注意喚起
短期間で抜け毛が急増した、分け目が急に広がった、円形の脱毛斑、強いかゆみや痛みがある。
こうしたサインがあれば、皮膚科や専門クリニックに相談しましょう。
生活習慣の調整だけでは対応が難しい疾患型の脱毛もあるため、自己判断の過度な施術や民間療法に偏らないでください。
FAQ
Q: 何時間寝れば髪に良い?
個人差はありますが、まずは6時間以上を目安にしつつ、朝に休養感があるかを指標にしましょう。
大切なのは量と質の両立、特に入眠後の前半を分断しないことです。
Q: 仮眠は髪にプラス?
15〜20分程度の短い仮眠で眠気を整えると、夜の深い睡眠が確保しやすくなります。
夕方以降の長い仮眠は避けましょう。
Q: 夜シャンと朝シャン、どっちが良い?
夜に汚れと皮脂をリセットし、根元まで完全乾燥してから寝るのが安心です。
朝のみの洗髪で濡れたまま外出する習慣はダメージの原因になります。
Q: 濡れたまま寝るとどうなる?
キューティクルが開いたまま摩擦を受けやすく、枝毛や切れ毛の温床になります。
必ず乾かしてから就寝しましょう。
Q: 枕カバーはどれくらいで交換する?
皮脂・汗・スタイリング剤が付着しやすいため、こまめな交換がおすすめです。
摩擦の少ない素材を選ぶとまとまりが変わります。
Q: いつ受診すべき?
抜け毛の急増、円形の脱毛、強いかゆみや痛み、赤みなど異常があるときは受診の合図です。
無理をせず、早めに専門家へ相談しましょう。
まとめ
美髪づくりは「何時に寝るか」より「入眠後の深い睡眠を守れるか」です。
最初の3時間を分断しない設計に変えるだけで、髪の立ち上がりやまとまりは着実に変わります。
濡れ髪就寝をやめ、枕まわりと朝のリズムを整え、あなたの生活に合う“続く習慣”を今夜から始めていきましょう。
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